LINE公式アカウントに機能追加!細かくメッセージを配信したい時はセグメント配信

2022年1月24日

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LINE公式アカウントに機能追加!より細かく効果的にメッセージを配信したい時はセグメント配信

ユーザーに「友だち」登録をしてもらえれば、1対1でメッセージが送れたりコミュニケーションが取れる販促ツールとして、LINE公式アカウント(旧LINE@)の利用が拡大しています。

LINE公式アカウントは、企業用サービスでありながら無料から利用でき、ユーザー属性をもとにメッセージ配信ができる優れものです。しかし、制約もあってよりマーケティングを効果的に行ないたいというニーズが高まっています。

今回は、さらにステップアップした使い方には様々な外部サービスがありますのでここで解説します。(2023年6月16日時点の情報です)

LINE公式アカウントとは?

簡単にいえば「企業向けのLINEアカウント」で、LINEを利用している一般ユーザーと友だちになれる便利ツールです。2019年にLINE@と統合して「LINE公式アカウント」に一本化され、料金体系も変わっています。

無料で始めることができ、ユーザー属性に基づいてメッセージが配信できるので、営業に使える便利なサービスなのですが、以下の点で注意が必要です。

LINE公式アカウントで提供されている「セグメントメッセージ配信機能」は、性別・年代・居住地(都道府県まで)・利用しているOS・友だちになってからの期間の5つのみで、しかもLINE側のみなし属性ですので、確実性に課題が残ります。

ココがポイント

つまり、より細かなユーザー属性を分類して配信したい、他の機能も付け加えたい場合は、公式アカウントの基本機能のみでは補いきれませんので、必要に応じて外部サービスを利用すれば、マーケティングの精度が高まるということです。

1:リピッテ 予約&セグメント配信

LINE予約・セグメント配信システム【リピッテ】

「LINEで予約が簡単に取ることができればいいのに・・」「友だち登録してくれれば情報も簡単に配信できる」というニーズに応えたサービスが、株式会社コネクター・ジャパンが運営する「リピッテ」です。
「リピッテ」は、LINE公式アカウントを活用した予約受付システムで、顧客はLINEの画面から簡単に予約を取ることができ、入った予約は自動で受付されます。

ビューティー版テイクアウト&デリバリー版ホテル版があり、ビューティー版ではホットペッパービューティーとの予約連携が可能、テイクアウト&デリバリー版は月額2980円で利用可能 、しかも定額制のため売り上げに対しての手数料は一切かかりません。ホテル版は、サイトコントローラーとも連動可能なので部屋在庫の一元管理ができますし、事前チェックイン機能でフロントでの対面時間を低減することも可能です。

さらにセグメント配信機能(オプション)を利用すれば、前回来店から丁度30日経過したお客様に再来店を促すLINEメッセージを自動で配信したり、誕生日の当日に自動でメッセージ配信が可能です。

料金・機能比較一覧

プランは「店舗利用」(スタッフが2名以上)と「個人利用」(フリーランス・1名で運営)の2パターンがあります。

  店舗利用 個人利用
初期費用 10,780円 10,780円
リピッテ月額利用料 8,800円
(予約上限なし)
2,200円
(同時間帯に1予約のみ)
オプション(月額料金)
セグメント配信機能 4,400円 2,200円
WEB予約機能 4,400円 2,200円
大手予約サイト連携 2,200円 1,100円
外部システム連携 2,200円 1,100円
カルテ機能 2,200円 1,100円
Zoom連携 2,200円 1,100円
スマートロック連携 2,200円 1,100円

*料金は税込み

対象ユーザー

ビューティ版:ヘアサロン、ネイルサロン、まつエク、脱毛、エステ、マッサージ等の美容業界や鍼灸・整骨院等の治療院、ジムやヨガ等のスクール系の店舗など
テイクアウト&デリバリー版:飲食店やゴーストレストランなど
ホテル版:ビジネスホテル、旅館、リゾートホテル等の宿泊施設など

「リピッテ」は予約システムがメインで、友だち登録したユーザーを細かくセグメント配信することでリピートにつなげるという使い方になります。

2:Poster セグメント配信

LINE公式アカウント運用ツール セグメント配信のPoster

株式会社モスコソリューションズが運営する、LINE公式アカウントにより細かい属性・分類でユーザーにリーチするセグメント配信など機能を追加できるサービス「Poster」(ポスター)です。

主な特徴

  • LINE公式アカウントにない機能を追加できる
  • APIの知識がなくても簡単にシステム連携ができる
  • 無料のプラン(フリープラン)がある

既読やクリック判定、 LINE公式アカウントにはないメッセージテンプレート(エントリープラン以上)など、プランに応じて機能を追加できます。

また、システムを連携させるには技術的な知識とスキルが欠かせませんが、これまでは技術者がいない、技術がよくわからない、外注はコストがかかるなど問題がありました。
Posterでは、チュートリアルに従って設定を進めれば、誰でも簡単にLINE公式アカウントとシステム連携を行えます。

そして最大の壁でもある価格でも、無料で利用できるフリープランがあります。

料金一覧

プランは、無料のフリーと有料のエントリー、ビジネス、API、サポートの5つあります。

LINE公式アカウント運用ツール  Poster価格

引用:Poster

対象ユーザー

  • LINE公式アカウントを始めた企業・個人
  • 機能追加を試してみたい企業・個人
  • より細かいメッセージ配信を行いたい企業
  • LINE公式アカウントを活用して他社と差をつけたい企業

無料のフリープランでは、友だち300人まで対応しオリジナル属性の検証もできますので、コストをかけずに始めるにはちょうどいいプランです。

3:Lステップ 予約&セグメント配信

LINE公式アカウント より細かく効果的にメッセージを配信したいとき ステップメールのLステップ

株式会社マネクルが運営するLINE公式アカウント向けMA(マーケティングオートメーション)サービス。月額 2,980円(税込)のスタートプランがあり、ユーザーに向けてステップ配信やセグメント配信が行えます。LINE予約機能も追加となりました。

おもな特徴は、ステップメール形式ですのでシナリオに沿って、ユーザーの属性や行動などの条件により、自由な配信と分岐が行えること。メッセージを確実に届け開封率を上げること、そして次のアクションを起こしていただくための販促ツールとして活用できます。

また、月額 2,980円の低価格プランや、30日間無料体験もあり利用のハードルが低くなっています。

料金・機能比較一覧

プランは、スタート、スタンダード、プロの3つがあります。

Lステップ料金・機能比較一覧表

*1 新規登録に限ります
*2 サポート:Lステップ認定コンサルタントが毎月1回無料アドバイスを実施(60分)

対象ユーザー

・LINE公式アカウントでステップ配信を行いたい企業・個人
・ユーザーをコアファン化したい企業・個人
・LINE公式アカウントをマーケティングに活用したい企業

4:KANAMETO セグメント配信

LINE公式アカウント LINE@でより細かく効果的にメッセージを配信したいとき KANAMETO

トランスコスモスとLINEの共同出資会社が運営するLINE公式アカウント向けセグメント配信サービス「KANAMETO」。

ユーザーが「友だち追加」すれば、セグメント配信と1:1トークが一元管理できる販促ツールです。

おもな特徴

ユーザー属性の取得がフロー化されています。ユーザーが「友だち追加」すると、アンケート付きのメッセージが自動送信され、回答したデータを基礎として最適なメッセージが送信されます。

また、チャットボットも活用できますので、有人チャットの前にチャットボットが対応することで貴重なマンパワーの省力化を実現できます。

料金

初期費用(77,000円~/税込)月額費用77,000円~(税込)がかかり、LINE公式アカウント関連費用は0円~となっています。

対象ユーザー

・LINE公式アカウントでセグメント配信を行いたい企業・自治体
・外部サービスにも信頼感がほしい企業・自治体
・運用事例や実績を重視したい企業・自治体
・顧客へ直接トークでフォローしたい企業・自治体

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まとめ

LINE公式アカウントは、Messaging APIを活用できることから外部サービスが充実していますし、無料で利用できるサービスもありますので、目的や価格に応じて検証・採用など検討してみるのも一つの方法です。

的確に、ターゲットとしているユーザーに情報を届けることが目的ですので、ツールを上手に活用しましょう。

※ LINEはLINE株式会社の商標または登録商標です。サイト画像などを各社より引用

記事作成者プロフィール

佃 直毅
佃 直毅
株式会社ストレン 代表取締役社長
MCP,2級知的財産管理技能士
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【仕事略歴】早稲田大商卒。東証一部精密機器メーカー、レコード会社を経て2000年 動画配信レンタルサービス「ストレン」起業、マイクロソフト認定パートナーとしてサーバー構築・運用・PR等に携わる。2015年、東証グロース上場企業・お客様と合意の上、上場企業へユーザー移行後に同ビジネス終了、以降はITコンサルティングとして支援に。

【趣味】プロ野球/MLBなどスポーツ、映画・音楽好き(主に洋楽)