無料で告知などができるSNSのなかでも、リピーター対策として有効なLINE公式アカウントは無料で利用を始めることができます。
今回は、LINE公式アカウントの始め方について解説します。
LINE公式アカウントとは?
LINEがビジネス向けに提供するSNSサービスで、企業や店舗のLINEアカウントを無料で作成することができます。約8,300万のLINEユーザーと直接つながることで、メールでは開封されなかったメッセージなどの閲覧率が飛躍的に上がり、店舗の情報を有効に配信することができます。
プランは、月額無料の「フリープラン」のほか、「ライトプラン」「スタンダードプラン」の3つがあり、メッセージ数に応じて料金が変わる従量料金制なので、ニーズに合わせて調整することができます。
プランについて詳しく
-
-
1分で分かる!LINE公式アカウントの新料金プランはここが違う~機能がフルで使えるように~
数あるSNSの中でも、全世代で最も利用率が高いLINEは国内の利用者数は7900万以上、そのうち85%が毎日利用している(LINE社公開情報より)ほどで、ネットプロモーションに活用したいと考えている企 ...
続きを見る
LINE公式アカウントの始め方
それでは、無料で始められるLINE公式アカウントを始める流れについて、箇条書きで説明します。
1:まずLINEを始める必要がありますのでスマートフォンにLINEアプリをインストールして設定しましょう。LINEのアカウント(ID/パスワード)が必要です。
2:次にLINE公式アカウント設定を行います。スマホ用アプリ・PC向け管理サイトで運用する2つの方法があります。どちらでも管理できるように、両方を進めましょう。
スマートフォンにLINE公式アプリをインストールします。
→ログインして年齢認証実施
3:PC向け管理画面でLINE公式アカウントのアカウントを作成します。「認証済みアカウントアカウントを開設する」をクリックし、先に申請を実施します。
4:アカウント名はお好きな日本語OK,20文字以内、後で変更できないことに注意。店舗/施設情報、会社情報など必要事項を記入して「確認する」「完了する」をクリックして申請終了です。
5:引き続き未承認アカウントとして設定を行います。

* 認証済みアカウントを申し込むと、未承認アカウントの作成と認証済みアカウントへの申請が同時に行われます。
*LINE公式アカウントアプリ利用には年齢認証が必要です。
*PC用LINE公式アカウント管理画面に最初にログインする場合、4桁のコードで本人認証が必要です。
LINE公式アカウントサイトでアカウントを設定
ステータスメッセージ、プロフィール写真を登録
LINE公式アカウントサイトにログイン後、この画面が表示されます。
作成したアカウントが表示されます。次に、「設定」をクリックして個別設定を行います。
アカウントの設定画面です。(この例はSTRENアカウント)初期状態は白紙ですので、各種設定を行いましょう。
ステータスメッセージ、プロフィール写真を登録します。
「ステータスメッセージ」は20文字以内で設定。検索などに影響しますので一押し商品、店名カタカナなど設定しましょう。変更は自由にできます。
「プロフィール写真」は顔になるイメージを設定しましょう。
640×640ピクセル推奨
プロフィールページを設定
それでは次に、プロフィールページを設定しましょう。
プロフィールページとは、アクセスやプロフィールなど各種情報を掲載した自己紹介ページです。認証アカウントではネット上に一般公開され、認証済みアカウントのみで表示されます。
「プロフィール」をクリックしプロフィールページ設定を行います。
バーの色などデザインやプラグインを追加して記述項目を増やします。
公開で一般公開され、閲覧することができます。
タイムラインを設定
次に、タイムラインを設定します。タイムラインとは、アカウントが投稿できるタイムライン形式の投稿スペースのことです。
「いいね/コメント設定」は受け付けるにしておけばコミュニケーションが活発になります。ただしコメントは、管理者が承認しませんと公開になりません。
友だち追加時あいさつ設定を行う
友だちが追加された場合に、自動的に送信されるメッセージを設定します。
デフォルトのまま利用してもOKですし、状況に合わせて自動返信される文面を書き変えましょう。さらに絵文字を活用すれば効果も高まります。
なお、あいさつメッセージを送信しない場合は、[設定]>[応答設定]から設定をオフにしてください。
自動応答メッセージの設定
忙しくて手が離せないときなどには、自動応答メッセージが便利です。
*チャットと自動応答の併用はできません。
それでは、応答メッセージを設定しましょう。
まずホームの「応答メッセージ」をクリックし設定画面を開きます。
顧客がメッセージを送ってきたとの想定で、返信用のメッセージを作成します。
メッセージタイトルや日時指定、メッセージを作成し保存します。
あとは管理画面で「応答モード」Botに設定していたらこのメッセージが自動的に送信されます。

チャットの設定
友だちになっていただいているアカウントと1:1で対話ができるチャットです。年齢認証が終了していますと有効になります。
まず管理画面の「応答設定」をクリックで右画面が表示され、応答モードをチャットにします。
メッセージが来ましたら、こちらに返信メッセージを書き投稿すればやり取りができます。
あわせて読みたい
-
-
LINE公式アカウントでより細かく効果的にメッセージを配信したい時はセグメント配信を利用する
ユーザーに「友だち」登録をしてもらえれば、1対1でメッセージが送れたりコミュニケーションが取れる販促ツールとして、LINE公式アカウント(旧LINE@)の利用が拡大しています。 LINE公式アカウント ...
続きを見る
まとめ
LINE公式アカウントを始める基本的な設定について解説しました。
さらにクーポンやショップカード、リッチメッセージなどリピーター獲得や来店促進に効果的な機能を無料で利用できますので、まずは始めて少しでも来店につながるように運用を始めましょう。
この記事を書いた著者

- ITサポート/コンサルティング/コンテンツプロデュース
-
株式会社ストレン 代表取締役社長
MCP,2級知的財産管理技能士
GAIQ(Googleアナリティクス個人認定資格)
【仕事略歴】早稲田大商卒。東証一部精密機器メーカー、レコード会社を経て独立後、2001年に動画配信(ストリーミングサーバー)レンタルサービス「ストレン」を立ち上げ、マイクロソフト認定パートナーとしてサーバー構築・運用からPRまで全般に携わる。2015年、東証マザーズ上場企業・お客様と合意のもと、上場企業サービスへ移行していただき同ビジネス終了、以降はITサポート・コンサルティングとして企業の支援に。
当サイトでは、ホスティングビジネスの経験を踏まえ、ユーザー視点でレンタルサーバーやECサービスの評価をし、これから始めたい・切り替えたい方の立場に立った記事・評価・比較情報をお届けします。
【趣味】プロ野球/MLBなどスポーツ、そして映画・音楽好き(主に洋楽)。