2019年上半期 WordPressプラグイン脆弱性まとめ

2019年6月21日

2019年も多くのプラグインで、脆弱性が報告されています。このページでは、2019年1~6月に発表されたWordPressプラグイン脆弱性情報をまとめてお伝えします。

2019年上半期 WordPressプラグイン脆弱性まとめてお伝えします

JVNとは?

日本で利用されているソフトウェアの脆弱性について、情報と対策を発信しているポータルサイト「JVN」は、Japan Vulnerability Notesの略称でIPA(独立行政法人情報処理推進機構)とJPCERT コーディネーションセンターが共同運営しています。

JVNの公開情報に基づいて、2019年上半期のWordPressプラグインに絞り込んで御紹介します。(2019/1~6 最新順)

Personalized WooCommerce Cart Page

2019/6/19公開

WordPress 用プラグイン Personalized WooCommerce Cart Page には、クロスサイトリクエストフォージェリの脆弱性が存在します。

影響を受けるシステム

Personalized WooCommerce Cart Page 2.4 およびそれ以前

対策

最新情報をもとにアップデートを行いましょう ベンダ情報

Related YouTube Videos

2019/6/17公開

WordPress 用プラグイン Related YouTube Videos には、クロスサイトリクエストフォージェリの脆弱性が存在します。

影響を受けるシステム

Related YouTube Videos 1.9.9 より前のバージョン

対策

最新情報をもとにアップデートを行いましょう ベンダ情報

Contest Gallery

2019/6/12公開

WordPress 用プラグイン Contest Gallery には、クロスサイトリクエストフォージェリの脆弱性が存在します。

影響を受けるシステム

Contest Gallery 10.4.5 より前のバージョン

対策

最新情報をもとにアップデートを行いましょう ベンダ情報

Online Lesson Booking

2019/6/10公開

SUKIMALAB.COM が提供する WordPress 用プラグイン Online Lesson Booking には、複数の脆弱性が存在します。

影響を受けるシステム

Online Lesson Booking 0.8.6 およびそれ以前

対策

最新情報をもとにアップデートを行いましょう 修正 ベンダ情報

Attendance Manager

2019/6/10公開

SUKIMALAB.COM が提供する WordPress 用プラグイン Attendance Manager には、複数の脆弱性が存在します。

影響を受けるシステム

Attendance Manager 0.5.6 およびそれ以前

対策

最新情報をもとにアップデートを行いましょう 修正 ベンダ情報

Zoho SalesIQ

2019/5/31公開

Zoho SalesIQ Team が提供する WordPress 用プラグイン Zoho SalesIQ には、複数の脆弱性が存在します。

影響を受けるシステム

Zoho SalesIQ 1.0.8 およびそれ以前

対策

最新情報をもとにアップデートを行いましょう ベンダ情報

WP Open Graph

2019/5/23公開

WordPress 用プラグイン WP Open Graph には、クロスサイトリクエストフォージェリの脆弱性が存在します。

影響を受けるシステム

WP Open Graph 1.6.1 およびそれ以前

対策

最新情報をもとにアップデートを行いましょう ベンダ情報

Smart Forms

2019/2/28公開

WordPress 用プラグイン Smart Forms には、クロスサイトリクエストフォージェリの脆弱性が存在します。

影響を受けるシステム

Smart Forms 2.6.15 およびそれ以前

対策

最新情報をもとにアップデートを行いましょう ベンダ情報

FormCraft

2019/2/26公開

WordPress 用プラグイン FormCraft には、クロスサイトリクエストフォージェリの脆弱性が存在します。

影響を受けるシステム

FormCraft 1.2.1 およびそれ以前

対策

最新情報をもとにアップデートを行いましょう ベンダ情報

spam-byebye

2019/1/10公開

WordPress 用プラグイン spam-byebye には、クロスサイトスクリプティングの脆弱性が存在します。

影響を受けるシステム

spam-byebye 2.2.1 およびそれ以前

対策

最新情報をもとにアップデートを行いましょう ベンダ情報

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まとめ

2019年上半期は5~6月に多くのぜい弱性が公開されています。

もし利用しているプラグインがありましたら、JVNで詳しい情報を確認して、的確な対応をなさってください。

記事作成者プロフィール

佃 直毅
佃 直毅
株式会社ストレン 代表取締役社長
MCP,2級知的財産管理技能士
おすすめ情報サイト「マイベスト」レンタルサーバー・ドメイン監修

当サイトはホスティング業経験から、レンタルサーバー・ドメイン・ワードプレステンプレートを比較評価し、始める・切り替える方の視点で情報をお届けします。

【仕事略歴】早稲田大商卒。東証一部精密機器メーカー、レコード会社を経て2000年 動画配信レンタルサービス「ストレン」起業、マイクロソフト認定パートナーとしてサーバー構築・運用・PR等に携わる。2015年、東証グロース上場企業・お客様と合意の上、上場企業移行後に同ビジネス終了、以降はITコンサルティングとして支援に。

【趣味】プロ野球/MLBなどスポーツ、映画・音楽好き(主に洋楽)