WordPress(ワードプレス)でサイトを構築した後は、ページの作成をして情報をしっかりと配信します。
ですが、WordPressをインストールした初期状態のビジュアルエディター(編集機能)は充実しているとは言い難いところです。
そこで、プラグイン TinyMCE Advancedをインストールして、さらに便利にサイトを作成できる環境を作りましょう。
TinyMCE Advancedのツールバー
プラグインを入れる前のビジュアルエディターです。ここに様々な編集ができるように機能を追加します。
設定前

設定後

TinyMCE Advancedのインストール
WordPressの管理画面から「プラグイン」→「新規追加」をクリックします。
次に、キーワード欄に「TinyMCE Advanced」と入力すると、プラグインが表示されますので、「今すぐインストール」をクリックします。
インストールが終わったら、「有効化」をクリックしてプラグインを利用できるようにしましょう。
TinyMCE Advancedの設定
インストールと有効化が終了したら、設定を行っていきます。
WordPress管理画面の「プラグイン」をクリックで、プラグインが一覧表示されますので、TinyMCE Advancedの「設定項目」をクリックします。
新エディターのグーテンベルク用設定と旧エディターのクラシックエディター用設定が選べますので、今回はクラシックエディター用設定「Classic Editor」を選択します。
インストール時の初期画面が開きます。ここを設定変更していきましょう。
ツールバー設定
設定前

まずはメニューに必要な機能を追加します。使用しないボタンから、必要な機能をドラッグ&ドロップします。
また必要ないボタンも同じく、ドラッグ&ドロップで削除し、自分で作成するときに必要なツールバーに整えましょう。
設定後

設定
次に設定です。こちらは初期状態です。
設定前

必要な個所にチェックを入れます。
設定後

「代替リンクダイアログ」にチェックを入れると、リンクダイアログがすぐに開きリンク設定時の手間が省けます。
「フォントサイズ」にチェックを入れると、おもに出版物などで利用するptからWebで利用するpxに変更します。また、72pxなど大サイズが選択できるようになります。

高度なオプション
設定前

「高度なオプション」では、Keep paragraph tags in the Classic block and the Classic Editorにチェックを入れます。
設定後
この設定にしますと、テキスト編集時にタグが残り、ソースコードでの作業がしやすくなります。なお、ビジュアルモードでのみ作業をする方は、必須項目ではありません。
設定前

設定後

Advanced options for tables
こちらは初期設定で特に問題はありません。
管理
こちらも初期設定で特に問題はありません。

すべての設定が終わりましたら「変更を保存」をクリックして設定を完了しましょう。
まとめ
サイトを充実させるためには、制作・編集環境を整えておくことは大切です。
TinyMCE Advancedは、数多くのサイトで利用されている無料のプラグインですので、インストールしてサイト制作に集中できる状況を作りましょう。