令和時代のレンタルサーバーの選び方

2019年4月27日

令和時代のレンタルサーバーの選び方

31年続いた“平成”が終わり“令和”の時代に、サイトをどう見直せばいいか、どんなレンタルサーバーが適しているのかなどをまとめてみました。

技術革新の視点

アクセスの急増対策とスマートフォンに早急の対応を

ドコモの発表によると、移動通信のトラフィックは2010年と比べて2020年代には約1000倍以上に増大すると予測されています。第5世代移動通信システム、いわゆる5Gでは通信の安定性を確保しつつ、100倍の高速化と1,000倍の大容量化を目指して研究が進んでいます。

令和時代のレンタルサーバーの選び方、5Gへの対応

*NTTドコモより引用

また、総務省の調査によると、2017年のインターネットを利用する機器についてスマートフォンがパソコンを逆転していることを公表しました。
WordPressなどのレスポンシブ化によるスマートフォンへサイトの対応、検索エンジンのランキングにも影響する常時SSL化は必ず実施しなければなりませんが、今後増大するトラフィックに対して離脱率を上げないためのサイト高速表示にも対応しなければなりません。

サイト表示が遅いと検索エンジンにも悪影響が

またグーグルは、スマートフォン向けサイトの表示速度について重要な発表を2018年1月18日に行っています。

検索ユーザーはできるだけ早く質問に対する回答を見つけたいと考えています。研究(英語)では、ユーザーはページの読み込み速度を非常に気にかけていることがわかっています。 読み込み速度はこれまでもランキング シグナルとして使用されていましたが、それはデスクトップ検索を対象としていました。 そこで 2018 年 7 月よりページの読み込み速度をモバイル検索のランキング要素として使用することを本日みなさんにお伝えしたいと思います。

引用元:Google ウェブマスター向け公式ブログ

これまで見てきましたように、令和に入りさらに増大するトラフィック・アクセスでも高速でサイトを表示することは、ユーザーに満足してもらうという点、検索エンジンにいい影響を与えると考えられる点から、高速化に対応したレンタルサーバーを検討することが大切です。

サイト高速表示に対応するレンタルサーバー

【国内最速】を謳うレンタルサーバーConoHa WING。高速化技術の導入で離脱率を下げる対策として有効です。

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ConoHa WING ~サクサク表示の国内最速共用レンタルサーバー、データベース数無制限に~

対象ユーザー:中級/上級 “国内最速”がキャッチコピーの高速サーバー。初期費用・最低利用期間はなく時間単位の課金でいつでも始められる価格体系です。管理画面は直感的で平易に操作できます。 初期費用 月額 ...

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高速化対応を積極的に導入するエックスサーバー。今後も企業姿勢として高速化対応は継続必至です。

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エックスサーバー ~高速・多機能・高安定の共用レンタルサーバーがバックアップ復元無料に~

対象ユーザー:中級/上級 “高速サーバー”と言えばエックスサーバーの代名詞です。 XアクセラレータVer.2などPHP高速化対応、Webサーバーにnginxを導入しさらなる高速化・多機能を追求していま ...

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社会・環境の視点

人口減少、特に労働人口の減少が社会やビジネスに与える影響としては極めて大きく、平成30年の全国での人口減少は43万人(総務省統計局調べ)で、東京の町田市クラスが1年に1都市が消滅しているほどのペースです。

地方企業や中小企業ではネット専任者や管理者が不足しており、令和は人材不足でますます自社内でサイトを管理することが難しくなると予想されます。

令和時代のレンタルサーバーの選び方、人口減対策

そこで、手厚いサポートがあるレンタルサーバー、自社で解決できないようなことが起きた時に電話などで相談できるサービスは、当面の対策として有効です。

サポートに定評があるレンタルサーバー

月1,000円前後のレンタルサーバーお名前.comですが、基本で24時間電話サポート対応ありです。

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お名前.comレンタルサーバー ~SSD化と24h電話OK、ドメインが永久無料で使える高速サーバー

対象ユーザー:中級/上級 フルSSDなどで高速化対応と無料SSL、バックアップで安心稼働できます。電話サポートは基本で24時間365日対応。ドメインコストを抑えたい企業・個人に最適です。*12カ月払い ...

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法人向けレンタルサーバーとして定評のあるCPI、オプションで24時間電話サポート対応です。

災害・リスクの視点

今後30年以内に70-80%の確率で起こると言われている南海トラフ地震は、発生した場合に静岡県から宮崎県にかけて一部で震度7となる可能性があります。
また、隣接する広範な地域で震度6弱~6強が、また関東地方から九州地方の太平洋沿岸地域に10mを超える大津波も予想されています。

令和時代のレンタルサーバー選び、地震対策
*気象庁サイトより引用

南海トラフだけでなく、首都直下地震は東京大学地震研究所のチームが「首都圏で4年以内にマグニチュード7クラスの地震が70%の確率で起こる」と発表し報道され話題となりました。

地震による大規模・長期間の停電リスク、豪雨による風水害、気候変動による干ばつなど日本では災害がいつ起こっても不思議ではない状況であることを再認識しなければなりません。

データ保全対策を

どこでいつ発生するかわからない自然災害への対策は難しいのも事実ですが、たとえば西日本と東日本というような遠隔地にデータをバックアップしているレンタルサーバーも増えてきていますので、可能であれば、このようなレンタルサーバーを検討することも一つの手段です。

遠隔地バックアップ対応のレンタルサーバー

カラフルボックスはバックアップ先を東・西日本と完全に別の地域に設定することができます。

mixhostは地震等に備え、遠隔地にバックアップ保存を保証しています。

まとめ

平成は1990年代後半にIT革命がはじまり、ホームページを立ち上げ情報を伝える、ネットで販売をするという、ローンチ(立ち上げ・公開・開始・発進などの意味)の時代とすると、令和は新技術を見越し、リスクを踏まえたうえで、ふさわしいレンタルサーバーでサイトを運用する、デベロップメント(進展、展開、発展、発達)の時代にするという意識が重要です。

令和時代のレンタルサーバーはデベロップメントが大切

時代が大きく変わる前に、あるいは大きな災害が起こる前にじっくりと落ち着いてレンタルサーバーを検討するきっかけにしていただければ幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。

この記事を書いた著者

佃 直毅
佃 直毅ITサポート/コンサルティング/コンテンツプロデュース
株式会社ストレン 代表取締役社長
MCP,2級知的財産管理技能士
GAIQ(Googleアナリティクス個人認定資格)

【仕事略歴】早稲田大商卒。東証一部精密機器メーカー、レコード会社を経て独立後、2001年に動画配信(ストリーミングサーバー)レンタルサービス「ストレン」を立ち上げ、マイクロソフト認定パートナーとしてサーバー構築・運用からPRまで全般に携わる。2015年、東証マザーズ上場企業・お客様と合意のもと、上場企業サービスへ移行していただき同ビジネス終了、以降はITサポート・コンサルティングとして企業の支援に。

当サイトでは、ホスティングビジネスの経験を踏まえ、ユーザー視点でレンタルサーバーやECサービスの評価をし、これから始めたい・切り替えたい方の立場に立った記事・評価・比較情報をお届けします。

【趣味】プロ野球/MLBなどスポーツ、そして映画・音楽好き(主に洋楽)。

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