【比較】ConoHa WING (コノハウィング)VS エックスサーバー 料金・機能を比べる

2022年6月20日

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ConoHa WING (コノハウィング)VS エックスサーバー  比較ページ

高速系レンタルサーバーの代表格と言えば「ConoHa WING」(コノハウィング)と「エックスサーバー」です。数々の高速技術や機能、価格体系と、似ている部分や異なる部分がはっきりとと分かるように徹底比較をしてみます。導入時の検討材料としてご利用ください。

ConoHa WINGとは?

ConoHa WING コノハウィング

東京都渋谷区に本社を置く東証プライム市場上場企業、GMOインターネットグループ株式会社が運営する“国内最速”がキャッチコピーの高速レンタルサーバーサービス。

初期費用・最低利用期間はなく時間単位の課金でいつでも始められる価格体系です。管理画面はオリジナルで、直感的かつ平易に操作できます。WordPress高速化オプション「WEXAL」を始め数々の高速化機能を搭載し、サービス開始以来、個人・企業ユーザーに人気を博しています。

エックスサーバーとは?

エックスサーバー

エックスサーバーは、大阪市北区に本社を置くエックスサーバー株式会社が運営するレンタルサーバーです。XアクセラレータVer.2などPHP高速化対応、Webサーバーにnginxを導入し高速化を追求。

自動バックアップと復元も無料、転送量も無制限で、高速化で売り上げをアップしたい、安心してサイトを運用したい企業・個人に最適なサービスです。

運営会社比較

ConoHa WING vs エックスサーバー 運営会社比較

ConoHa WING(コノハウィング)」、「エックスサーバー」を運営している会社情報を確認します。

項目/サービス名 ConoHa WING エックスサーバー
運営会社 GMOインターネットグループ株式会社 エックスサーバー株式会社
本社住所 東京都渋谷区桜丘町26番1号
セルリアンタワー4~14階
大阪市北区大深町4-20 
グランフロント大阪 
タワーA 32F
代表者 熊谷 正寿 小林 尚希
資本金 50億円 1億円
株式公開 東京証券取引所 プライム上場 非上場
設立 1991年5月24日 2004年1月23日
サービス開始日 2018年9月26日 2003年7月

ConoHa WINGは、GMOインターネットグループ株式会社が2013年7月からVPSサービス「ConoHa」として企業ユーザーを対象にサービス提供を始め、共用レンタルサーバーを2018年9月26日に「ConoHa WING by GMO」としてスタートしました。

エックスサーバーは、エックスサーバー株式会社の旧社名株式会社ベット当時の創業ビジネスとして開始、社名をブランド名と同一に変更し現在に至ります。

企業規模の「ConoHa WING(コノハウィング)」、歴史の「エックスサーバー」と、それぞれ特色がはっきりとしています。

サービス概要比較

ConoHa WING vs エックスサーバー サービス概要比較

ConoHa WING(コノハウィング)」、「エックスサーバー」が提供するプラン数、課金単位、最低利用期間などサービス概要について比較します。なお、ConoHa WINGの「WINGパック」とは、レンタルサーバーと独自ドメインがセットになった長期利用割引セットのことで、レンタルサーバーの品質が変わるわけではありません

項目/サービス名 ConoHa WING エックスサーバー
提供プラン数 通常プラン:3プラン
WINGパック:3プラン
(ベーシック/スタンダード/プレミアム)

3プラン
(スタンダード/プレミアム/ビジネス)
その他プラン数 通常プラン:リソース確保 3プラン
WINGパック:リソース確保 3プラン
(ビジネス1GB/2GB/4GB)
(リソース確保は、
標準プランで対応)
課金単位 通常プラン:時間単位
WINGパック:3か月~12か月単位
月単位
最低利用期間 通常プラン:なし
WINGパック:3か月
3ケ月
初期費用 無料 無料
最安値プラン * ベーシック(SSD 300GB)
1,452円/月
スタンダード(SSD 500GB)
1,320円/月
最高値プラン * プレミアム(SSD 500GB)
5,808円 /月
ビジネス(SSD 900GB)
5,280円/月
無料お試し期間
(10日間)
プラン変更
(上位・下位OK)

(上位・下位OK)
長期割引
(WING パック)
特典ドメイン数 2つ
(WING パック)
2つ
2023/6/29~

*通常料金。

2つのサービスで最も大きな違いは「課金単位」で、ConoHa WINGは通常プランで時間単位なので最低期間がなく初期費用も掛かりません。また、エックスサーバーはオーソドックスな月単位ですので最低契約期間があります。なお、初期費用は2022年8月4日より無料となりました。

ConoHa WINGは、長期割引にはWINGパックとして対応しており、その中には特典ドメインも含まれています。
価格については、ConoHa WINGとエックスサーバーが随時競争しており、割引セールが常に行われ価格が変動しています。キャンペーン時期に合わせて、お得に申し込むことがポイントになります。最新キャンペーン情報はこちらで確認できます。

同一ストレージ・料金・一般機能比較

ConoHa WING vs エックスサーバー 同一ストレージプラン・料金・一般機能比較

それでは、ストレージがSSD 300GBのプラン「ConoHa WING(コノハウィング)」ベーシックと、「エックスサーバー」スタンダードで、料金・一般的な機能などを一覧表にして分かりやすく比較してみます。
ベーシックはConoHa WINGの最安プラン、スタンダードはエックスサーバーの最安プランです。

項目/サービス名 ConoHa WING エックスサーバー
比較対象プラン ベーシック スタンダード
初期費用 無料 無料
月額料金
(12か月契約の月額換算)
1,452円
(WINGパックで割引あり)
1,100円
無料お試し期間
(10日間)
最低契約期間 なし
(WINGパックは3か月)
3か月
課金単位 時間単位
(WINGパックは3か月単位)
月単位
スペック・機能関連
ストレージ(プラン) SSD 300GB SSD 500GB
vCPU/メモリ(プラン) 6vCPUs/8GB 6vCPUs/8GB
コントロールパネル 独自仕様 独自仕様
マルチドメイン 無制限 無制限
MySQLデータベース 無制限 無制限
メールアカウント数 無制限 無制限
PHP7/8
WP簡単インストール
WP簡単移行
アクセス解析
14日間自動無料バックアップ
プラン変更(上位・下位)
AIブログ生成ツール
(有料オプション)
特典ドメイン 2つ
(WINGパックで付属)
2つ
2023/6/29~
WordPressサイトコピー
稼働率99.99%保証
サーバー設置場所 非公開 日本国内
セキュリティ関連
WAF
無料独自SSL(Let's Encrypt)
無料独自SSL(アルファ社)
有料オプション独自SSL
セコムセキュリティ診断
サポート関連
メールサポート
チャットサポート
電話サポート

料金については、両社で絶えずキャンペーンを実施していますので、見合う価格の時を見計らって契約しましょう。
また、契約期間中は無料で永久に利用できる特典ドメインは、エックスサーバーが2つ、ConoHa WINGも長期割引セットのWINGパックで契約すると2つもらえてお得です。

WordPressサイトコピー機能は、WordPressサイトを別ドメインにワンクリックでコピーできる便利な機能です。移行や複製によるサイト拡大などに役立ちます。
セキュリティについては、他社では有料で販売されているアルファSSLがConoHa WINGでは無料で利用できます。エックスサーバーはセコムセキュリティ診断が無料で利用できます。自社にとってメリットのある方を選択しましょう。

サーバー仕様・高速機能比較

ConoHa WING vs エックスサーバー サーバー仕様・高速機能比較

ConoHa WING(コノハウィング)」と、「エックスサーバー」の看板でもある高速機能に絞って分かりやすく比較してみます。

項目/サービス名 ConoHa WING エックスサーバー
サーバー仕様・高速機能関連
サーバーOS CloudLinux Linux
CPU 非公開 AMD EPYCTM
WEBサーバー Apache + NGINX *1 NGINX *1
RAID構成 RAID10 *2 NVMe RAID10 *2
転送量目安 無制限 無制限
HTTP/2
HTTP/3・QUIC
Fast CGI
LiteSpeed LSAPI
OPcache *3
ブラウザキャッシュ
コンテンツキャッシュ
Xアクセラレータ Ver.2
KUSANAGI
WEXAL® Page Speed Technology®

*1 大量の同時アクセスの処理に最適化された静的コンテンツの配信に特化したWebサーバー
*2 RAID1のミラーリング&RAID0のストライピングによる高速で高い障害耐性を兼備する構成
*3 PHPの初回実行時の内容を最適化しキャッシュするPHPの高速化拡張モジュール
※「WEXAL® Page Speed Technology® 」はプライム・ストラテジー社の登録商標です。

高速化技術には様々な専門用語が出てきますので主なものを説明しましょう。PHP・CGIを処理する時のCPU負荷を軽減、プログラムを高速化する「FastCGI」、そして従来のFastCGIを20%も高速化したPHPアプリケーション実行環境「LiteSpeed LSAPI」、Expiresヘッダを付加することでサイト再アクセス時に、ブラウザ保存済みのキャッシュデータを読み込み表示高速化を行う「ブラウザキャッシュ」など、複合的に導入することで両サービスともに高速化を実現しています。

特徴がよく出ているのは、ConoHa WINGの「WEXAL® Page Speed Technology®」と、エックスサーバーの「Xアクセラレータ Ver.2」「KUSANAGI」導入です。
ConoHa WINGの「WEXAL® Page Speed Technology®」は、WordPress高速化を実現するエンジンのことで、戦略AI「David」を活用しブラウザ環境に合ったページ表示高速化、画像・JS・CSSなどリソースを圧縮・軽量化、転送量削減によりページの表示を高速化しています。

エックスサーバーの「Xアクセラレータ Ver.2」は、WEBサイト高速・安定化機能のことで、PHPプログラムの処理能力を大きく向上させキャッシュ無しでPHPは最大20倍、WordPressは最大10倍の処理高速化を達成しています。超高速CMS実行環境「KUSANAGI」は世界最速クラスの仮想マシーンイメージのことで、エックスサーバーはこの2つの技術を合わせて導入し、ユーザーに高速サービスを提供しています。

支払い契約期間・方法

支払い契約期間と方法を確認します。
ConoHa WINGには、独特な支払い方法が2つあります。ConoHaチャージは、事前にチャージ(入金)した金額分のみサービス利用ができるプリペイド形式の支払い方法で、利用日の翌日にチャージ残高から引き落されます。
ConoHaカードは、ConoHaのサービスで利用可能な「クーポン」を登録できるプリペイドカードです。

項目/サービス名 ConoHa WING エックスサーバー
支払い契約期間 1時間単位(通常プラン)
3か月契約(WINGパック)
6か月契約(WINGパック)
12か月契約(WINGパック)
24か月契約(WINGパック)
36か月契約(WINGパック)
3か月契約
6か月契約
12か月契約
24か月契約
36か月契約
クレジットカード
(一般)
VISA / MasterCard / JCB /
American Express / Diners Club *1
VISA / MasterCard / JCB /
American Express
プリペイド決済
ConoHaチャージ/カード

2024/6/27対応開始 *2
クレジットカード
(ConoHaチャージ)
ConoHaチャージ *3
銀行振込 ConoHaチャージ *3
銀行決済(ペイジー)

三井住友銀行
コンビニ払い ConoHaチャージ *3
オンライン決済 ConoHaチャージ *3
PayPal / Amazon Pay
翌月後払い ペイディ(コンビニ・銀行)
ペイジー ConoHaチャージで可能 *3
ConoHa カード *4

*1 American Express / Diners Club は日本国内に在住の方のみ利用できます。
*2 プリペイドのチャージに利用できる支払い方法:クレジットカード/あと払い(ペイディ)/コンビニエンスストア/銀行振込/ペイジー
*3: ConoHaチャージ支払い方法は、クレジットカード/コンビニ支払い/銀行決済(ペイジー)/PayPal/Amazon Pay
*4: ConoHaカード支払い方法は、クレジットカード/コンビニ支払い/銀行振込

ConoHa WINGは課金体系が通常プランで時間単位と独特ですので、通常プランで契約の場合は1時間単価×利用時間数となります。3か月以上の長期利用の場合は、WINGパックで契約すると割引もありコストを落とすことができます。

ココがポイント

ConoHa WINGの支払い方法も独特なものがありますね。ConoHaカードを利用すれば、クレジットカードの登録、ConoHaチャージの入金がなくてもConoHaのサービスを利用することもできますよ。

こんな方が向いている!

ConoHa WING

  1. 高速サーバーでSEOの結果を早く出したい
  2. 1時間以上3か月未満の短期契約を考えている
  3. 初期費用のコストを下げたい
  4. 上場企業の信頼性・技術力は重要と考えている
  5. 無料ドメイン2つを利用したい、アルファSSLを無料で活用したい

エックスサーバー

  1. 高速サーバーでSEOの結果を早く出したい
  2. 3か月以上の長期契約を考えている
  3. 初期費用のコストを下げたい
  4. サーバー運用実績の長さを信頼している
  5. 無料ドメイン2つを利用したい、無料セキュリティ診断が必要

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まとめ

自社に必要な機能が決め手

ConoHa WING(コノハウィング)」と「エックスサーバー」では、決定的に違うのは「課金単位」です。それ以外のスペックや機能はほぼ同等、特に高速性能は看板でもあり、2社で競って国内でも最高レベルの品質をユーザーに提供しています。

それぞれサービス内容に特徴がありますので、キャンペーンのお得な時期を選んで契約して、1日も早く検索エンジン対策に取り組み結果を出すよう努めてはいかがでしょう。

記事作成者プロフィール

佃 直毅
佃 直毅
株式会社ストレン 社長
情報セキュリティマネジメント
2級知的財産管理技能士
ネットショップ実務士レベル2
おすすめ情報サイト「マイベスト」レンタルサーバー・ドメイン監修

当サイトは10年以上のホスティング経験からレンタルサーバー・ドメイン・ワードプレステーマを中立の視点から比較評価し始める・切り替える方の立場に立った情報をお届けします。

【仕事略歴】早稲田大商卒。東証一部精密機器メーカー、レコード会社を経て2000年 動画配信レンタルサービス「ストレン」起業、マイクロソフト認定パートナーとしてサーバー構築・運用・PR等に携わる。
2015年、東証グロース上場企業・お客様と合意の上、上場企業へユーザー移行後に同ビジネス終了、以降はITコンサルティングとして支援に。