ドメインとは?1分でわかるドメインの基礎知識!取得方法など販売会社の選び方も

2020年7月29日

初心者でも1分でわかる!ドメインとは?取得方法は?販売会社の選び方

ホームページを置くレンタルサーバーと同じくらい、とっても大切なドメイン
このページではドメインの意味など初心者の方にもドメインを分かりやすく説明、そしてドメインを購入できる販売会社の価格を比較した一覧ページへのリンク、さらに応用編として検索エンジン対策(SEO)に役立つ中古ドメイン・プレミアムドメインの解説を行っています。

【ドメイン】はホームページの住所

レンタルサーバー 【ドメイン】はホームページの住所

ホームページはどこにあるの?

友達の家を探す時は、東京都世田谷区とか広島市西区とか住所をグーグルマップなどで探しながら伺いますよね。
インターネット上にあるホームページも、住所を探してアクセスすることは同じなのですが、2つ都合の悪いことがあるんです。

レンタルサーバー ドメインがないと覚えにくい1つ目は、インターネット空間はどこでも自由にホームページを置けるので、ホームページを作る前に“住所”が決まるわけではないこと。家だと建てようとしたときに、住所は自然と決まるんですけどね。

2つ目は、とりあえず公開したホームページの“住所”が、人が覚えにくい数字の羅列・・たとえば193.173.XX.XXのような“住所”になることです。この数字をIPアドレスといいます。

ココがポイント

例えば、ホームページの住所・場所も確定せず、その住所も覚えにくい・・・となると思わず頭を抱えてしまいます。この悩ましい問題を解消する方法がありますので、次に解説しましょう。

2つの問題を解決する方法

レンタルサーバー契約で“住所”を確保

1つ目の都合の悪いことを解消する方法は、インターネット上の無限の空間に自分のホームページを置く場所を決めることです。

ココがポイント

その方法とは、ホームページを置く場所であるレンタルサーバーを契約すること。

レンタルサーバーにはネット上の“住所”を特定するために、IPアドレスが割り当てられていますので、契約したレンタルサーバー内にホームページを立ち上げれば、人が覚えにくい数字の住所、つまりIPアドレスはとりあえず決まりますので、1つ目の問題は解決します。

“住所”を分かりやすくすアイデアとは?

レンタルサーバー ドメインで住所がわかりやすくなるそして、2つ目の都合の悪いこと、つまり人が覚えにくい数字の羅列の“住所”=IPアドレスの問題はどうするか・・・・ここでドメインの登場です。
ホームページ・WEBサイトの“住所”を覚えやすい英数字や日本語で作れたら・・・
domain.comレンタルサーバー.netのように、数字の羅列のIPアドレスに置き換えられたとしたら格段に記憶に残りやすくなりますよね。

このように覚えやすいホームページの“住所”のことを“ドメイン”と言います。

ココがポイント

IPアドレスとドメインがあるのは分かりましたが、別々のものです。そこで、人が覚えにくいIPアドレスと、覚えやすいドメインを関連づけられれば2つ目の問題も解決します。ここでDNSの登場です。

DNSはIPアドレスとドメインの道先案内人

レンタルサーバー DNSは道先案内人DNSとは、ドメインネームシステム(Domain Name System)の略で、IPアドレスとドメインを関連付ける、今のインターネットにはなくてはならないシステムなのです。
DNSに登録することで、IPアドレス 193.173.xx.xx =レンタルサーバー.netとなり、これでやっと人がアクセスしやすい“住所”になることで、アクセスが増え大勢の人が訪れる活気のあるホームページにすることができるのです。

DNSはいわば、インターネットの道先案内人といったところでしょうか。

ココまでのまとめ

レンタルサーバーを借りればIPアドレスが決まり、DNSに登録すればIPアドレス=ドメインとなり、ホームページの住所が分かりやすくなります。

ドメインはどこで取る?取得方法?

ドメイン取得方法

ホームページの住所の仕組みは分かりました。
次に「じゃどこでドメインを取るの?」「どうやって手に入れるの」という疑問が湧きます。

ドメインを取得する方法には2つあります。

1つ目は、レンタルサーバーを借りればその中にセットになっているもの。この場合は、レンタルサーバー会社が準備してくれるケースが多いので楽ですね。

2つ目は、ドメインを販売している会社から購入する方法です。

国内には複数のドメイン販売会社があり、そこでドメインを購入して、DNS登録をするという流れになります。

ドメイン販売会社の選び方

ドメイン販売会社によって、ドメインの販売価格の違い、そして系列のレンタルサーバー会社があり設定がしやすい・相性がいい、という2点がポイントですので、この点に注意しながら好きなドメイン販売会社から購入しましょう。

ココがポイント

ドメインは年一括払いで返金はないので慎重に選びましょう!!

なお、複数のドメイン(サイト)を運用する場合は、管理画面が各社にばらつきますと大変ですので、ある程度まとめたほうが管理はシンプルになります。

さらに詳しく

ドメインには複数の種類があります。

1:国コードトップレベルドメイン
国や地域別に割り当てられたドメイン(ccTLD)で、ネットでよく見る「.jp」もこれに該当します。

2:分野別トップレベルドメイン
gTLDは、地理的な制限はなく世界中どこからでも登録できるドメインです。用途別に分類されていて、comは商業組織用、bizはビジネス用、mobiはモバイル関係用などとなっていますが、だれでも自由に取得できます。

3:属性型・地域型JPドメイン名
一つの組織が一つだけ登録できる属性型JPドメイン名(法人などのco.jp、大学などのac.jp)と、市区町村名と都道府県名で構成された地域型ドメイン名(例:SHIBUYA.TOKYO.JP )です。
地域型ドメイン名は個人でも登録でき、一つの組織や個人が登録可能なドメイン名は一つのみです。

基礎 : 一般的なドメインを新規購入

レンタルサーバー 新規ドメイン購入

主なドメイン販売会社の価格早見表

日本国内の主要ドメイン販売会社の概要がわかる解説や、ドメイン取得・更新価格を並び替えて比較できる「ドメイン取得更新料金比較表 & 販売サービス8社概要」ページでさらに詳しくご確認ください。

詳しくはこちら!

ドメイン取得料金・更新価格・年間維持費用比較一覧&販売サービス8社概要
参考ドメイン取得料金・更新価格・年間維持費用比較一覧&販売サービス8社概要

ブログ・サイト運用やメールアドレスなど、ネットビジネスには欠かせないサイトアドレスを意味する「ドメイン」。ドメインは基本的に利用し続けるため毎年更新しますので、低価格のドメインを購入することは1年ごと ...

続きを見る

ポイント

ドメイン販売会社によって、価格はもちろん取扱ドメイン数や支払い方法など違ってきますので各社の特徴を知って、取りたいドメインを決めて契約しましょう。

また、ドメイン会社がレンタルサーバーサービスを運用しているケースも多く、管理画面で簡単にDNS登録ができる、反映が速いなど相性がいいので、このあたりも気をつけたいところです。

応用 : 中古/プレミアムドメイン購入

レンタルサーバー 中古・プレミアムドメインの活用

主なドメイン販売会社

アクセス中古ドメイン

新規ドメインは、検索エンジンがデータ収集するまで時間がかかるという欠点があり、一日も早く上位表示をさせてビジネスの成果を上げたい場合は、中古ドメインを購入し“時間を買う”、“評価を買う”のが有効です。

しかし気をつけたい点は、マイナスの評価をもつ中古ドメインもあるということ。

そこで、中古ドメインに特化し、ドメインの検証・評価、適切な価格設定、在庫を持つ会社から中古ドメインを購入することが大切です。検索エンジン対策に有効な中古ドメインを専門に販売する「アクセス中古ドメイン」は、科学的目線で査定や評価をし、SEO効果があると見込めるドメインをラインナップしています。

さらに応用として新展開・PRを考えている方には選択肢の一つとなるでしょう。

ココがポイント

中古ドメインによるSEOには様々な意見があることも知っておきましょう。

レンタルサーバー 中古ドメインを活用する

メインサイトやサテライトサイトなどホームページに活用できる中古ドメインが常時1,500程度在庫あり。

【選び方・使い方】中古ドメインはSEO価値によって、下は数千円から上は5万円程度の価格差があります。数千円の中古ドメインはサテライトサイトに、そして2~5万円の評価の高い中古ドメインはメインサイトに活用すると早く効果が現れると見込まれます。

「アクセス中古ドメイン」では、被リンク数・参照元ドメイン数・トラストフロー(怪しいリンクがあるかどうか)など複数の項目から、パワーランクという独自指標によりブロンズ・シルバー・ゴールド・プラチナにわかりやすく分類していますので、価格や目的で選べばいいでしょう。

■ 中古ドメインをさらに詳しく

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お名前.com プレミアムドメイン

覚えやすい英単語を含むドメイン名や、短く覚えやすいドメイン名は【プレミアムドメイン】として、一般のドメインとは分けて販売されています。お名前.com プレミアムドメインでは、ブランディングに特に効果があるドメインを取得することができます。

レンタルサーバー プレミアムドメイン販売

購入の流れ】おすすめ一覧や検索から希望のドメインを探し、取得したいドメインをクリックし申し込みます。初回金額はプレミアムドメイン料金と、希望のドメインを管理している事業者からお名前.comに移管するレジストラ・トランスファー料金の合計になります。

ポイント】文字数の少ないドメインは高額になりますので、検索エンジン対策というよりは、自社が展開するサイトのブランディングに役立つケースでは、このプレミアムドメインがプラスに働く場合もあります。

まとめ

ドメインには複数の役割がある

以上、ドメインの仕組みから販売会社、基礎編として好きなドメイン取得・更新の価格比較、そして応用編として中古やプレミアムドメインの説明でした。

ドメインはただ単に住所の役割を超えて、アクセスを増やすためのツールにもなっています。ドメインを上手に活用し、ユーザーのアクセスしやすい賑やかなサイト作りに役立ててください。

記事作成者プロフィール

佃 直毅
佃 直毅
株式会社ストレン 代表取締役社長
MCP,2級知的財産管理技能士
おすすめ情報サイト「マイベスト」レンタルサーバー・ドメイン監修

当サイトはホスティング業経験から、レンタルサーバー・ドメイン・ワードプレステンプレートを比較評価し、始める・切り替える方の視点で情報をお届けします。

【仕事略歴】早稲田大商卒。東証一部精密機器メーカー、レコード会社を経て2000年 動画配信レンタルサービス「ストレン」起業、マイクロソフト認定パートナーとしてサーバー構築・運用・PR等に携わる。2015年、東証グロース上場企業・お客様と合意の上、上場企業移行後に同ビジネス終了、以降はITコンサルティングとして支援に。

【趣味】プロ野球/MLBなどスポーツ、映画・音楽好き(主に洋楽)