【比較】月500円前後で高速・高機能おすすめの人気低価格レンタルサーバー

2024年1月11日

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【比較】月500円前後で高速・高機能の低価格サーバー5社、おすすめは? レンタルサーバー月500円前後5企業ロゴ

ホームページを活用したインターネットビジネスやネット通販・ECビジネスがますます盛んになり、サイトを持っていない、あるいは乗り換えたい個人や法人はホームページを持つ絶好の機会です。
個人では趣味やアフィリエイトなどネット配信の機会も増え、個人事業主・企業にとってはビジネス活動にWEBサイトはもはや欠かせません。

このページでは無料サーバーと違って広告なしで運用でき、月500円前後でレンタルが行えて、長期間の運用に必須のメールや無料SSLなどが含まれている5社レンタルサーバー比較を行います。(当サイト内の解説ページにリンク)

  • ロリポップ! → WordPressで初めてサイトを持つ個人・法人向け、運営会社の実績が大切
  • さくらのレンタルサーバ → WordPressでサイトを持ちたい、テスト環境がほしい、サポートが必要
  • コアサーバーV2プランサイト表示の速さは求めたい、とにかく高速サーバーを利用したい
  • カラフルボックスサイト高速表示は欠かせない、技術が好き・扱える、地域別バックアップは確保したい
  • スターサーバー → WordPressで高速サーバーを利用したい、ドメインも併せて購入したい

■ 5社選定の基準は?

  1. 月額500円前後の個人にも負担が軽い低価格
  2. WordPressが利用できる最も安いプランの比較・検証
  3. 無料SSLやメールなど運用に必要な機能は標準装備
  4. オプションメニューが豊富にある
  5. 市場やユーザーの評価が高い・話題性あり

レンタルサーバー月500円前後 目的・用途別

1:レンタルサーバー契約・運用に必要な機能比較

月額500円の低価格サーバー 契約・運用について比較
レンタルサーバー月500円前後5企業ロゴ

サーバー各社 ロリポップ! さくらの
レンタルサーバ
コア
サーバー
カラフル
ボックス
スター
サーバー
初期費用 0円 0円 1,650円 0円 *2 1,650円
お試し期間 10日 14日 30日 30日 14日
月額料金*1 418円 550円 528円 638円
528円(36カ月契約)
550円 
最低利用期間 1か月 3か月 1ケ月 1か月 3か月
ストレージ SSD 350GB SSD 300GB SSD 400GB SSD 150GB SSD 200GB
データベース 50個 50個 無制限 無制限 50個
無料独自SSL
Let's Encrypt

Let's Encrypt

Let's Encrypt

COMODO社

Let's Encrypt
転送量目安 無制限 無制限 無制限 6TB/月 21TB/月
転送量課金*3 無し
制限あり
無し
制限あり
無し
制限あり
無し
制限あり
無し
制限あり
リージョン選択
(東/西日本)
× × △ 予定 ×
自動
バックアップ
△ 330円/月 -
バックアップ
復元
無料 無料 無料 無料 -
プラン変更 上位のみ可
(2024/2/6~)
上位のみ可 ×

2024年4月12日現在の情報 色つき個所は高評価ポイント

*1 月額料金は契約期間12カ月(年一括払い)の比較。税込表示

ロリポップ:ライトプラン 7世代バックアップはオプション月額330円(税込) 復元は無料
さくらのレンタルサーバ :スタンダードプラン 
コアサーバー:V2プラン「CORE-X」、1カ月契約の場合は690円(税込)
カラフルボックス:BOX1 *2 初期費用について3か月以上の契約の場合無料。1ケ月契約の場合は2,200円(税込)
スターサーバー:スタンダードプラン 初期費用はキャンペーンで変動あり

*3 転送量課金

ロリポップ:著しい負荷が発生した場合、転送量の制限に関わらず一時的に同時接続数の制限等を行う場合あり
さくらのレンタルサーバ:目安値を大きく上回る、または短時間に転送量が大きく増加した場合、「503 Service Temporarily Unavailable」等のエラーが表示される(制限を受ける)
コアサーバー:規定転送量までは無制限で、それ以上はベストエフォート。規定転送量以上で、かつサーバー全体で負荷がかかっている場合は単位時間あたりの量を調整の場合あり
カラフルボックス:データ転送量の増加によりネットワークや他の顧客に影響が発生した場合制限がかかる場合あり
スターサーバー:目安数値を大幅に超過する転送量が発生する場合は、速度制限などの制限を実施する場合あり

初期費用・月額料金について

料金をできるだけ抑えたい低価格サーバーでは、初期費用0円は魅力です。

ロリポップ!・さくらのレンタルサーバはどんな契約でも0円、カラフルボックスは3か月以上の契約という条件付きで、コアサーバー・スターサーバーはキャンペーン期間中は0円になる場合もあります。

月額料金は、WordPressを利用できる上記で紹介しているプランでの12カ月契約比較では、ロリポップ<コアサーバー V2プラン<さくらのレンタルサーバ=スターサーバー<カラフルボックスの順で、ロリポップが最安です。

バックアップについて

サイトを始める方向けとしてバックアップ機能があれば安心です。自動バックアップ機能にはさくらのレンタルサーバコアサーバー V2プランカラフルボックスが基本サービスで、ロリポップはライトプランでは有料オプションで対応しています。スターサーバーにはバックアップ機能はありません。

また、地域を変えてデータを保全したいときは、カラフルボックスは東日本・西日本と地域を選んでバックアップすることも可能です。コアサーバー V2プランは対応予定です。

転送量について

アクセス集中などの転送量について超過した場合、さくらのレンタルサーバがエラー表示になるなどやや厳しめのスタンスではあります。

転送量無制限は、ロリポップ!コアサーバーさくらのレンタルサーバの3社で、その他の2社は月の転送量上限が設定されています。

最低利用期間について

ロリポップ!、コアサーバー、カラフルボックスの3社が最低利用期間1ヶ月さくらのレンタルサーバ、スターサーバーの2社が3か月とやや長めです。
無料お試し期間を上手に活用して、契約を決定するよう検証作業を進めるのがポイントです。

プラン変更について

ロリポップ!、カラフルボックスの2社が、上位下位ともにプラン変更を行えますので、利用が少ないときは低価格プランへ、容量が必要な時は上位プランへと柔軟な運用が可能です。

コアサーバーさくらのレンタルサーバ(2024/2/6~)は上位プランのみ変更が行えて、スターサーバーはプラン変更ができません。

2:主な仕様について比較

月額500円の低価格サーバー 基本的な仕様・機能比較
レンタルサーバー月500円前後5企業ロゴ

サーバー各社 ロリポップ! さくらの
レンタルサーバ
コア
サーバー
カラフル
ボックス
スター
サーバー
マルチドメイン 200 合計 200 *1 無制限 無制限 無制限
サブドメイン ドメイン毎に300 無制限 無制限 3,000個
メールアドレス数 無制限 無制限 無制限 無制限 1,000個
FTPアカウント 1 無制限 無制限 1+5
簡単インストール
アクセス解析
WordPress簡単移行 × × ×
WAF ×
ウィルスチェック
スパムフィルター
○/○ ○/○ ○/○ ○/○ ○/○
メール/チャット/電話サポート ○/○/△ *2 ○/○/● *3 ○/○/△ *4 ○/○/△ *5 ○/×/×

*1 契約当初に取得する初期ドメイン(○○.sakura.ne.jp)1個+独自ドメイン+独自ドメインのサブドメインの合計数。
*2 上位の「ベーシック」以上で電話サポート対応。
*3 コロナ対策のため電話サポートは休止中。
*4 最上位の「CORE-Z」で電話サポート対応。
*5 上位の「BOX7」以上で電話サポート対応。

サポートはメールが基本

マルチドメイン、サブドメインは増えれば増えるほどサイト&アクセスが増え、サーバーが混雑することから、低価格サーバーでは制限を設けているケースが多くあります。

サーバー移行に使用する「WordPress簡単移行ツール」は低価格サーバーでは標準では含まれていない場合が多く、移行の場合は各社の移行手順を確認しておくことが必要です。

さくらのレンタルサーバは、サポートが厚くこの4社の中の低価格プランでは唯一デフォルトで、電話サポートもあり、しかも通話料はかかりません(コロナ対策のため電話サポートは現在休止中、受付時間24時間365日のコールバックあり)。ロリポップ!コアサーバーカラフルボックスは上位プランで電話サポートが付属します。また、チャットの利用も増えており、スターサーバー以外ではチャットにも対応しています。

ココがポイント

サイトセキュリティのWAFは4社ともに対応、さらにコアサーバー V2プランカラフルボックスでは不正侵入防止や検知のIPS/IDSにも基本で対応しています。

3:サーバー仕様・高速化技術比較

月額500円の低価格サーバー 高速化技術比較
レンタルサーバー月500円前後5企業ロゴ

サーバー各社 ロリポップ! さくらの
レンタルサーバ
コア
サーバー
カラフル
ボックス
スター
サーバー
WEBサーバー Apache 2.4.x Apache2.4系+nginx *1 LiteSpeed *2 LiteSpeed *2 Apache2.4系+nginx *1
HTTP/2
HTTP/3 × × ×
RAID構成 RAID50
(SSD)
RAID10 *3
(SSD)
RAID10 *3
(NVMe SSD)
RAID構成
(ピュアSSD)
-
(SSD)
OPcashe *4 - △ APcu *5 ○+APcu ○+APcu -
PHP5/7/8 ×/○/○ ○/○/○ ○/○/○ ○/○/○ ○/○/○
CDN × ○ *6 × × ×
採用技術 モジュール版PHP
アクセラレータ

モジュール版PHP
PHP高速化機能
ストレージをSSD化
LiteSpeed PHP
FastCGI
LiteSpeed Cache
LSAPI
PHP高速化設定
PHP-FPM/FastCGI
オールSSD
ブラウザキャッシュ設定

*1 大量の同時アクセスの処理に最適化された静的コンテンツの配信に特化したWebサーバー
*2 Apacheと完全な互換性があり静的コンテンツ配信を高速化した次世代のWebサーバー
*3 RAID1のミラーリング&RAID0のストライピングによる高速で高い障害耐性を兼備する構成
*4 PHPの初回実行時の内容を最適化しキャッシュするPHPの高速化拡張モジュール
*5 APcuはPHPページの表示高速化機能で、PHPにて動的生成されるページデータを指定時間キャッシュします。
*6 CDN機能が使えるサービス。コンテンツブーストとして共用サーバーすべてで利用可能。

高速化についての取り組み

サイトの表示速度アップ、いわゆる早いサーバーかどうかは、Google検索で上位表示に必須の要件で、レンタルサーバー各社の大きな課題になっています。負荷テストなどでサーバー速度測定を繰り返し改善を施し、各社とも最速を目指しています。特にカラフルボックスは後発の強みを生かして、HTTP/3やLiteSpeedなど新しい技術を取り入れています。

新しい流れとして、CDN(コンテンツデリバリーネットワーク)と共用サーバーが連携して利用できるサービスがさくらのレンタルサーバ で導入されています。今後、他社の追随も予想されます。スピード競争からは今後も目を離せません。
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4:サイト内記事で詳しく

低価格レンタルサーバーを深堀する

個人用途としても、そして個人事業主や中小企業などビジネス用途でも十分対応する月額500円台の低価格サーバーは、格段にクオリティが上がっています。高速機能を中心に各社特色がありますので、導入前にチェックをしておきましょう。

各社サービスの解説ページはこちら

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5:まとめ

機能が進化した低価格サーバー

月額500円程度のレンタルサーバーも格段に進化し、運用に必要な機能はもとより、月額1,000円前後で1ランク上の高速サーバーにも引けを取らないサービスも出てきています。

個人では初心者から上級者まで、利用方法としては個人サイトやブログ・ポートフォリオなど、そして企業ではコーポレートサイト・ネットショップとしても利用できる月額500円台のレンタルサーバーは、必要な機能は確保しつつもコストダウンができる有益なサービスとなっています。

記事作成者プロフィール

佃 直毅
佃 直毅
株式会社ストレン 代表取締役社長
MCP,2級知的財産管理技能士
おすすめ情報サイト「マイベスト」レンタルサーバー・ドメイン監修

当サイトはホスティング業経験から、レンタルサーバー・ドメイン・ワードプレステーマ/テンプレートを中立の視点から比較評価し、始める・切り替える方の立場に立った情報をお届けします。

【仕事略歴】早稲田大商卒。東証一部精密機器メーカー、レコード会社を経て2000年 動画配信レンタルサービス「ストレン」起業、マイクロソフト認定パートナーとしてサーバー構築・運用・PR等に携わる。2015年、東証グロース上場企業・お客様と合意の上、上場企業へユーザー移行後に同ビジネス終了、以降はITコンサルティングとして支援に。

【趣味】プロ野球/MLBなどスポーツ、映画・音楽好き(主に洋楽)