SSL証明書ブランド「SecureCore」では、マルウェアやフィッシングURLの存在を毎日自動的に診断する機能「セキュリティ診断」を利用できます。サイトシールに表示することでユーザーにサイトの安全性をアピールすることが可能です。
年額 | プラン | サイトシール | 特徴 |
41,800円 | SecureCore 企業認証SSL |
〇 | 実在証明型 |
こんな方におすすめ
- 自社サイトを安全・セキュアにしたい
- レンタルサーバー会社にはないSSL証明書が欲しい
- 信頼できる会社でSSL証明書を購入したい
SSL BOX(エスエスエルボックス)とは?
ホームページを運用するときに、特に重要になっていますサイトのセキュア化、いわゆるSSL対応は、企業ですぐに対応すべき課題になっています。
このページでは、レンタルサーバー・ドメイン販売を行っているネットオウル株式会社が運営するSSL証明書販売の「SSLBOX」について解説します。
SSLとは?
インターネット上にあるホームページと、サイトを閲覧するクライアントPCやスマートフォンなど端末間の通信を暗号化するセキュリティ対策のことです。(画像:SSLBOXより引用)
例えば、お客様がサイトのお問い合わせフォームに入力・送信した情報を暗号化して、事業者に送信するなど安全に配慮したネット環境にすることで、ユーザビリティの大幅な向上につながります。
またもう一つの役割として第3者認証機関が発行する、企業が実在するか「実在証明」ができるSSL証明書もあり、特にネット販売での安全性確認に貢献しています。
ココがポイント
SSL対応されたサイトの見分け方は、サイトアドレス https://ドメイン名のうち、頭の部分にsがついていれば対応していますよ。
なぜ今、SSLが必要か?
SSL化にはサイトを利用する方の情報を保護するという最大の目的があります。
さらに、世界最大の検索エンジンを運営するグーグルが、自社ブラウザ クロームにおいて、SSL化対応をしていないサイト(http://ドメイン名)をすべて「危険なサイトとして警告を表示する」と2018年2月に発表しました。
つまり、SSL化していないサイトはすべて危険なサイトとして表示されることで、集客にマイナスの影響があると同時に、ブランド価値を大幅に既存するリスクが高くなっています。
そして、サイトをすべてSSL化する「常時SSL」では検索エンジン対策に有利な可能性もあり、SEOの観点からもSSL化は対策が必要です。
主なチェックポイントは?
- 認証レベルの違いで3種類ある?
- SSL証明書取得までの流れを知る
- SSL証明書を決める
1:認証レベルの違いで3種類ある?
SSL証明書といっても、大きく分けて2つに大別され、さらに細かく分類すると3種類があります。
通信を暗号化することが目的の「ドメイン認証型」、通信暗号化に加えて企業の実在証明も行う「企業認証型」、そして企業認証型のうち、さらに厳格に認証を行う「EVタイプ」の3つです。
SSL証明書一覧表
3つのSSL証明書を特徴別に分類した一覧表です。
ドメイン認証型 | 企業認証型 | 企業認証型 EVタイプ |
|
主な目的 | 通信の暗号化 | 通信の暗号化 企業の実在証明 |
通信の暗号化 企業の実在証明 |
年間コスト | 無料・数千円~ | 1万円~10万円 | 5万円~20万円 |
信頼性 | 普通 | 高い | 極めて高い |
サイトシール | × or 〇 | 〇 | 〇 |
主なブランド | Let's Encrypt ジオトラスト ラピッドSSL Comodo SSL Secure Core Core SSL |
Secure Core シマンテック |
Secure Core EV シマンテック EV |
通常の個人・企業サイトではドメイン認証型で対応できますが、ネットショップなど実在証明を行いたい場合は、ニーズに応じて企業認証型、さらになりすまし対策にも有効な上位のEVタイプを検討したいところです。
セキュリティ診断とは?
サイトに悪意のあるウィルスなどが仕組まれていないか?あるいは詐欺などフィッシングサイトの可能性はないか?などユーザーの安全性を脅かすサイトが増加しています。
そこで、ドメインや企業実在に加えて、サイトの安全性を検証する「セキュリティ診断」が、SSL証明書ブランド「SecureCore」に加わりサイトシールもアップグレードされました。
■対象のSSL証明書
SecureCore ドメイン認証SSL
SecureCore 企業認証SSL
SecureCore EV SSL
当証明書に申し込めば、SSL証明書で使用されるホスト名に存在するホームページ・Webサイトについて、マルウェアやフィッシングURLの存在を毎日自動的に診断します。さらにサイトシールで「セキュリティ診断済」を掲載し、サイト閲覧ユーザーに安全性を通知することも可能です。
■ 仕様
解析方法 | Webアクセスによるページ検査 |
解析ページ数 | 30ページ |
巡回スケジュール | 1日1回 |
マルウェア検知 | 〇 |
フィッシングURL検知 | 〇 |
公開サイト | 〇 |
非公開サイト | - |
ココがポイント
問題が検知されれば、専門の管理画面で確認でき、登録されたメールアドレスに通知もされます。被害が起きてからでは金銭的リスクもブランドも大きく毀損しますので、まさかに備えておきましょう。
2:SSL証明書取得までの流れを知る
1:SSLBOXでSSL証明書を購入する場合は、最初にネットオウルIDを新規取得します。
2:メンバー管理ツールにログイン後、「 SSLボックス管理 」-「 新規取得 」より、 自社に必要なSSL証明書を購入します。
決済には、ネットオウルのサービス全体で利用できるプリペイド決済、もしくはクレジットカード決済が可能です。
3:SSL証明書を決める
ドメイン認証型、企業認証型、企業認証型EVタイプそれぞれの種類、料金です。
さらに詳しくは、SSLBOXへ。
気になるポイントは?
- 契約しているレンタルサーバーにないSSL証明書を購入できます。
- セキュリティ診断は、特に管理者側での設定は必要ありません。
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まとめ
サイトをよりセキュアに
「SSLBOX」は、サイト運営に欠かせないSSL証明書を低価格で購入することができるサービスです。
無料SSL証明書(Let's Encrypt)をはじめ、3つの認証レベルの証明書をオンラインで取得できますので、サイトを安全に運用するために、そしてお客様の情報を守るため早めに導入しましょう。
記事作成者プロフィール

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株式会社ストレン 代表取締役社長
MCP,2級知的財産管理技能士
おすすめ情報サイト「マイベスト」レンタルサーバー・ドメイン監修
当サイトはホスティング業経験から、レンタルサーバー・ドメイン・ワードプレステンプレートを比較評価し、始める・切り替える方の視点で情報をお届けします。
【仕事略歴】早稲田大商卒。東証一部精密機器メーカー、レコード会社を経て2000年 動画配信レンタルサービス「ストレン」起業、マイクロソフト認定パートナーとしてサーバー構築・運用・PR等に携わる。2015年、東証グロース上場企業・お客様と合意の上、上場企業移行後に同ビジネス終了、以降はITコンサルティングとして支援に。
【趣味】プロ野球/MLBなどスポーツ、映画・音楽好き(主に洋楽)