さくらのレンタルサーバ マネージドサーバ:仮想サーバー専有で選べるスペック

2019年10月19日

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レンタルサーバー さくらのレンタルサーバ~マネージドサーバ

さくらのマネージドサーバ」は、共用サーバーの便利さと運用管理を任せられるマネージドのメリットを兼ね備えたサービス。電話サポートも基本であり、安心して専用サーバーを長期運用できます。2022年12月6日にリニューアル、ニーズに合う3プランを提供しています。

初期費用 月額費用 プラン ストレージ
17,600円 7,700円
月当たり/年
スモールプラン SSD 500GB

こんな方におすすめ

  • 安定・信頼できるマネージドサーバーを使いたい
  • サポートを重視している・サーバー技術管理者がいない
  • サイトの高速化も図りたい・ユーザビリティを上げたい

進化し続ける老舗のレンタルサーバー

レンタルサーバー さくらのレンタルサーバ~マネージドサーバ

対象ユーザー上級

さくらのマネージドサーバ」 を運営するさくらインターネット株式会社は、関西発のスタートアップ企業として1996年創業し、その後様々な困難の乗り越え、今や東証プライム市場(旧一部)上場の大企業に成長しました。
楽天等と同時期の創業で、その後のITバブル崩壊や同業者との競争、グーグルの無料化に飲み込まれず、生き残った企業です。

さくらインターネット株式会社が提供するレンタルサーバーには、複数のユーザーが共用してサーバーを利用する「共用レンタルサーバー」と、1ユーザーが1台の仮想サーバーを専有して利用し、技術管理はさくらインターネットが行う「マネージドサーバー」があります。今回は「マネージドサーバー」について解説します。

なお公式サイトでは「法人向けサーバーを詳しく見る」→マネージドサーバ「詳しくみる」で詳細ページにアクセスできます。

さくらのレンタルサーバ価格・機能概要表

さくらのマネージドサーバ概要表

出所:さくらインターネット

ココがポイント

2022年12月6日にマネージドサーバーがリニューアル
大きな変更点は、従来のHDD/SSD 2プランからSSDのみの「スモール」「ミディアム」「ラージ」の3プランに変更されストレージ・メモリ・CPUで選べること、初期費用の値下げなどです。

注目すべき4つのポイント

さくらのマネージドサーバ」を検討するときには、4つの点を知っておきましょう。

  1. 自社運営の強み
  2. 技術者がいなくても専用サーバーが運用できる
  3. 絶え間ない新技術の導入
  4. 安心の信頼感とサポートが充実

1:自社運営の強み

レンタルサーバーさくらのレンタルサーバデータセンター

引用:さくらインターネット 以下複数素材

データセンターとは?

さくらのマネージドサーバ」は、自社運営のデータセンターにサーバーを収容し運用しています。
データセンターとは、震度6強の地震にも耐えうる非常用電源装置を備えた堅牢な建造物に、サーバーや各種通信機器の設置し、複数のIXや大手ISPなどと相互接続した大容量バックボーンで快適なインターネットサービスを提供する施設のことで、iDCとも言われます。

東京や大阪の複数ISPと、国内最大級の対外接続1.14Tbの大容量で接続することでネットワーク障害が発生する確率をできうる限り下げることを実現しています。

具体的なメリットは?

レンタルサーバーサービスの中には、iDCを借りてサーバーを設置しているケース、またはその企業からさらに借りて、自分のブランド名を付けて販売する(OEM)ケースもあり、中間マージンが発生し価格が割高になることもあります。

さくらのマネージドサーバ」は、iDCも自社運営ですので中間コストを削減しながら、自社運営の強みを活かし、iDC内外のインターネット・ネットワーク環境の改善や改革に自由に取り組むことができるのが、ユーザーにとって大きなメリットです。

\ 自社インフラで安定性抜群 /

2:技術者不在でも専用サーバー運用

さくらのインターネットでは、自社運用でできる限りコストを下げていますので、品質の高いサービスを低価格で利用できます。

仮想サーバー1台を専有して利用できる「さくらのマネージドサーバ」は、自社に技術者がいない、人材募集をかけても来ないなどの場合でも、さくらインターネットが運用・管理する便利なサービスですので、共用サーバーのような手軽さと、高性能のサーバーを専有できる両面を備えています。

レンタルサーバー さくらのマネージドサーバーのメリット

3:絶え間ない新技術の導入

さくらのマネージドサーバ」はiDCの自社運用に加え、自社開発の技術、公開されている新技術を積極的に導入しています。主な機能追加は3点です。

  • 1:高速化

SSDハード面では、SSD採用の高性能ハードウェアの導入・機能リニューアルにより、速度が大幅に向上しました。
またPHP7/8に加え、PHPモジュールモード対応、高速Webサーバーnginxを導入し、HTTP/2による高速通信化に対応しました。nginxとは、大量の同時アクセスの処理に最適化された静的コンテンツの配信に特化したWebサーバーのことで、各種の技術導入によりWordPressが従来より最大16倍に高速化しました。Nginxについて詳しくはこちら

コンテンツブーストとは?

レンタルサーバー さくらのレンタルサーバ コンテンツブーストとは?一時的なアクセス集中やページに常時アクセス負荷がかかる場合、安定して高速表示をしたいときに役立つ機能が「コンテンツブースト」です。
最大のメリットは、CDN(コンテンツデリバリーネットワーク)と自動連係することで、契約しているサーバーとデータをキャッシュしている複数のCDNサーバーで分散配信し、大量アクセスにも、滞ることなくコンテンツを配信することが可能となります。

ココがポイント

さくらのレンタルサーバが提供しているCDNサービスは「ウェブアクセラレータ」と言います。こCDNサービスを単独で利用するには複雑な設定が必要なのですが、「コンテンツブースト」は数クリックの簡単な操作で始められるのも特筆すべきポイントです。

■ 料金・対応プラン 

サービス名  プラン名 無料利用枠/月 無料利用枠を越えた場合 *
レンタルサーバー ライト 100GBまで 1GB毎に5円
スタンダード 100GBまで
プレミアム 300GBまで
ビジネス 300GBまで
ビジネスプロ 300GBまで
マネージドサーバー スモール 300GBまで
ミディアム 300GBまで
ラージ 300GBまで

* 転送容量が月間300GBを超える場合、転送1GB当たり従量課金5円かかります

ココがポイント

月間で300GBを越えたくないときは、従量課金を行わない設定も行えます。無料利用枠の上限に達するとコンテンツブースト機能が停止し上限なく費用が発生し続けることはなく安心です。
なお、サブドメインが無いドメインやさくらのDNS( ns1, ns2.dns.ne.jp )を利用していないドメインなど利用できないドメインもありますので、事前に公式サイトで確認しておきましょう。

■ 利用方法

レンタルサーバー さくらのレンタルサーバ コンテンツブースト利用方法2

なお、サブドメインが無いドメインさくらのDNS( ns1, ns2.dns.ne.jp )を利用していないドメインなど利用できないドメインもありますので、事前に公式サイトで確認しておきましょう。

  • 2:ステージング&バックアップ

新しいプラグインが公開されたけど本番サイトで適用して大丈夫?サイトの見栄えを事前にチェックしたい・・ということはありますよね。

ステージングとは、新しいレンタルサーバー契約をすることなくテスト環境が作成でき、 さらにテスト環境から本番サーバーへ公開出来る機能です。WordPressに対応していますので、アップデートやサイトの改修時等、便利に利用できとっても重宝します。

レンタルサーバーさくらのレンタルサーバステージング

さらに、まさかに備えて最大8世代バックアップも対応。いずれも利用料金は無料です。

  • 3:モリサワWebフォント

プロも使用しているフォントの有名企業「株式会社モリサワ」の Webフォントをマネージド専用サーバーでは月間PV無制限で、33書体利用できます。 デザインがより豊かになりますし、テキスト化でSEOでも有利になることも。 利用料金は無料、WordPressのプラグインとして利用できます。

明朝体 リュウミン R-KL / リュウミン M-KL / 見出しミンMA31 / A1明朝 / しまなみ
ゴシック体 新ゴ R / 新ゴ M / ゴシックMB101 B / 見出しゴMB31 / ナウ-GM
丸ゴシック体 じゅん 201 / じゅん 501 / 新丸ゴ / ヒラギノ丸ゴ W4
デザイン書体 フォーク R / フォーク M / 丸フォーク R / 丸フォーク M / カクミン R / 解ミン 宙 B / シネマレター / トーキング / はるひ学園 / すずむし / G2サンセリフ-B
装飾書体 新丸ゴ 太ライン
筆書体 正楷書CB1 / 隷書101
UD書体 UD新ゴ R / UD新ゴ M / UD新ゴ コンデンス90 L / UD新ゴ コンデンス90 M / UDデジタル教科書体 R

4:安心の信頼感とサポートが充実

レンタルサーバーさくらのレンタルサーバサポートさくらインターネット株式会社は1996年創業からレンタルサーバービジネスに真摯に取り組み、ノウハウを蓄積してサービスを提供し続けていますので、信頼性・安心感は他社以上のものがあります。
サポートについては、「さくらのサポート情報」としてまとめて情報発信を行っており、よくある質問や契約・料金関係の疑問、スタートアップガイドや障害情報と充実しています。
契約者には個別にメールサポートと電話サポート(通話料金が無料)も無料で受けることができるので、安心してWEBサイトに取り組むことができますね。

\ サポートでまさかの時も安心 /

プラン別料金・機能一覧

料金表 & 主要機能・スペック

すべてストレージがSSDで「スモール」「ミディアム」「ラージ」の3プラン。プランの違いはストレージ容量・vCPU/メモリ・1メールアドレス当りの容量上限です。

プラン名 スモール ミディアム ラージ
初期費用 17,600円 17,600円 17,600円
月額料金(毎月払い) 9,240円 16,720円 31,680円
月額料金(年一括のひと月当たり)
(年一括料金)
7,700円
(92,400円)
13,934円
(167,200円)
26,400円
(316,800円)
月額料金(2年一括のひと月当たり)
(2年一括料金)
7,577円
(181,843円)
13,711円
(329,049円)
25,978円
(623,462円)
月額料金(3年一括のひと月当たり)
(3年一括料金)
7,485円
(269,438円)
13,544円
(487,555円)
25,661円
(923,788円)
主要機能・スペック 
ストレージ容量 SSD 500GB SSD 1TB SSD 2TB
vCPU/メモリ 2コア/8GB 8コア/16GB 16コア/32GB
1メールアドレス当たりの容量上限 100GB 200GB 400GB
転送量制限 なし
サーバー仕様 OS FreeBSD nginx + Apache2.4系 root権限なし
サポート 電話・メールサポート無料
運用体制 RAID10+データバックアップ
24時間365日有人監視

*料金は税込表示
*支払い方法:クレジットカード/銀行振込/自動口座振替/請求書払い(PayPay・楽天銀行コンビニ払い・PayB・LINEPay・Famipay・郵便局ゆうちょ銀行)

機能・マネージドをさらに詳しく

運用に必要な転送量は無制限、複数サイトを立ち上げるのに必要なマルチドメインメールアドレスともに無制限
データベースも無制限、WordPressを簡単にインストールできる「クイックインストール」も標準装備されています。そして現在は、サイトのセキュア化が必須で無料SSLにも対応しています。

機能 WEBサーバー関連
マルチドメイン 無制限
コントロールパネル
SSH
CRON
モニタリングツール
FTP
WordPress
クイックインストール
独自CGI
PHPモジュールモード
PHP5/7/8
アクセス解析
アクセス制限
HTTP/2
コンテンツブースト
MySQL 無制限
無料SSL
バックアップ&ステージング
機能 メール関連
メールアドレス数 無制限
メーリングリスト 無制限
ウィルスチェック
機能 セキュリティ・サポート
WAF
Web改ざん検知 オプション
メール・電話サポート

気になるポイントは?

主なポイントです。メリットは黄色いアンダーライン、デメリットは赤いアンダーラインで示しています。

  1. SSD3プランのうちいずれかを選べます
  2. サイト運用に欠かせない転送量は無制限
  3. コンテンツブーストを月300GBまで無料で利用可
  4. どのプランも初期費用がかかります
  5. 無料お試し期間がありません
  6. Web改ざん検知サービスは有料オプションです

マネージドサーバー よくある質問

よくある質問(FAQ)

サービス等についてよくある質問をまとめました。疑問点解消にお役立てください。

共用レンタルサーバーとマネージドサーバーの違いは何ですか?

共用レンタルサーバーは、複数のユーザーが1台のサーバーを共有して利用する形式です。一方、マネージドサーバーでは、ユーザー1名が1台の仮想サーバーを専有して利用でき、サーバーの技術的な管理はさくらインターネットが行います。これにより、他のユーザーの影響を受けにくく、安定した運用が可能です。

サーバーの知識があまりなくても利用できますか?

マネージドサーバーは、OSやミドルウェアの保守、セキュリティ対策、障害対応など面倒なサーバー管理をさくらインターネットが行います。

どのようなWebサイトでの利用に適していますか?

安定性や高速性を重視するWebサイトでの利用に最適です。例えば、アクセス数の多いWebサイトや、表示速度が重要なECサイト、企業の公式サイトなどにおすすめです。

WordPressを利用したいのですが、簡単に導入できますか?

WordPressのクイックインストール機能が標準装備されていますので、簡単な操作でWordPressの利用を開始できます。

Webサイトの表示速度は向上しますか?

マネージドサーバーでは、高速なSSDを全プランで採用しているほか、Webサーバーにnginxを導入し、HTTP/2による高速通信にも対応しています。また、WordPressにおいては、各種技術導入により従来より高速化されています。さらに、CDNと連携した「コンテンツブースト」機能により、一時的なアクセス集中時でも安定した高速表示が可能です。

データ転送量に制限はありますか?

いいえ、転送量に制限はありません。ただし「コンテンツブースト」機能には無料利用枠があり、超過した場合は従量課金が発生する場合があります。

データのバックアップ機能はありますか?

標準でバックアップ機能を利用できます。万が一の事態に備え、最大8世代のバックアップに対応しています。

セキュリティ対策はどのようになっていますか?

さくらインターネットが自社運営する堅牢なデータセンターでサーバーを運用しており、不正アクセス対策やWAF(Web Application Firewall)などのセキュリティ機能が提供されています。

初期費用や月額料金について教えてください。

初期費用は全プラン共通で17,600円(税込)です。月額料金はプランによって異なり、「スモールプラン」は月々7,700円(年一括払いの場合)からで、ユーザーのWebサイトの規模や必要なスペックに合わせて、最適なプランを選ぶことができます。

困った場合のサポート体制はどうなっていますか?

メールサポートと電話サポートがあり、技術的な質問や不明な点など、専門のスタッフが丁寧に対応していますので、安心してWebサイト運営に取り組めます。

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まとめ

さくらのマネージドサーバ」は、社歴・運用実績も長く、信頼性の高いレンタルサーバーサービスを提供し続けているさくらのインターネット株式会社が運営しています。

オールランドサーバーを求めるなら

複数のサイトをまとめたい、メールを集約したい、管理を一元化したい、そしてサーバー技術者不足を補える・・・など数々のメリットがあるマネージドサーバーは、無料お試し期間がありませんので、事前にサイトや相談などで検証しましょう。

\ 信頼性が高く長期運用に最適 /