レンタルサーバー:ストレージ・ディスク増量アップ率ランキング2024年9月

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レンタルサーバーストレージ増量アップ率ランキング2024年9月

2024年夏は、レンタルサーバー各社のストレージ容量(ディスク容量)の増量が相次ぎました。そこで、増量があったサービスまとめと、増加率でランキングを作成しましたので新規契約や乗り換えの参考にご活用ください。

ストレージ/ディスク容量増量の特徴

今回のレンタルサーバー各社スペックアップは、ストレージ容量/ディスク容量に集中しており、特定のプラン・全プラン対象と各社対応はまちまちですが、料金据え置きは各社共通のポイントです。

サービス・プラン毎増量アップ率比較表

各サービス・プラン毎の旧ディスク容量と、新ディスク容量と比較した増量アップ率一覧表です。各プラン内で最もアップ率の高い数値を太字にしています。

サービス名/ディスク容量 旧容量 新容量 増量アップ率
シンレンタルサーバー 2024年8月22日(木)開始
ベーシックプラン 300GB 700GB 233.3%
スタンダードプラン 400GB 1,000GB 250%
プレミアムプラン 500GB 1,200GB 240%
ビジネス・ベーシック 300GB 700GB 233.3%
ビジネス・スタンダード 400GB 1,000GB 250%
ビジネス・プレミアム 500GB 1,200GB 240%
エックスサーバー 2024年8月22日(木)開始
スタンダードプラン 300GB 500GB 166.7%
プレミアムプラン 400GB 600GB 150%
ビジネスプラン 500GB 700GB 140%
Xserverビジネス 2024年8月22日(木)開始
スタンダードプラン 300GB 700GB 233.3%
プレミアムプラン 400GB 800GB 200%
エンタープライズプラン 500GB 900GB 180%
カラフルボックス 2024年8月27日(火)開始
BOX1 150GB 200GB 133.3%
BOX2 300GB 700GB 233.3%
BOX3 400GB 1,000GB 250%
BOX4 500GB 1,200GB 240%
BOX5 600GB 1,300GB 216.7%
BOX6 700GB 1,400GB 200%
BOX7 800GB 1,500GB 187.5%
BOX8 1,000GB 1,600GB 160%
お名前.com レンタルサーバー 2024年9月2日(月)開始
RSプラン 400GB 600GB 150%
ロリポップ! 2024年9月9日(月)開始
ハイスピードプラン 500GB 700GB 140%
うちファイル容量使用上限 * 450GB 650GB 144.4%
コアサーバー V1プラン 2024年9月12日(木)開始
CORE-MINI 200GB 250GB 125%
CORE-A 400GB 500GB 125%
CORE-B 600GB 700GB 116.7%
CORE-C 1,200GB 1,400GB 116.7%
コアサーバー V2プラン 2024年9月12日(木)開始
CORE-X 400GB 500GB 125%
CORE-Y 600GB 700GB 116.7%
CORE-Z 900GB 1,000GB 116.7%
ConoHa WING 2024年9月12日(木)開始
Bizライト 300GB 700GB 233.3%
Bizスタンダード 400GB 1,000GB 250%
Bizアドバンス 500GB 1,200GB 240%

*ロリポップ!は、ハイスピードプランの容量のうちファイル容量として使用できる上限を公開しているため、この数値で比較。

サービス別ディスク増量アップ率TOP5

以上、各社とも料金はそのままで大幅なディスク容量増量を行っています。
そのなかでも特にアップ率の高いトップ5のサービスは以下の通りです。

同率1位:3サービス

シンレンタルサーバー スタンダード/ビジネス・スタンダード 250%
ConoHa WING Bizスタンダード 250%
カラフルボックス BOX 3 250%

4位:Xserverビジネス

Xserverビジネス スタンダードプラン 233.3%

5位:エックスサーバー

エックスサーバー スタンダードプラン 166.7%

なかでも「シンレンタルサーバー」と「ConoHa WING」は、増量した全てのプランで200%越え、つまり2倍以上の増量と力の入れ方が違います。「Xserverビジネス」も233.3%増量と、特にビジネス系サービスでの大幅増量が目立っています。
解説です
解説です

まとめ

今回はディスク容量アップ競争

レンタルサーバー各社の競争がとても激しくなっていて、2024年夏は各社ともストレージ/ディスク容量に絞ってスペックアップを実施しました。

時期により、このような特定のスペックアップを一気に行う競争が行われますが、ユーザーにとっては値上げが無ければメリットしかありません。じっくりと内容を見極めて検討して、新規利用や追加、移転などで活かしたいものです。

記事作成者プロフィール

佃 直毅
佃 直毅
株式会社ストレン 代表取締役社長

情報セキュリティマネジメント
2級知的財産管理技能士
ネットショップ実務士レベル2
おすすめ情報サイト「マイベスト」レンタルサーバー・ドメイン監修

当サイトはホスティング業経験から、レンタルサーバー・ドメイン・ワードプレステーマ/テンプレートを中立の視点から比較評価し、始める・切り替える方の立場に立った情報をお届けします。

【仕事略歴】早稲田大商卒。東証一部精密機器メーカー、レコード会社を経て2000年 動画配信レンタルサービス「ストレン」起業、マイクロソフト認定パートナーとしてサーバー構築・運用・PR等に携わる。2015年、東証グロース上場企業・お客様と合意の上、上場企業へユーザー移行後に同ビジネス終了、以降はITコンサルティングとして支援に。

【趣味】プロ野球/MLBなどスポーツ、映画・音楽好き(主に洋楽)