対象ユーザー:初級/中級
初期費用 | 月額費用 | コース・プラン | ストレージ |
無料 | 198円 | V1プラン CORE-MINI | SSD 120GB |
こんな方におすすめ
- 低価格で超高速レンタルサーバーを使いたい
- 転送量を気にせず使いたい
- 企業用途にも耐えうるレンタルサーバーを契約したい
- 地震などに備えて遠隔地でバックアップ、自動バックアップしたい
VPS/クラウド並みのハイコストパフォーマンス
月額数百円でWordPressが利用でき、しかも高速・多機能というレンタルサーバー「CORESERVER(コアサーバー)」は、ドメイン取得サービス「バリュードメイン
」を行っているGMOデジロック株式会社が提供しており、東証一部上場のGMOインターネットのグループ企業でもあります。GMOデジロック株式会社は2011年7月にGMOインターネットグループに参加しグループの総合力を活かしています

コアサーバーの特徴は主に4つあります。
- 高速化対応・セキュリティ対応
- 企業利用を満たす豊富な機能
- リージョン選択ができる~遠隔地バックアップ~
- 個人でも手軽に始められる低価格設定
1:高速化対応・セキュリティ対応
「CORESERVER(コアサーバー)
」は、他社同価格のVPSやクラウド以上のパフォーマンスを実現すべく様々な対応を行っています。
サーバーハードウェアは全プラン最新のCPU、高速SSD導入、大容量メモリーを搭載し、アクセス集中時でも処理速度や表示スピードに影響を与えないよう独自チューニングしています。
インターネット回線は、国内最大級のバックボーンへ各サーバー10Gbpsで接続し常に快適なレスポンスを体現。全プラン転送量無制限もサイト管理者には嬉しいポイントで、画像・動画が多いサイト・プログラムの負荷がかかるサイトにはうってつけです。
高速化技術は、ページ速度が格段に向上し、Googleが推奨していることからSEOにも好影響を与えるとみられているHTTP/2、HTTP/3に対応。また、PHPに処理理速度をアップするための技術を取り入れています。
セキュリティは、無料SSL化(サイト暗号化)に対応。常時SSL化がセキュリティ面でも検索エンジン対策面でも重要になっている昨今、必須のサービスも当然利用できます。さらにドメイン毎で異なる証明書を使い分けるSNIにも対応しセキュリティの向上を図っています。
V1プラン一覧(従来プラン)
従来プランであるV1プランは、2021年1月18日にそれぞれ容量が増量されました。(CORE-MINI 60GB→120GB / CORE-A 120GB→240GB / CORE-B 240GB→480GB / CORE-C 500GB→960GB)
一覧表はクリック・タップで拡大表示されます。
V2プラン一覧 NEW
2020年1月18日リリースの新プラン「V2プラン」です。2021年2月19日に転送量(目安)がCORE-X 9TB → 10TB、CORE-Y 12TB → 20TB、CORE-Z 16TB → 30TBにそれぞれ増量となりました。
*1 規定転送量以上で、かつサーバー全体で負荷がかかるケースは単位時間当たりの量を調整する場合あり。 規定転送量までは無制限で、それ以上はベストエフォート。
*2 CPUの1コア相当のリソースを100とした場合の利用可能なリソース量。
V1 vs V2プラン サーバー仕様比較
従来のV1プランとV2プランでは、サーバー仕様が大きく異なっていますので、一覧して違いが分かる表で比較してみます。
仕様/プラン | V1プラン | V2プラン |
CPU+メモリ | CPU 最大28コア メモリー 最大384GB | CPU 最大64コア メモリー 最大512GB〜1TB |
ストレージ | ピュアSSD(RAID) | SSD(RAID10) |
WEBサーバー | Apache | LiteSpeed |
MySQLサーバー | 5.7系 | MariaDB 10.4系 |
HTTP/2 | 対応 | 対応 |
HTTP/3 | - | 対応 |
PHP | 7.1 + FastCGI + OPcache + APCu | 7.4 + LiteSpeed PHP |
設置場所 | 国内 | 国内 |
ネットワーク | 国内最大級のバックボーンへ各サーバー10Gbpsで接続 |

2:企業利用を満たす豊富な機能
「CORESERVER(コアサーバー)
」は、特にWordPressの運用を重要視し安定感のあるサイト運営と、コントロールパネルから簡単にインストールできる利便性が注目点です。
複数サイトを運営するために必要なマルチドメイン、サブドメイン数は月額198円のV1プランのCORE-MINIでも50個、CORE-A以上とV2全プランは無制限です。
データベース数、メールアドレスもV1プランのCORE-A以上とV2全プランで無制限で、個人利用・ビジネス利用いずれも問題なく運用できます。
そしてトラブルが起きた時は、ライブチャットでリアルタイムにサポートを受けることができるのも安心材料です。(平日9:30-17:30)
V1プラン一覧(従来プラン)
主な基本機能一覧です。下記のV2プランと同じ項目にしていますので比較してご確認ください。
機能/プラン | CORE-MINI | CORE-A | CORE-B | CORE-C |
ディスク容量 | 120GB | 240GB | 480GB | 960GB |
転送量目安 | 無制限 | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
マルチドメイン サブドメイン | 合わせて50 | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
メールアドレス | 200 | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
MySQL | 10 | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
サブFTPアカウント | 10 | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
WordPress | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
無料SSL | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
自動バックアップ | - | - | - | 〇 (15日分) |
電話サポート | - | - | 〇 | 〇 |
無料ドメイン(取得・更新) | - | - | - | - |
V2プラン一覧 NEW
主なV2プランの基本機能一覧です。
機能/プラン | CORE-X | CORE-Y | CORE-Z |
ディスク容量 | 300GB | 500GB | 800GB |
転送量目安 | 10TB | 20TB | 30TB |
マルチドメイン サブドメイン | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
メールアドレス | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
MySQL | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
サブFTPアカウント | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
WordPress | 〇 | 〇 | 〇 |
無料SSL | 〇 | 〇 | 〇 |
自動バックアップ | 〇 (3世代) | 〇 (15世代) | 〇 (15世代) |
電話サポート | - | - | 〇 |
無料ドメイン(取得・更新) | 1 | 1 | 1 |

3:リージョン選択ができる~遠隔地バックアップ~
「CORESERVER(コアサーバー)
」の大きな特徴に「リージョン選択」があります。
日本は、地震や災害が多く堅牢なデータセンターといえども万全とは言い切れないのが実情です。そこで、コアサーバーではサーバーの新規申し込み時に、東日本リージョンと西日本リージョンのいずれかを選べるサービスを行っています。
リージョン選択は全プランで選択できます。(V2プランは対応予定)
特徴1まさかに備え、複数のリージョン間でシステムの分散運用やバックアップができる。
特徴2災害(地震・風水害)が起こった時に、サーバーやネット上のサービスが完全に停止するリスクを極限まで下げる。
特徴3負荷分散・冗長化を複数リージョンがあることで実現でき、障害に強くなるメリット。
4:個人でも手軽に始められる低価格設定
企業ユースにも十分応えられるサービスですが、料金はとっても低価格。
12カ月の長期契約にするとメリットが大きい価格設定になっています。
V1プラン料金表比較
料金/プラン | CORE-MINI | CORE-A | CORE-B | CORE-C |
初期費用 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 |
1ケ月契約 | 381円 | 477円 | 943円 | 3,800円 |
3ケ月契約 | 1,048円 | 1,334円 | 2,752円 | 10,381円 |
6ケ月契約 | 1,905円 | 2,571円 | 5,514円 | 20,857円 |
12ケ月契約 | 2,381円 | 4,762円 | 9,428円 | 38,000円 |
すべてのV1プランで初期費用は無料。料金はすべて税抜表示。
契約の長さ(1~12ケ月)でプラン別に支払う金額がわかる一覧表です。
V1プラン月額料金
料金/プラン | CORE-MINI | CORE-A | CORE-B | CORE-C |
1ケ月ごとの契約 | 381円/月 | 477円/月 | 943円/月 | 3,800円/月 |
12ケ月契約 | 198円/月 * | 396円/月 | 785円/月 | 3,166円/月 |
WordPressが使えるライトプラン「CORE-MINI」で、12カ月契約をしますと1カ月当たりの料金が最安の198円*となり、かなりお得です。
支払方法は、クレジットカード、銀行振込、コンビニ、Webマネーに対応しています。
V2プラン料金表比較 NEW
料金/プラン | CORE-X | CORE-Y | CORE-Z |
初期費用 | 1,500円 | 1,500円 | 1,500円 |
サブスクリプション契約 | 635円 | 908円 | 2,272円 |
12ケ月契約 | 5,760円 | 9,360円 | 23,760円 |
24ケ月契約 | 10,320円 | 17,520円 | 46,320円 |
36ケ月契約 | 13,680円 | 24,480円 | 67,680円 |
V2プランは初期費用が1,500円かかります。料金はすべて税抜表示。
契約の長さ(1~36ケ月)でプラン別に支払う金額がわかる一覧表です。
V2プラン月額料金 NEW
料金/プラン | CORE-X | CORE-Y | CORE-Z |
サブスクリプション契約 | 635円/月 | 908円/月 | 2,272円/月 |
12ケ月契約 | 480円/月 * | 780円/月 | 1,980円/月 |
WordPressが使える超高速V2プランの「CORE-X」で、12カ月契約をしますと1カ月当たりの料金が480円*となります。
気になるポイントは?
低価格でハイスペック・ハイコストパフォーマンスのコアサーバーですが、留意点もあります。
2:V1はプラン変更ができないため別途契約が必要。V2プランは差額負担で変更できます。
3:申し込み後のリージョン切り替え、利用中のサーバーのリージョン変更が不可。
4:V2プランは、ドメイン一つが新規・更新永年無料です。
コストを極限まで抑えて高速サーバーを利用したい場合はV1プラン、超高速でかつバックアップを取りまさかに備える等、ビジネスで本格的に導入するのであればV2プランが適しています。

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まとめ
「CORESERVER(コアサーバー)」は、すべてのプランがSSD対応、無料SSL対応で、個人からビジネスまで広い範囲で利用できるレンタルサーバーです。新しくV2プランも登場し、さらにサーバーの性能が高くなりましたので、サイトの高速表示が期待できます。
お試し無料利用はクレジット登録不要で、長めの30日間ですので、WordPressの簡単なインストールやハイスペックのサーバーの使用感を試してみてはいかがでしょうか。
この記事を書いた著者

- ITサポート/コンサルティング/コンテンツプロデュース
- 株式会社ストレン 代表取締役社長
MCP,2級知的財産管理技能士
GAIQ(Googleアナリティクス個人認定資格)
【仕事略歴】早稲田大商卒。東証一部精密機器メーカー、レコード会社を経て独立後、2001年に動画配信(ストリーミングサーバー)レンタルサービス「ストレン」を立ち上げ、マイクロソフト認定パートナーとしてサーバー構築・運用からPRまで全般に携わる。2015年、東証マザーズ上場企業・お客様と合意のもと、上場企業サービスへ移行していただき同ビジネス終了、以降はITサポート・コンサルティングとして企業の支援に。
当サイトでは、ホスティングビジネスの経験を踏まえ、ユーザー視点でレンタルサーバーやECサービスの評価をし、これから始めたい・切り替えたい方の立場に立った記事・評価・比較情報をお届けします。
【趣味】プロ野球/MLBなどスポーツ、そして映画・音楽好き(主に洋楽)。