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2022年ワードプレステーマ選択のポイントは?

2022年4月26日

2022年ワードプレステーマ選択のポイントは?

新型コロナウィルスの流行にウクライナ戦争の勃発・継続と大荒れの2022年ですが、ワードプレステンプレート・テーマにも大きなトレンドがやってきますので、その件について解説します。

2022年はワードプレステーマの過渡期へ

2022年、ワードプレステーマ・テンプレートで最も考慮しておきたいポイントは、記事などの制作方法に大きな影響を与える「ブロックエディター」への対応でしょう。
直感的に記事作成やウィジェットの配置ができる「ブロックエディター」への移行が本格的に始まるのが2022年で、ワードプレステーマ・テンプレート開発会社の「ブロックエディター」正式対応が増加することが考えられます。

現状では、開発会社側で正式対応を完全には行っていないケース、そしてユーザー側では「ブロックエディター」をあえて利用せず、既存の作成方法を行える「クラシックエディター」プラグインをインストールし、現状維持で利用しているケースがあり、ブロックエディターが急速に広まっているとは言えない状況です。

ただし「クラシックエディター」の正式対応が2022年末まで延長される、という公式ブログからのアナウンスもあったことから、先延ばしになっていた「ブロックエディター」対応を、開発会社・ユーザー共に避けられない1年となるでしょう。

2018年の WordPress 5.0のリリース前に、新しいブロックエディターへの移行を容易にするため Classic Editor プラグインを公開しました。その際、このプラグインを2021年末までサポートし、期限が近づいた頃に必要に応じてそれを調整することを約束しました。マットと話し合った結果、2022年末までこのプラグインのサポートを継続することが、プロジェクトとコミュニティにとって正しい判断であることがはっきりしました。

WordPress.org 日本語サイト

ワードプレステーマを導入・利用する個人や企業から見たときに、制作面でいえばブロックエディターへの制作にいつ切り替えるかという点が重要ですし、導入フロー面で考えればブロックエディターに対応したテーマ、将来的に対応するであろうテーマを採用・導入する点が求められます。

困ったなあ
2022年までクラシックエディターが使えるのは嬉しいんだけど、さすがにブロックエディターに対応しないといけないのかなあ・・・
公式サイトが、おおまかではありますが2022年までという期限を決めていますので、ブロックエディターでの制作に切り替える準備は行っておいた方がいいでしょう。
ただし一方で、クラシックエディタープラグインページでは「少なくとも2022年まで、または必要なくなるまでの間、完全にサポート・保守されます。」とありますし、また別のプラグイン「Disable Gutenberg」では旧式のエディターが利用でき、さらに詳細設定が可能になります。このあたりの矛盾がブロックエディターが普及しない原因なのでしょう。
もっと詳しく
そして「ブロックエディターは使いにくい」、「今までのクラシックエディターの方が慣れている」という声が多いのも事実ですので、公式サイトの発表を注意しておいて、「ブロックエディター」に軸足を置きつつ、どちらでも対応できるように体制を整えておく、というのが2022年のテーマへの対応かと思います。
解説です

ブロックエディターの使い方

WordPress.comで公開しているブロックエディターの使い方ガイドです。

WordPress エディター : ブロックを使う

ブロックエディター対応主要テーマ

公式サイトなどで対応を表明しているワードプレステーマです。
なお、Gutenbergの仕様が頻繁に変更になっていること、テーマ開発側も完全対応に至っていない部分があることなど言及していますので、ブロックエディター対応度合いはそれぞれのテーマごとに判断する必要はあります。

多機能・高速系テーマ

軽量で高速表示、そしてブロックエディター完全対応のテンプレート「SWELL」は、リリースして3年程度ですが利用者を急速に増やしています。

「収益を上げる」に特化した多機能テーマ「AFFINGER6」は、管理画面やオリジナルプラグインでブロックエディターに対応しています。

ブロガー向けの軽快なテーマ「STORK19」です。

STORK19 ~デザインを重視したブログに最適なロングセラーWordPressテンプレート~
参考STORK19 ~デザインを重視したブログに最適なロングセラーWordPressテンプレート~

「STORK19」は、デザインを軸とし、必要最低限の機能を洗い直して追加するというスタンスで、香川県観音寺市にある株式会社bridgeがOPENCAGE(オープンケージ)ブランドで開発・販売しているロ ...

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高速表示系テーマ「STREETIST」は、対応プラグインを配布しています。

STREETIST(ストリーティスト)~高速表示に特化したクールなブログ用WordPressテンプレート~
参考STREETIST(ストリーティスト)~高速表示に特化したクールなブログ用WordPressテンプレート~

「STREETIST」は、ブラックとホワイトを基調としたスタイリッシュなデザイン、そしてレスポンシブ対応のWordpressテンプレートです。東京都葛飾区にあるWEB制作を本業とする株式会社RETVA ...

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デザイン系テーマ

洗練されたワードプレステーマを数多くリリースしている「TCD」です。

TCD ~おしゃれなデザイン系WordPressテンプレート販売サイトの見方・購入方法~
参考TCD ~おしゃれなデザイン系WordPressテンプレート販売サイトの見方・購入方法~

WordPressテーマ・テンプレートは国内外で数多く販売されていますが、その中でもおしゃれなデザインでひときわ目立っているブランドがあります。 TCDとは、大阪市北区に本社を置く株式会社デザインプラ ...

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同じくデザイン系テーマの「isotype」ではブログ用テーマ「Readable」がGutenbergエディターに完全対応しています。

isotype(アイソタイプ)~おしゃれ系ワードプレステーマ購入方法とマニュアルの見方~
参考isotype(アイソタイプ)~おしゃれ系ワードプレステーマ購入方法とマニュアルの見方~

「isotype」は、画像やテキストを挿入するだけで美しいブログやサイトが構築できるワードプレステーマ。特に日本語フォントを意識してデザインされているテーマですので、ブランドイメージを高めると同時に読 ...

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まとめ

ワードプレステーマは、表示速度や検索エンジンの上位表示を実現する機能面と、デザインを中心としたブランド戦略・イメージ戦術の感情・情緒面を担う非常に大切なツールと言っても良いでしょう。

無料のテーマから1~4万円程の有料テーマまで、数多くあり導入を決定するのに大変ではありますが、考えようによってはほとんどコストがかからず、すぐに実行できる改善・改革手法でもあります。
2022年は、今まで述べてきましたようにブロックエディターへの移行を考えながら、ブランドに即したテーマを導入し、収益化やブランド力の向上に役立ててまいりましょう。

記事作成者プロフィール

佃 直毅
佃 直毅ITサポート/コンテンツプロデュース
株式会社ストレン 代表取締役社長
MCP,2級知的財産管理技能士
おすすめ情報サイト「マイベスト」レンタルサーバー・ドメイン監修

当サイトでは、ホスティングビジネスの経験を踏まえ、ユーザー視点でレンタルサーバーやドメイン販売サービス・WordPressテンプレートの評価をし、これから始めたい・切り替えたい方の立場に立った記事・比較情報をお届けします。

【仕事略歴】早稲田大商卒。東証一部精密機器メーカー、レコード会社を経て独立後、2001年に動画配信(ストリーミングサーバー)レンタルサービス「ストレン」を立ち上げ、マイクロソフト認定パートナーとしてサーバー構築・運用からPRまで全般に携わる。2015年、東証グロース上場企業・お客様と合意のもと、上場企業サービスへ移行していただき同ビジネス終了、以降はITサポート・コンサルティングとして企業の支援に。

【趣味】プロ野球/MLBなどスポーツ、映画・音楽好き(主に洋楽)