【市場調査】コロナ下でユーザーの行動と消費がどのように変わったか?~FCCLリサーチより~

2020年9月11日

【市場調査】コロナ下でユーザーの行動と消費がどのように変わったか?~FCCLリサーチより~

新型コロナの影響で、マスクをする・ソーシャルディスタンスを保つ・不必要な外出を控えるなど「新しい日常」が少しずつ浸透していることを実感することが増えました。
富士通クライアントコンピューティング株式会社(FCCL)が提供するポータルサイト「My Cloud(マイクラウド)」では、「新型コロナウイルス感染拡大による行動と消費の変化についての調査」を実施し、その実態の一部が公開されましたので、今回はこのリサーチについて解説します。

調査概要

調査名:新型コロナウイルス感染拡大による行動と消費の変化についての調査
調査方法:Webでのアンケート
調査対象:FCCL提供ポータルサイト「My Cloud」ユーザー
調査期間:2020年5月20日(水曜日)~5月26日(火曜日)
回答数  :7,161

 

1日のパソコン利用時間の動向は?

家にいる時間、閉じこもっている時間が大幅に増え、パソコンなどネットワーク機器を扱う機会が圧倒的に増えました。どのくらいの増加になったかを確認するための設問です。

1. 新型コロナウイルス感染拡大によってパソコンを利用する機会は1日あたりどのくらい増えましたか。(単一回答)

1日のパソコン利用時間の動向は?

減った方が0.5%に対し、変わらない方は37%、そして増加した方は全体の62.4%に達しました。
1時間以上増えた方も45%と全体の半分近くに上り、「パソコンで何かをしたい」、「ネットショッピングをする・したい」、「仕事(テレワーク)をする・したい」というニーズが高まっていること、市場が広がっていることが分かります。

 

インターネットサービスの利用動向は?

インターネットを通じたサービスのうち、具体的にどのサービスがどの年代で増えているかをチェックするための設問です。

2. 新型コロナウイルス感染拡大によりインターネットを通して利用する機会が増えたサービスはありますか?(複数回答)

インターネットサービスの利用動向は?

40歳代未満の若年層で増えているサービスが「動画配信サービス」「電子書籍」「オンラインゲーム」「SNS」で、70-80歳代で増えているサービスが「メール」もしくは「インターネット利用機会が増えていない」となり、全世代で増加しているサービスが「ニュースサイト」「オンラインショッピング」という結果になっています。

「動画配信サービス」はネットとの相性も良くエンタメ系のサービスでは順調に成長していますが、「電子書籍」は特に高齢者で伸びが見られず紙の出版への愛着が感じ取れます。また、高齢者が新型コロナの影響で「ネットショッピング」を始めますと、出かけずに買い物ができる便利さと安全性が強く認識され、さらなる成長が見込まれます
もっと詳しく

 

ネットコミュニケーションの利用動向は?

テレワークやネット経由の学習・勉強、オンラインでの飲み会を自分や家族が行っているかという設問です。合わせて、どの世代で「テレワークやオンライン学習で必要なものが分からない」かどうかの確認もしています。

3. テレワーク、オンライン学習、オンライン飲み会等を自分もしくは家族が実施していますか?(複数回答)

ネットコミュニケーションの利用動向は?

40-50歳代の方は、全体の20~25%がすでに自分がテレワークを行っており、家族でテレワークを行っているかを聞くと全世代で10%が実施していると回答しています。
一方で、自分のオンライン学習とオンライン飲みについては40歳代未満の方のみが10~20%強と抜きんでています。

「家族がオンライン学習を行っている」かどうかは、世代ごとにばらけています。お子様がいるかどうかがオンライン学習を行うかどうかの大きな要因になってるのではと考えられます
もっと詳しく

 

購入・申し込みが増えたツールは?

最後に、ネットライフを送る上で必要なもの、購入などを行った具体的なツール・サービスを聞いています。

4. テレワークやオンライン学習などを実施するにあたり、追加で購入・申し込みしたものは?(自由記述)

購入・申し込みが増えたツールは?

テレワークを行うために必須の「パソコン」は1位、コミュニケーションをとるための「マイクやヘッドセット等の音声機器」など、さらに「WEBカメラ」やネットワーク環境を手っ取り早く整える「Wifi」など予想通りのツール・サービスがランクインしています。

 

出典

<プレスリリース> FCCL、コロナ下での行動と消費の変化についての調査を実施

 

まとめ

予想通り、一日のパソコン利用時間は増加傾向にあり、約5分の1程度の方がテレワークを行う「新しい日常」が始まっていることをデータで確認できました。今後は、この市場環境をしっかり理解し、ネットショップやネット広告ビジネス、ITツール・サービス販売に自信をもって取り組んでまいりましょう。

 

この記事を書いた著者

佃 直毅
佃 直毅ITサポート/コンサルティング/コンテンツプロデュース
株式会社ストレン 代表取締役社長
MCP,2級知的財産管理技能士
GAIQ(Googleアナリティクス個人認定資格)

【仕事略歴】早稲田大商卒。東証一部精密機器メーカー、レコード会社を経て独立後、2001年に動画配信(ストリーミングサーバー)レンタルサービス「ストレン」を立ち上げ、マイクロソフト認定パートナーとしてサーバー構築・運用からPRまで全般に携わる。2015年、東証マザーズ上場企業・お客様と合意のもと、上場企業サービスへ移行していただき同ビジネス終了、以降はITサポート・コンサルティングとして企業の支援に。

当サイトでは、ホスティングビジネスの経験を踏まえ、ユーザー視点でレンタルサーバーやECサービスの評価をし、これから始めたい・切り替えたい方の立場に立った記事・評価・比較情報をお届けします。

【趣味】プロ野球/MLBなどスポーツ、そして映画・音楽好き(主に洋楽)。

© 2020 ストリームレンタルドットコム