ちょっと重いレンタルサーバーを使っているので少しでも画像を軽くしたい、サーバーは軽いのでさらに画像も軽量化してユーザビリティーを向上させたい、検索エンジン対策として画像軽量化したい・・
でも、写真を毎回修整するのは手間、簡単に軽くしたい・・・
これらの希望や問題を同時に解決するには、便利なプラグイン「EWWW Image Optimizer」を活用しましょう。インストールも作業もとても簡単、では早速はじめましょう。
EWWW Image Optimizerのインストール・設定
WordPress管理画面より「プラグイン」→「プラグインを追加」画面で、プラグイン名のEWWW Image Optimizerを入力し、インストール→有効化しましょう。
有効化したら、次に設定確認をしましょう。「設定」→「EWWW Image Optimizer」をクリックします。
設定画面を開きます。
設定画面確認
基本的には、プラグインをインストールした初期設定状態でも利用できます。
「Basic」では、「これにより、すべてのメタデータが削除されます:EXIF 、コメント、カラープロファイル、ピクセルデータではないもの。」欄にチェックが入っているか、確認しましょう。
効率アップ!
フリー画像などを利用する場合、不要な情報などが付加されていることもありますので、ここにチェックを入れれば不必要なデータを削除する手間が省けます。それでは次に、「Convert」をクリックします。
「コンバージョンリンクを非表示 」にチェックが入っていないときは、チェックを入れ「変更を保存」しましょう。
予想外のふるまいをストップ!
ここにチェックを入れない場合、JPGをPNGへ、あるいはPNGをJPGへ自動的に変換し、予想していない形式で画像が保存される可能性があります。この機能をストップすれば、適正な画像管理を行えます。
これで設定は完了です。
利用方法1:自動で画像ダイエット
普通どおり、画像をサーバーにアップロードしてサイト制作作業を進めてください。プラグインが自動で、画像データ削減、つまりダイエットを行ってくれますよ。
確認方法
「メディア」→「メディアライブラリ」を開きますと、画面右側にデータが表示されています。
この画像の場合、10.9%に当たる25.2KBを削減したことになります。

利用方法2:一括画像ダイエット
すでにサイトを稼働した後にプラグインをインストールしたときは、今までアップロードしている画像をデータ削減(ダイエット)したいですね。
その時は、画像を一括で削減する「一括最適化」を行います。「メディア」→「一括最適化」をクリックします。
最適化されていない画像をすべてデータ削減するときは、まず「最適化されていない画像をスキャンする」をクリックします。自らアップロードした画像のほか、WordPress付属の画像もデータ削減されます。
スキャンが終了したら「最適化を開始」して画像ダイエットを実行です。
「完了」で画像ダイエット作業は終了です。お疲れ様でした!
念のため、公開されているページの表示など確認しておきましょう。
まとめ
画像のデータ削減は、プラグインを使えばあっという間にできる効果的なサイト改善方法です。
今後は、スマートフォンからのアクセスも増え、小さい画像データながら奇麗に早く表示することがますます大切になっています。
ユーザー側の視点に立ったまめなサイト改善は、翻って自社サイトの検索エンジン対策になり、さらにアクセスが増えるという好循環を生み出すポイントです。
ぜひ、サイトの改善・管理などでプラグイン「EWWW Image Optimizer」を活用してみてください。
この記事を書いた著者

- ITサポート/コンサルティング/コンテンツプロデュース
- 株式会社ストレン 代表取締役社長
MCP,2級知的財産管理技能士
GAIQ(Googleアナリティクス個人認定資格)
【仕事略歴】早稲田大商卒。東証一部精密機器メーカー、レコード会社を経て独立後、2001年に動画配信(ストリーミングサーバー)レンタルサービス「ストレン」を立ち上げ、マイクロソフト認定パートナーとしてサーバー構築・運用からPRまで全般に携わる。2015年、東証マザーズ上場企業・お客様と合意のもと、上場企業サービスへ移行していただき同ビジネス終了、以降はITサポート・コンサルティングとして企業の支援に。
当サイトでは、ホスティングビジネスの経験を踏まえ、ユーザー視点でレンタルサーバーやECサービスの評価をし、これから始めたい・切り替えたい方の立場に立った記事・評価・比較情報をお届けします。
【趣味】プロ野球/MLBなどスポーツ、そして映画・音楽好き(主に洋楽)。