「VPSって便利そうだけど、毎月お金がかかるのが怖くて踏み出せない」・・・そんな悩みを持つ方に、嬉しいニュースがあります。
「無料XServer VPS」は、エックスサーバーが2025年7月10日にリリースした国内初の完全無料VPSです。初期費用も月額費用も文字どおり0円で、仮想専用サーバー環境が手に入ります。
無料XServer VPSの3つのポイント
- 国内初の完全無料VPS:エックスサーバー株式会社が2025年7月10日にリリース。国内シェアNo.1(W3Techs調べ・2025年7月時点)のレンタルサーバー運営会社が提供する国産VPS
- 2プランが完全0円:メモリ2GB/vCPU2コア/NVMe SSD 30GBと、4GB/3コア/30GBの2プランが初期費用・月額費用ともに0円。50種類以上のOS/アプリが申し込み時に自動インストール
- 制限あり・手動更新必須:ネットワーク速度30Mbps制限・サポートなし・2〜4日ごとの手動更新が必要。開発テスト・学習・有料版お試しに最適で、本番運用には有料版を推奨
この記事では、無料XServer VPSのスペック・制限・申し込み手順・活用シーンを詳しく解説します。
この記事でわかること
- 無料XServer VPSの正確なスペック・制限事項
- 有料プランとの具体的な違い5点
- 50種類以上のOS/アプリイメージの一覧と用途別おすすめ
- 申し込み手順(ステップ形式5段階)
- 「自分に向いているか」を判断するための基準
こんなお悩みはありませんか?

こんなお悩みを解決
- VPSを使いたいが、料金がかかるのが心配
- 無料VPSで本当に何ができるのか知りたい
- 有料VPSを契約する前に使用感を試してみたい
- AIツール(Dify・Claude Code等)をサーバーで動かしてみたい
無料XServer VPSとは?
無料XServer VPSとは:エックスサーバー株式会社が2025年7月10日より提供を開始した、国内初(同社調べ)の初期費用・月額費用が完全無料のVPS(仮想専用サーバー)。メモリ2GBと4GBの2プランから選択でき、50種類以上のOS/アプリイメージに対応している。
VPS(仮想専用サーバー)とは、物理サーバー上にユーザーごとの仮想サーバーを構築し、専用サーバーのように利用できるサービスです。OSの選択やアプリケーションの自由なカスタマイズが可能で、root権限も付与されます。共用レンタルサーバーと比較して、他のユーザーの影響を受けにくい点が特徴です。
エックスサーバー株式会社は国内シェアNo.1(W3Techs調べ・2025年7月時点)のレンタルサーバー「エックスサーバー」を運営する会社で、20年以上の運用実績と250万件超のサイト運用ノウハウを持っています(公式発表)。ISMS認証(ISO/IEC 27001)・プライバシーマーク取得済みで、セキュリティ管理体制も整っています。その同社が2025年7月10日、従来は有料が当たり前だったVPSを「国内初」の完全無料で提供開始しました。
無料XServer VPSのスペック一覧
2つの無料プランを比較
| プラン | メモリ | vCPU | ストレージ | ネットワーク | 月額料金 | 契約更新 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 無料プラン(2GB) | 2GB | 2コア | NVMe SSD 30GB | 30Mbps | 0円 | 4日ごと |
| 無料プラン(4GB) | 4GB | 3コア | NVMe SSD 30GB | 30Mbps | 0円 | 2日ごと |
※2026年5月18日時点の公式情報に基づく。最新情報は公式サイトでご確認ください。
ここがポイント
4GBプランは更新頻度が「2日ごと」とより短いため注意が必要です。2GBプランのほうが更新の手間が少なく、まずは2GBプランで始めるのが扱いやすいでしょう。
有料XServer VPSとの違い(5つのポイント)
無料プランと有料プランの主な違いは以下の通りです。有料版への移行を検討する際の参考にしてください。
| 項目 | 無料プラン | 有料プラン(参考) |
|---|---|---|
| 月額料金 | 0円 | 990円〜(税込) |
| ネットワーク速度 | 30Mbps制限 | 100Mbps |
| イメージ保存 | 非対応 | 50GBまで(標準) |
| メール送信(外部宛) | 制限あり | 可能 |
| サポート | なし | メール・電話対応 |
| 契約更新 | 手動(2〜4日ごと) | 自動更新 |
※2026年5月18日時点の公式情報に基づく。有料版の料金は最安プランを参考掲載。
50種類以上!利用できるOS・アプリイメージ一覧
無料XServer VPSの大きな魅力が、豊富なOS・アプリイメージです。申し込みと同時に選んだアプリが自動でインストール・構築されるため、コマンド操作が苦手な方でもすぐに使い始められます。
注目:AIツール系アプリイメージ
2025年以降、生成AIの普及に伴いAIツール系のイメージが大幅に追加されました。
- Claude Code(Anthropic):ターミナルから自然言語でコードを書く・バグ修正・開発を自動化できるAIコーディング支援ツール。4GBプランで利用可能
- Dify:ノーコードでAIアプリを構築できるオープンソースプラットフォーム。4GBプランで利用可能
- n8n:200以上のWebサービスと連携できるオープンソースのワークフロー自動化ツール。2GBプランで利用可能
- Gemini CLI(Google):コマンドラインで動くGoogle製のAIコーディングツール。4GBプランで利用可能
- OpenClaw:Discord・Telegram経由でサーバー操作や自動化が行えるAIエージェント。2GBプランで利用可能
- Codex CLI(OpenAI):コマンドライン対応のOpenAI製AIコーディング支援ツール。4GBプランで利用可能
ゲームサーバー系アプリイメージ(主要タイトル)
- Minecraft各種バリアント:Java版・統合版・Forge・Spigot・Fabric・Paper・Purpur・NeoForge・Mohist・SpongeVanillaに対応。2GBプランで利用可能(モッドサーバーは4GB推奨)
- Valheim / Factorio / Terraria:2GBプランで利用可能
- Core Keeper / Don't Starve Together / Unturned:2GBプランで利用可能
- Arma 3 / Assetto Corsa / Hytale / Team Fortress 2:4GBプランで利用可能
- 7 Days to Die / FiveM(GTA V) / Garry's Mod:4GBプランで利用可能(8GB以上推奨)
ブログ・開発・ビジネスツール系(一部)
| カテゴリ | 主なアプリ |
|---|---|
| ブログ・CMS | WordPress / WordPress(KUSANAGI) / Ghost / Drupal / Joomla! / baserCMS / MediaWiki |
| SNS・分散型 | Mastodon / Misskey / Bluesky |
| 開発ツール | Docker / Node.js / Laravel / Ruby on Rails / LAMP / LEMP / Dokku / Dokploy / Coolify |
| ビジネスツール | Nextcloud / Mattermost / Redmine / Zulip / Jitsi Meet |
| サーバー管理 | OpenVPN / Webmin / Zabbix / Pterodactyl / Jenkins / ArchiveBox / BackupPC |
| デスクトップ | Ubuntuデスクトップ(GNOME / LXDE) |
※アプリイメージは随時追加・更新されます。最新の一覧は公式OSイメージ一覧ページでご確認ください。
無料XServer VPSで何ができる?用途別おすすめ活用シーン
プログラミング学習・ポートフォリオ制作に
「Webアプリを作ったが、デプロイするサーバーがない」という学習者にとって、無料VPSは大きな選択肢になります。WordPress・LAMP・Node.js・Laravel等のアプリイメージを選べば、申し込み完了と同時にサーバー環境が構築されます。就職活動でポートフォリオを公開する際にも、0円でサーバーを確保できる点は実用的です。
AI・バイブコーディングの検証環境に
生成AIを活用したコーディング(バイブコーディング)の環境として、Claude Code・Dify・n8n・Gemini CLI等のイメージが利用できます(一部4GBプラン専用)。「ローカルPCのスペックが足りない」「常時起動の環境が欲しい」という場合に、コストをかけずに試せる点が魅力です。なお、AIツール系の多くは4GBプランでの利用が推奨されています。
ゲームマルチサーバー構築に
Minecraftなど複数人でプレイするゲームのサーバーを立てたい場合も、無料VPSが候補に入ります。各種Minecraftバリアントや、Valheim・Terraria・Factorio等のイメージを選択するだけで、複雑な設定なしにマルチサーバー環境が構築できます。ただし、2GBプランではMinecraft推奨スペックの下限に近いため、参加人数が多い場合は4GBプランや有料版の検討をおすすめします。
有料VPSを試す前のお試しとして
XServer VPSの有料版を契約しようか迷っている方にとって、同じ管理画面・アプリイメージを無料で試せる点は大きなメリットです。操作感・パネルの使いやすさ・アプリの起動感を確認してから有料プランに移行できるため、「契約してみたらイメージと違った」というリスクを下げられます。本格的な用途が決まったタイミングで、有料版へのアップグレードを検討してみてください。
無料XServer VPSのデメリット・注意点
無料で使えることに大きな価値がある一方、有料プランと比較した際の制限もお伝えします。
知っておくべき4つの制限
- 手動更新が必須:2GBプランは4日ごと、4GBプランは2日ごとにコントロールパネルから更新が必要です。更新を忘れるとサーバーが削除されます。なお、更新を自動化するスクリプト・ボットの利用は利用規約違反となります(公式確認済み)
- ネットワーク速度30Mbps制限:有料版(100Mbps)に比べると約1/3の速度です。学習・個人開発レベルでは問題ない場合が多いですが、高トラフィックの本番運用には向きません
- サポートなし:メール・電話サポートは利用できません。公式マニュアル・XServerコミュニティを活用することになります。マニュアルは充実しているため、独力で進める際の参考になります
- メール送信制限:VPSから外部への直接メール送信ができません。メール送信機能が必要なWebサービスには、SendGridなどの外部サービスとの組み合わせが必要です
そのほかの注意点として、イメージ保存(スナップショット)に非対応であること、将来的にIPアドレスがIPv6に移行する可能性があること(公式発表)を覚えておいてください。重要なデータは定期的に手動バックアップをおすすめします。
無料XServer VPSの申し込み方法・始め方(5ステップ)
申し込みはすべてWebから完結します。クレジットカード登録は不要で、メールアドレスがあれば始められます。所要時間は5分程度が目安です。
step
1公式サイトにアクセスし「無料ではじめる」をクリック
https://vps.xserver.ne.jp/free.php にアクセスし、「無料ではじめる」ボタンをクリックします。既存のXServerアカウントがある場合はログインから進めます。
step
2XServerアカウントを作成またはログイン
初めて利用する方はメールアドレス・パスワード等の必要事項を入力してアカウントを作成します。エックスサーバー(共用レンタルサーバー)やXServerドメインのアカウントと共通化されているため、既存ユーザーはそのまま利用できます。
step
3プラン・OS/アプリイメージを選択
2GBプランまたは4GBプランを選択し、利用したいOS(Ubuntu・AlmaLinux等)またはアプリイメージを選びます。例:Webアプリ学習なら「WordPress」または「Node.js」、AI検証なら「Dify(4GB専用)」、ゲームなら「Minecraft Java版」など。申し込み後もOS再インストールで変更可能です。
step
4利用規約に同意して申し込み完了
内容を確認し、利用規約に同意して申し込みを確定します。クレジットカードの登録なしで完了できます。申し込み完了と同時に選択したOS/アプリが自動インストールされます。
step
5コントロールパネルからサーバーを管理・定期更新
VPSパネルにログインして管理画面にアクセスします。サーバーの再起動・コンソール操作・OS再インストール等がブラウザから行えます。重要:2GBプランは4日ごと、4GBプランは2日ごとにパネルから手動更新が必要です。更新を忘れるとサーバーが削除されるため、カレンダーへのメモ等で管理することをおすすめします。
こんな人におすすめ/おすすめしない
無料XServer VPSがおすすめな方
- コストをかけずにVPS学習・開発を始めたい方:完全無料でroot権限付き環境が手に入る
- AIツール(Dify・Claude Code等)をサーバーで試してみたい方:アプリイメージ選択で環境が即座に構築される
- 友人とMinecraftや他のゲームのマルチサーバーを立てたい方:15種類以上のゲームイメージに対応
- XServer VPS有料版を契約する前に試したい方:同じ管理画面・環境で使用感を確認できる
一方で、以下の用途には向いていない点もお伝えします。
- 本番環境・商用サービスの運用:速度制限・サポートなし・手動更新の組み合わせは本番向きではありません。安定稼働が必要なら有料版が適切です
- メール配信サービスの構築:VPSからの外部メール送信が制限されています
- 大人数でのゲームサーバー(大規模):30GBストレージ・速度制限・スペックに限界があります
- サーバー初心者でサポートが必要な方:トラブル時に公式サポートへの問い合わせができないため、独力での解決が難しい場合は有料版を推奨
もし「本格的なVPSが必要」と感じたなら、有料プランへのアップグレードを検討してみてください。
よくある質問(FAQ)

無料XServer VPSに関するよくある質問と回答をまとめました。
本当に完全無料ですか?隠れた費用はありませんか?
はい、初期費用・月額費用ともに完全無料です。クレジットカードの登録も不要で始められます。ただし、追加ストレージ等の有料オプションは別料金が発生します。最新の料金体系は公式サイトでご確認ください。
無料VPSはいつまで使えますか?
現時点で公式から利用期限の明示はありません。ただし、2GBプランは4日ごと・4GBプランは2日ごとにコントロールパネルから手動更新が必要で、更新しないとサーバーが削除されます。将来的なサービス変更の可能性もあるため、定期的に公式の案内を確認することをおすすめします。
無料VPSで何ができますか?
50種類以上のOS・アプリイメージを使って、プログラミング学習環境の構築・AIツール(Dify・Claude Code等)の検証・Webサーバーの構築・ゲームマルチサーバー(Minecraft等)の運用・Nextcloud等のプライベートクラウド構築などが可能です。ただし速度制限・メール送信制限があるため、本番運用には向きません。
有料XServer VPSとの違いは何ですか?
主な違いは「ネットワーク速度(30Mbps vs 100Mbps)」「イメージ保存の可否」「メール送信の可否」「サポートの有無(無料版はなし)」「契約更新方式(無料は手動・有料は自動)」の5点です。スペック面では有料版のほうが上位プランも選択でき、最大96GBメモリ(有料64GB+無料ボーナス32GB)まで対応しています。有料版の詳細はこちら。
無料VPSの申し込みにクレジットカードは必要ですか?
無料プランの申し込みにクレジットカードの登録は不要です。メールアドレスがあれば申し込みできます。操作でわからないことがあった場合は、公式マニュアルやXServerコミュニティ(https://community.xserver.ne.jp/)を参照するのがおすすめです。
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まとめ
無料XServer VPSはこんな方に向いています
無料XServer VPSは、国内シェアNo.1のレンタルサーバー運営会社であるエックスサーバー株式会社が2025年7月10日にリリースした、国内初の完全無料VPSです。
2GBまたは4GBのプランが初期費用・月額費用ともに0円で使えます。50種類以上のアプリイメージから選ぶだけで環境が自動構築されるため、VPS初心者でも取り組みやすい設計になっています。
一方で、手動更新の必要性(2〜4日ごと)・速度30Mbps制限・サポートなしという制限があります。「本番サービスの運用」には向いていませんが、「学習・検証・お試し」の用途であれば、コスト0で試せる選択肢として候補に入れてみてください。
記事作成者プロフィール

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株式会社ストレン 社長
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【プロフィール】
広島市出身,早稲田大学商学部卒
情報セキュリティマネジメント,G検定
SEO検定1級,2級知的財産管理技能士
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