対象ユーザー:中級/上級
(*月額料金980円は、スタンダードプラン12か月契約の場合)
初期費用 | 月額費用 | コース・プラン | ストレージ |
無料 | 980円~ * | スタンダード | SSD 250GB |
こんな方におすすめ
- WordPressサイトで絶対に表示スピードを高めたい
- 急なアクセス集中にリソースを増減できるサーバーが欲しい
- httpsへの対応を簡単にしたい
クラウドとレンタルの合わせ技
「mixhost(ミックスホスト)」は、2016年に大阪市にあるアズポケット株式会社がサービスを開始したレンタルサーバーサービス。
新興だけあって他社サービスを研究しつくしており、顧客満足度を可能な限り満たすサービスをこれでもか、というほど加えたサービスは、ネット上を中心に話題になっています。


5つの注目チェックポイント
- 1:レンタルサーバーの使いやすさとクラウドのスケーラビリティを融合
- 2:運用規模に合わせて瞬時に変更可。ダウングレードもできる
- 3:高速化技術にHTTP/3+QUIC採用など、可能な限り新技術に対応
- 4:無料SSLは、COMODO社の認証局を採用
- 5:コストメリット大 初期費用無料。自動バックアップは復元も無料
1&2:バズったときも確実にサイトを表示
レンタルサーバーは通常、限られたサーバー機能のみ使えるサービスなので、アクセスが急増した時、一時的に機能を拡張するなどの対応が難しくもありました。
「mixhost(ミックスホスト)」はその点に着目し、サーバーリソースをコンテナ技術を用いて契約毎に独立して制御することで他のユーザーの影響を受けることを極力避けることを可能にしつつ、急なアクセスの増加時にもリソースの増減をダウンタイム0で瞬時に行う事ができるサービス、つまりクラウド的な機能を提供しています。
また他社ではダウングレードを認めないケースも多いのですが、mixhostではプランを下げることもできます。
リソース増減時の利用料金は日割り計算で、プランを下げる場合でも次回の請求額より差額を差し引くので、気兼ねなくアクセス状況に応じてプランの上げ下げを行うことができます。

3:高速性の追求
「mixhost(ミックスホスト)」の最大の特徴でもある「高速性」は、様々な取り組みを行いユーザビリティを高める技術を導入しています。
高速化技術の数々
表示速度をより高速化する為に、mixhostは日本で初めてLiteSpeed Webサーバーを採用、日本のLiteSpeed公式パートナーです。
LiteSpeed Webサーバーは、一般的に使用されるApacheと完全な互換性を持ち、Apacheよりも静的コンテンツは最大9倍高速、PHPは最大50%倍高速、SSLサイトは最大3倍高速な次世代のWebサーバーです。
Apacheよりも遥かに少ないリソースで動作する為、急なトラフィックの増加にも安定したWebサイトの表示ができます。
さらにWordPressをより高速化する「LiteSpeed Cache」を標準装備しています。
そしてHTTP/3への対応、Googleが開発した次世代プロトコルのQUICにも日本で初めて対応し、SSLサイトをさらに高速化しています。
データベースはMariaDB(マリアディービー)を採用、MySQLの開発者、Michael "Monty" Widenius氏を中心に開発された「MySQL」から派生したオープンソースリレーショナルデータベースシステム(RDBMS)で、MySQLとの互換性を持ちつつ並列処理が大きな特徴で、拡張性や処理性能、高品質が高く評価されています。日本国内のレンタルサーバーでは、mixhostがいち早く積極的に対応をしています。
LiteSpeedをさらに詳しく
-
【LiteSpeed】超高速Webサーバーで快速表示
レンタルサーバーに高速化の大きな波が レンタルサーバーの大きなトレンドとして、【高速化】対応が急速に広まっています。 レンタルサーバーを選ぶ大きな要素として、「価格」「信頼性」「サポート」の3つがあり ...
続きを見る
サーバー&ネットワーク環境
「mixhost(ミックスホスト)」のサーバー環境は、最新のピュアSSD構成のハイスペックサーバーを採用、iDCも国内最大級732Gbpsの高速バックボーンを有し、ネットワーク環境面でより高速化にこだわった施策を実施しています。
4:充実の高機能
グーグルのブラウザ「Chrome」で、SSL化されていないすべてのhttpサイトで警告表示が出るようになって以来、サイトのSSL化は必須です。
無料SSLと言えば、多くのレンタルサーバーサービスでは、Let's Encrypt(レッツエンクリプト)に対応していますが、mixhostは認証局に世界シェアNo.1のCOMODO社を採用しているので、より信頼性の高いSSL証明書をドメイン無制限・無料で利用できます。
その他、機能面については他のサービスと遜色はありません。
・世界トップシェアのコントロールパネル「cPanel」を採用
・PHP7、MySQL、SSH、Cronなど多数の機能に対応
・WordPressなど数百種類の人気のアプリケーションを簡単インストール
・https://への変更がWordpress管理画面から変更可能
*WordPress管理画面「一般」よりhttpをhttpsに変更のみでSSL化できます。
■ 高安定性
・大切なデータを保護する為、1日1回、遠隔地に自動バックアップ
・WAF、ウイルススキャン、スパムメールフィルタを標準搭載
・高速にアクセスできる日本リージョン、さまざまな分野の運営にも対応したアメリカリージョンを提供
5:コストダウン
初期費用があるレンタルサーバーサービスが多くありますが、「mixhost(ミックスホスト)」のサービスは全コース初期費用無料です。 さらに30日間返金保証がありますので、実質的に30日間無料で試すことができます。ユーザー側からすると安心して検証にのぞむことができますね。
そして、自動バックアップが標準装備で、まさかの時に復元する時も無料というのはサイト運営者からすればありがたいサービスです。
各コース・機能別価格表
スタンダード | プレミアム | ビジネス | ビジネスプラス | |
初期費用 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 |
月額費用* | 980円 | 1980円 | 3980円 | 7980円 |
容量(SSD) | 250GB | 350GB | 450GB | 550GB |
CPU | 仮想4コア | 仮想6コア | 仮想8コア | 仮想10コア |
メモリ | 4GB | 8GB | 12GB | 16GB |
転送量目安 | 9TB/月 | 11TB/月 | 12TB/月 | 13TB/月 |
無料SSL | ○ | ○ | ○ | ○ |
自動バックアップ | ○ | ○ | ○ | ○ |
*月額費用は12カ月契約時
*データベース、マルチドメイン、メールアドレスは全コース無制限
各コース・契約期間別価格表
*複数素材をmixhostより引用
気になるポイントは?
1:電話サポートはありません
2:30日間返金保証あり
3:海外標準のコントロールパネルが、自分や自社で使いやすいか
あわせて読みたい(mixhostの始め方)
申し込み方法を詳しく
-
mixhostは30日間返金保証だから、実質1か月無料で試用できる
「mixhost(ミックスホスト)」は、クラウド型の高速レンタルサーバーで、HTTP/3やSSLにCOMODO社の証明書が利用できるなど高性能が魅力のサービスです。 無料お試し期間はありませんが、30 ...
続きを見る
WordPressを構築するには?
-
mixhostでサイトを構築する~SSL・WordPress設定~
高機能・高速レンタルサーバー「mixhost」は、30日間返金保証がありますので、じっくりと確認・検証作業を行えます。WordPressのインストールなどを実施するコントロールパネルは、世界で広く活用 ...
続きを見る
まとめ
新しいサービスなので積極果敢に高速化に取り組み、他社の高速サーバーに並び追い越した感がある「mixhost(ミックスホスト)」。30日返金保証がありますので実質的には1か月無料で利用できます。
管理画面の操作性やサイト表示のパフォーマンス、SSLの設定の容易さなどを確認してください。
この記事を書いた著者

- ITサポート/コンサルティング/コンテンツプロデュース
- 株式会社ストレン 代表取締役社長
MCP,2級知的財産管理技能士
GAIQ(Googleアナリティクス個人認定資格)
【仕事略歴】早稲田大商卒。東証一部精密機器メーカー、レコード会社を経て独立後、2001年に動画配信(ストリーミングサーバー)レンタルサービス「ストレン」を立ち上げ、マイクロソフト認定パートナーとしてサーバー構築・運用からPRまで全般に携わる。2015年、東証マザーズ上場企業・お客様と合意のもと、上場企業サービスへ移行していただき同ビジネス終了、以降はITサポート・コンサルティングとして企業の支援に。
当サイトでは、ホスティングビジネスの経験を踏まえ、ユーザー視点でレンタルサーバーやECサービスの評価をし、これから始めたい・切り替えたい方の立場に立った記事・評価・比較情報をお届けします。
【趣味】プロ野球/MLBなどスポーツ、そして映画・音楽好き(主に洋楽)。