インターネット関連用語集

2019年4月9日

ITやインターネット関連用語を解説します。2019年以降登場した最新専門用語もありますので、ご活用ください。

インターネット・IT関連用語集

AIとは

人工知能(artificial intelligence)の略称。現在のところ、明確な定義は定まっておらず、人工的につくられた知能を持つ実態、人間が設計する計算機知能など様々な定義があります。人工知能の種類は大きく分けて2つあり、音声・画像認識など一つの分野に特化した「特化型人工知能」と、自ら思考する「汎用人工知能」とがあります。

シンギュラリティとは

汎用人工知能が完成し、人間の知能を超える人工知能が存在すること。そしてその人工知能が、さらに高度な人工知能を増殖し、現在ある世界が一変することが予想されています。

XAIとは

説明可能AI(Explainable Artificial Intelligence)といわれる人工知能で富士通が開発した。AIの普及の妨げになっていた、「なぜその結論に至ったか」の過程がブラックボックス化されている問題を解消し、ディープラーニングとナレッジグラフを組み合わせることで、理由と根拠を示せる、つまり説明できることにより人工知能の信頼性向上を目指しています。

クリエイティブAIとは

従来は人間のみが生み出していた小説・絵画を制作することができるコンテンツ向けのAIのことを指す。

ビッグデータとは

量が多いというシンプルな意味ではなく、多様な種類・様々な形式をもち日々発生するリアルタイム性のあるデータを含む、従来のデータベースでは管理が困難な膨大なデータ群を指します。このビッグデータを解析することで、新しい知見を得る、さらに新規需要予測をすることでより高度の判断・意思決定が可能になります。

FaaSとは

Functions as a Serviceの略で、サーバーというハードウェア単位ではなく、クラウド環境でアプリケーション単位で必要な時に必要なだけ動的に提供するサービス提供形態のことです。

GitHubとは

オンライン上のソフトウェア開発プラットフォームで、ソースコードの閲覧やバグ管理機能を備え、基本的に無償で利用できる。これまでの開発時、ミーティングにかかる時間の削減やソフトウェアの不具合の削減効果も高く、利用者も拡大しオープンソースソフトウェア開発の中心的役割を果たしています。

IoTとは

Internet of Thingsの略で、インターネットに接続されていない車や家、センター、機器など世の中にある様々なモノがネットワークに接続されて、情報を収集・相互交換し新しい価値を生み出すことを指します。モノのインターネットともいいます。

エッジコンピューティングとは

ユーザー側端末であるモバイル端末や、無線基地局などネットワーク設備など、クラウドサーバーではなくエッジ上の機器でデータ処理を行うことをいいます。
IoTにより、端末上の連携で膨大な情報が生成され、クラウドでの処理していては追いつかなくなるため、エッジ端末で処理することでサーバーへの通信を大幅にカットし、時間・セキュリティコストなどを削減できます。

ブロックチェーンとは

分散型ネットワーク、分散型台帳技術で支えられたデータベースのこと。コンピューターが場所に制約されずデータを格納し、ネットワークの中に故障したコンピューターが存在しても不正侵入があったとしても稼働をし続ける耐性を持ち、データが無くなることはないという特性を持つ。ビットコインなどの仮想通貨、金融機関などのフィンテック、契約・決済システムに利用されています。

シェアリングエコノミー

共有経済とも呼ばれ、モノやサービス・場所などを自己所有ではなく、インターネットを通して多くの他者と共有し利用する社会的な仕組みをいいます。シェアリングエコノミーを活用して、ファッション・乗り物・家具・家・民泊・駐車場など新ビジネスが続々と立ち上がっています。

サブスクリプションとは

Subscriptionの略で、「定期購読」や「会費」などの意味があり、ビジネスモデルの一種としてサービス・商品の利用権を利用期間に応じて支払う方式です。サブスクともいいます。
IT分野では、一定金額を支払い続ければその期間中は、最新のソフトを使える、サービスの提供を受けられるという形で使われていましたが、一般のビジネスにも拡大し服やバッグなどのサブスクも登場、飲食など様々な分野に拡大しています。

PWAとは

Progressive Web Appsの略で、スマートフォンなどのモバイル用ホームページをあたかもアプリのような見え方・使い方ができる仕組みをいいます。
表示速度の高速化やオフラインでも閲覧ができるほか、アプリのようにプッシュ通知ができ、アイコンをスマートフォンのホーム画面に追加することも可能など、サイトとアプリ双方のメリットを活用できます。

AMPとは

加速化モバイルページ(Accelerated Mobile Pages)のことで、グーグル・Twitterが中心になって立ち上げたモバイルサイトの高速化表示を目的としたオープンソースプロジェクトです。AMPタグやHTMLを用いてAMPページを作成すれば、モバイルサイトを高速化することができます。

デジタルトランスフォーメーションとは

DX(Digital transformation)とも呼ばれ、一般にはITが人の生活を向上させること、企業用語としてはテクノロジーを活用して事業を根本から変革すること、という意味で使うことが多い。

GDPRとは

EU一般データ保護規則(General Data Protection Regulation)のことで、2018年5月25日に施行されました。企業による個人データの取得について利用を規制するもので、個人データの保護を目的としています。適用範囲はEU加盟28国他、のみならず同地域に商品・サービスを販売する企業の本社も適用される可能性があります。