■ IT管理者を悩ます課題と解決方法は?
日々増大するアクセスとトラフィック、メール配信によるサーバー負荷の上昇、複数サーバーにまたがる複数サイト管理の煩雑さなど、共有サーバーの欠点がサービスや経営に影響を与える可能性もあります。
また技術者不足から管理者が足りず、自社で業務用サーバー構築(オンプレミスサーバー)ができない・立て方が分からないなど、人的リソース不足が原因でDX化の障害にもなっています。
技術者を募集しても採用できず、ホームページやバックヤードシステムなど毎日のサーバー運用は止めるわけにはいかないがクラウド化は困難、万が一障害が発生したら対応が難しい・・・
これらの悩みをどうやって解決すべきか大きな問題です。
そこで、これらの諸問題を解決するべく、レンタルサーバー会社がサーバー管理を代行するマネージド専用サーバーの利用が増えています。
マネージド専用サーバーを導入することで、これまでの共有サーバーを切り替え1台のサーバーに集約化し作業の効率化とレスポンスの向上ができ、障害発生時の対応もまかせられ、また自社でサーバーを所有し立ち上げる必要が無いため、自社サーバー購入費用・維持費用をコストダウンすることも出来ます。
当ページでは、パルワールドなどゲームで個人利用する専用サーバーを除き、ビジネス・業務向けマネージド専用サーバー検討の参考データとして、各社ランキング上位に入り評判の良い国内主要4社のマネージド専用サーバーサービスを機能や価格について比較・検証し、テーマ別に評価分析を行います。また、主要4社各サービス概要もコンパクトにまとめています。それでは具体的に見てまいりましょう。(2024年11月3日更新)
■ 国内主要マネージド専用サーバー4社
今回、評価と比較検討をする4社、KAGOYA・さくらのレンタルサーバ・エックスサーバー・CPIのレンタルサーバー会社をマネージド専用レンタルサーバーおすすめサービスとして選定をいたしました。各サービスのリンク先は、当ページ内の下部解説コーナーです。
提供会社/サービス形態 | 仮想専用サーバー | 物理専用サーバー |
---|---|---|
カゴヤ・ジャパン | マネージド専用サーバー | |
さくらのレンタルサーバ | マネージドサーバ | 有り:当ページは含まず |
エックスサーバー | 仮想専用サーバー | 物理専用サーバー |
CPI | マネージド専用サーバー |
仮想専用サーバーは、1台の物理サーバーを仮想化し複数ユーザーで利用するサービス、物理専用サーバーは1ユーザーで1台の専用サーバーを物理的に占有するサービスです。
■ サービスごとの価格・サーバー性能相関分布図
当ページ掲載の対象プランで比較、各社ロゴ引用
一目でわかる相関図は、上に行くほど専用サーバーのハードウェアがハイスペックとなり、右に行くほど月額定額料金が高くなります。なお、カゴヤ・ジャパンのマネージド専用サーバーは、便宜上「仮想専用」と「物理専用」を分けていますが、1つのマネージド専用サーバーサービスに両方が含まれている独特のサービス形態となっています。
■ 4社選定の基準は?
- 企業やサービスブランドとしての信頼性が高い
- 企業運用に必要十分な機能性を持つサーバーを提供している
- SSLやバックアップなど運用に最適
- 市場やユーザーの評価が高い
さらにマネージド専用サーバー4社のメリット・特徴をピックアップ。マネージド専用サーバーの選び方としては、各社の特性が大きく異なりますので、自社の求めている機能やサービスを有しているか?コスト・サポートが適正か?そして将来的な成長などを見越して移行などが行えるか?などを総合的に考えて選択する必要があります。(公式サイトへリンク)
- コストを抑え高速サーバーを利用したい、徐々にスケールアップしたい→カゴヤ マネージド専用サーバー
- 安定した速さ、ビジネスに耐えるサイトが必要、運営会社の実績が大切→さくらのレンタルサーバ マネージド
- 高速化したサーバー運用、SEO対策を重視したい→エックスサーバービジネス仮想専用 / 物理専用
- SLA100%が必要、絶対に止めたくない、運営会社の実績が大切→CPI マネージド専用サーバー
専用サーバーとは?マネージドと専用サーバーレンタルの違い
それでは各種レンタルサーバー・ホスティングサービス比較を行います。レンタルサーバーには大きく分けて、共用サーバー・VPS(仮想専用サーバー)・専用サーバーの3つがあります。
専用サーバーとは、サーバーまるまる一台と接続された回線・帯域を1社で占有して利用できるサービスのことで、他のユーザーの影響を受けにくく、快適なサイト運営・配信を行えます。
さらに専用サーバーには2つのタイプがあり、1つは通常の専用サーバー、もう1つはマネージド専用サーバーです。その違いはサーバーの管理者権限をユーザーが持っているかどうかです。
ユーザー自身で管理者権限を持ち、管理運用するのが専用サーバーです。データーベースにoracleを利用するなど自由に環境設定ができる等のメリットがある一方で、共用サーバーのように事前に設定されたサービスを利用するのではなく、自社でサイトやサービスを構築・運用する必要がありますので、技術的なハードルが高くなり管理者等人的リソースが新たに必要となります。
そこで、この技術・管理者の問題を解決し専用サーバーのメリットをさらに享受できるように設計されたのがマネージド専用サーバー(マネージドプラン)なのです。
マネージド専用サーバーとは、サービス提供会社が強い管理者権限を持ち、日々の運用管理を代行して行うので、ユーザーは技術に精通した管理者がいなくても運営ができ、本業に注力できるメリットがあるサービスです。基本的には法人向けサービスですが、技術力を一定程度持っている初心者を除く個人も利用することは可能です。
ココがポイント
仮想化技術の進歩により、マネージド専用サーバーの中には月額1,000円台という低価格で利用できるマネージド仮想専用サーバーもあります。ニースに応じて選択しましょう。
専用サーバーと共用サーバーの違い
よくある質問として「専用サーバー」と「共用サーバー」の違いがあります。
「専用サーバー」は、まるまる1台の筐体(ハードウェア)を専有して利用しますので、よく一軒家購入タイプに例えられるのに対して、「共用サーバー」は、1台のサーバー内を小分けにして複数のユーザーが利用するサービスなのでマンションタイプとイメージすれば分かりやすいでしょう。
メリットは「専用サーバー」が、他のユーザーを気にせずスペックやインターネット回線を利用できる、サーバー環境を自由に変更できるなどカスタマイズ性に富んでいますがデメリットは、コストがかかる・管理に専門性・技術力が必要などがあります。
「共用サーバー」は、高機能を低価格で利用できる、技術力はさほど必要が無いというメリットがある一方で、デメリットは他のユーザーの影響を受けやすい、OSやアプリケーションを自由にインストールできないなど柔軟さや拡張性に欠ける点があります。GMOインターネットグループ社が提供するConoHa WINGや、ロリポップ!、エックスサーバーなどが代表的な共用サーバーです。
専用サーバーとクラウドサーバーの違い
同じくよくある質問で「専用サーバー」と「クラウド」(クラウドサーバー)の違いがあります。
「専用サーバー」は、1台の筐体(ハードウェア)を専有して利用するのに対して、「クラウド」は、複数台のサーバー(いわゆるクラウド)をより短い時間単位で、サーバーを柔軟に増減利用しながら利用するタイプのサービスです。
メリットは「専用サーバー」が、他のユーザーを気にせずスペックやインターネット回線を利用できる、サーバー環境を自由に変更できるなどカスタマイズ性に富んでいますがデメリットは、料金の増減ができない・ハードウェアの性能は容易に変更できないなどがあります。
「クラウド」は、1時間単位で小規模で始められコストを抑えられる、またアクセスが増えた時など瞬時にサーバーを増しダウンタイムを限りなく少なくできるメリットがあります。逆に、コストが変動するため予算化が難しい、専用サーバーより高い運用技術力が求められるというデメリットもあります。
専用サーバー・共用サーバー・クラウドのメリット・デメリットや関係性を知ったうえで自社に適したサービス形態を選んで検討を始めましょう。
比較1: 基本的なレンタルサーバープラン・契約など
サーバー環境が固定されている共有サーバーとは違い、マネージド専用サーバーはディスク・CPUの種類や性能で複数のプランに分けて提供されています。
各社で提供されているプランや契約など確認しましょう。なお、エックスサーバーは物理専用サーバーの「エックスサーバービジネス マネージド専用サーバー」で比較しています。
サーバー各社 | KAGOYAマネージド 専用サーバー |
さくらのレンタルサーバ マネージドサーバ |
エックスサーバー ビジネス物理専用サーバー |
CPI マネージド 専用サーバー |
---|---|---|---|---|
総提供プラン数 | 計7 | 計3 | 計3 | 計3 |
仮想専用プラン | 3 | 3 | - | - |
物理的専用プラン | 4 | - | 3 | 3 |
最低利用期間 | なし | 3か月 | 3ケ月 | 1か月 |
お試し期間 | ○ 2週間(テスト環境) |
× | ○ 14日間 |
× |
プラン変更 | ○ | × | × | ○ |
支払期間(単位) | 1か月 12か月 |
1か月 12か月 24か月 36か月 |
3か月 6か月 12か月 24か月 36か月 |
1か月 12か月 |
支払方法 | クレジット 口座振替 |
クレジット 銀行振込 自動口座振替 請求書払い |
クレジット 銀行振込 ペイジー 翌月後払い(コンビニ/銀行) コンビニ決済 |
クレジット 銀行振込 ペイジー |
2024年10月31日現在の情報 色つき個所は高評価ポイント
特徴として、KAGOYAはプラン数が最も多く、契約後も変更が可能なことです。また、2023年10月17日のリニューアルで、仮想専用サーバーと物理的な専用サーバーを一つの「マネージド専用サーバー」としてまとめています。
エックスサーバービジネスは実際に利用するサーバーをお試し期間がありますので事前確認をして契約をすることができます。
CPIはプラン変更が可能ですが、さくらのレンタルサーバは、お試し期間・プラン変更ともにありませんので、問い合わせなどをして事前検討を行いましょう。
なおプラン変更時には、変更後のプランの初期費用などがかかることに留意する必要があります。
ココがポイント
マネージド専用サーバーは、プランがたくさんあって悩みますね。プラン変更可能なサービスでは最小限で始め、プラン変更不可のサービスでは将来を予測して余裕を見て性能・プランを決定するのも一つの方法です。
比較2: 料金・費用・サーバーの基本的性能
次に、料金面の比較とサーバーの基本的な性能面を比較・検討します。
なお、マネージド専用サーバーは複数プランがありますので、各社で最も低価格のプランを目安として比較します。
サーバー各社 | KAGOYAマネージド 専用サーバー |
さくらのレンタルサーバ マネージドサーバ |
エックスサーバー ビジネス物理専用サーバー |
CPI マネージド 専用サーバー |
---|---|---|---|---|
対象プラン | ライト | スモールプラン | エントリー | CHM-21Z |
CPU | 仮想 1コア |
仮想 2コア |
Xeon 6コア |
Xeon 8コア |
ストレージ | WEB SSD 100GB mail SSD 80GB |
SSD 500GB | SSD 1TB | SSD 480GB |
RAID構成 | トリプル+ パリティRAID (共有ストレージ) |
RAID10 *1 | RAID10 *1 | RAID1 (ホットスワップ) |
メモリ | 4GB | 8GB | 24GB | 16GB |
料金 | ||||
初期費用 | 無料 | 17,600円(税込) | 220,000円(税込) | 101,200円(税込) |
月額料金 1か月払 |
1,650円 *2 | 9,240円 | - *3 | 50,050円 |
月額料金 12か月払 |
17,820円 *2 (1,485円/月) |
92,400円 (7,700円/月) |
396,000円 (33,000円/月) |
463,320円 (38,610円/月) |
SLA(品質保証制度) | - | - | 99.99% | 100% |
2024年10月31日現在の情報, 料金は基本で税込表記, 色つき個所は高評価ポイント
*1 RAID1のミラーリング&RAID0のストライピングによる高速で高い障害耐性を兼備する構成
*2 KAGOYAは、申込み月の末日まで月額利用料金無料になります。
*3 月額料金 一か月払 X server(エックスサーバー) ビジネスは最低期間が3カ月~。
基本的性能について
コストを抑えて導入したいときは仮想専用サーバー(VPS)、サイトの速度表示向上やユーザビリティの改善を図りたいときは物理的な専用サーバーを選択するなど、目的によってプランを選ぶことになります。
なおSLA100%、つまりサーバー稼働100%を保証したのはCPIのみです。エックスサーバービジネスはSLA99.99%に対応しています。
ココがポイント
サイト高速化を目指すにはメモリを多く搭載したサーバーを選びましょう。
料金などについて
KAGOYAの格安VPSプランが初期費用・月額費用ともに最も安く、申し込み月は初月無料になるメリットもありますのでコストを抑えたい中小企業向けマネージドサーバーです。12か月支払いの1カ月単価でみますと、安い順にKAGOYA、さくらのレンタルサーバ、エックスサーバービジネス、CPIとなっています。
ココがポイント
マネージド専用サーバーに初めて取り組むには、KAGOYAの低価格プラン「ライト」プランが導入しやすいでしょう。
比較3: 主なレンタルサーバー機能(WordPress)・セキュリティ
サーバー各社 | KAGOYAマネージド 専用サーバー |
さくらのレンタルサーバ マネージドサーバ |
エックスサーバー ビジネス物理専用サーバー |
CPI マネージド 専用サーバー |
---|---|---|---|---|
マルチドメイン (バーチャルドメイン) |
無制限 | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
メールアドレス数 | 無制限 | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
FTPアカウント | 追加無制限 | ○ | 無制限 | 無制限 |
データベース MySQL |
無制限 | 無制限 | 無制限 (Maria DB) |
無制限 |
WordPress | ○ | ○ | ○ | ○ |
WordPress 簡単インストール |
○ | ○ | ○ | ○ |
アクセス解析 | ○ | ○ | ○ | ○ |
WAF *1 | オプション | ○ | ○ | オプション |
Web改ざん検知 | - | オプション | ○ | ○ 100Pまで |
IPS(不正侵入予防) | オプション | - | - | オプション |
ウィルスチェック スパムフィルター |
○/○ | ○/○ | ○/○ | ○/○ |
転送量課金・制限 | 無し | 無し | 無し | 無し |
自動バックアップ | ○ 10GBまで無料 |
○ | ○ | ○ |
無料SSL | ○ Let's Encrypt |
○ Let's Encrypt |
○ Let's Encrypt |
1 CPI SSL無料 |
独自SSL | ○ | ○ | ○ | ○ |
メール/電話サポート | ○/○ | ○/○ | ○/○ | ○/○ *1 |
*1 WAF(ウェブアプリケーションファイアウォール)は、従来のファイアウォール・IDS・IPSで防御できない攻撃を検知・ブロックする機能
*2 CPIはオプションで24時間365日電話&メール対応が追加できますが、コロナ対策のため電話対応のみ休止中です。
セキュリティとサポートに違いあり
マネージド専用サーバーは、1台占有でWEB・メールの運用に必要な基本的機能は装備されているので大きな違いは見られません。
セキュリティは各社ごとに違いがあり、自社で必要なセキュリティ対策が標準で含まれているか、オプションででも追加できるかなど事前確認したいポイントです。
無料SSLのLet's Encryptは、CPIのみ対応していませんがCPI SSLは1ドメイン分無料で利用できます。
サポートは4社とも平日の電話対応は基本で含まれています。
比較4: サーバー高速化技術対応
サーバー各社 | KAGOYAマネージド 専用サーバー |
さくらのレンタルサーバ マネージドサーバ |
エックスサーバー ビジネス物理専用サーバー |
CPI マネージド 専用サーバー |
---|---|---|---|---|
WEBサーバー | nginx*1+Apache2.4 | nginx *1 + Apache2.4 | nginx *1 + Apache | Apache |
HTTP/2 | ○ | ○ | ○ | 〇 |
OPcashe *2 | ○ | - | ○ | - |
SSH | ○ | ○ | ○ | ○ |
独自CGI | ○ | ○ | ○ | ○ |
PHP5/7/8 | ○/○/○ | ○/○/○ | ○/○/○ | ×/○/○ |
CDN/帯域追加 | - | ○ *3 | - | - |
採用技術 | モジュール版PHP8系 オリジンアシスト リソース監視 |
モジュール版PHP モニタリングツール *4 |
Xアクセラレータ Fast CGI ブラウザキャッシュ Memcached *5 |
プレビュー機能 *6 ディスク使用量通知 Git |
*1 大量の同時アクセスの処理に最適化された静的コンテンツの配信に特化したWebサーバー
*2 PHPの初回実行時の内容を最適化しキャッシュするPHPの高速化拡張モジュール
*3 CDN機能が使えるサービス。コンテンツブーストとしてすべてのプランで利用可能(月300GBまで無料)
*4 ロードアベレージやトラフィックの情報をコントロールパネルから参照できます
*5 データベースの負荷を軽減して動的なWebアプリケーションを高速化します
*6 DNS変更前にサイトを確認できる機能
高速化についての取り組み
エックスサーバービジネスは「高速」自体をサービスの中心に据えた技術開発・採用を積極的に進めており、次いでさくらのレンタルサーバが高速化対応に前向きでCDNと連携したコンテンツブーストを提供。また、カゴヤジャパンも2023年10月の大幅リニューアルで高速化&低価格化に対応しました。なお、CPIはセキュリティやサポート、安定稼働に重心を置いたサービスを提供しています。
それでは各社の特徴やメリット・デメリットなどを確認します。
おすすめのレンタルサーバー:マネージド専用サーバー4社概要
KAGOYA マネージド専用サーバー(仮想専用/物理専用)
京都府京都市に本社があるカゴヤ・ジャパン株式会社が運営するマネージド専用サーバーサービスが、「KAGOYAマネージド専用サーバー」です。1983年創業と社歴も長く、レンタルサーバー・ホスティングビジネスに特化してサービス提供を行っているアプリケーションサービスプロバイダーでありながら、自社データセンター運営のインフラ企業でもあります。仮想専用/物理専用
■ 基本情報
初期費用 | 月額費用 | 最低利用期間 | お試し期間 |
---|---|---|---|
無料~165,000円 | 1,485円~44,000円 | なし | 〇 テスト環境 |
CPU | メモリ | ストレージ | RAID構成 |
仮想1コア~ Xeon 4コア~8コア×2 |
4GB,8GB,16GB,32GB | SSD | トリプル+パリティRAID (共有ストレージ) RAID1(Hot Swap) |
接続回線 | 転送量課金・制限 | プラン変更対応 | SLA |
100Mbps共有 300Mbps共有 1Gbps共有 |
なし | 〇 | × |
メリットとデメリット
「KAGOYAマネージド専用サーバー」のメリットは、料金の安さなど価格のメリット、そして、1つの「マネージド専用サーバー」で、低料金の仮想専用サーバーと高性能の物理的な専用サーバーを利用できることです。
ココがおすすめ
・国内4つのサービスでは最安で利用できる
・月額料金が初月無料
・仮想専用サーバーと物理的な専用サーバーを利用可能
・2週間のテスト環境利用により、無料で事前検証ができる
・最低利用期間はありません
できるだけコストを抑えてマネージド専用サーバーを利用したい場合は、「KAGOYAマネージド専用サーバー」が4社の中では最も低価格です。
さらに、契約月は無料になりますのでさらにお得です。
そして、2023年10月17日の大幅リニューアルで共用サーバーが廃止され、「マネージド専用サーバー」で、低料金の仮想専用サーバーと高性能の物理的な専用サーバーが一本化されました。プラン変更をすれば、ニーズに応じて自社に適したマネージド専用サーバーを利用することも出来ます。
一方でデメリットとしては以下の通りです。
ココがダメ
・無料の自動バックアップが10GBまで
・SLA(品質保証制度)対象外
・WAFやIPSなどのWEB関連セキュリティがオプションで、別途費用が必要
自動バックアップが10GBまでですので、さらに容量が必要な場合は追加料金を支払うこととなります。また、WAFなどもオプションですので別途追加が必要です。
低価格なうえサポートも良く機能もほぼそろっていますが、足りない部分は追加で補う必要があります。特にセキュリティのWAF(Web Application Firewall)は、安全なサイト運営上は必須ですのでサーバーを契約する場合は合わせて利用を検討しましょう。
KAGOYAマネージド専用サーバー 料金・仕様一覧表
料金と仕様をまとめた表です。2023年10月に「マネージド専用サーバー」として、低料金の仮想専用サーバーと高性能の物理的な専用サーバーが一本化されました。全プランで転送量無制限、独自ドメイン1個無料、バックアップ・復元は10GBまで無料です。
項目/プラン名 | ライト | ベーシック | ハイエンド | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
1コア/4GB | 2コア/8GB | 4コア/16GB | 4コア/16GB | 8コア/16GB | 12コア/32GB | 16コア/32GB | |
初期費用 | 無料 | 無料 | 無料 | 44,000円 | 99,000円 | 132,000円 | 165,000円 |
1か月払い | 1,650円 | 5,500円 | 11,000円 | 18,150円 | 28,600円 | 35,200円 | 44,000円 |
12か月払い (1か月当たり) |
17,820円 (1,485円) |
59,400円 (4,950円) |
118,800円 (9,900円) |
196,020円 (16,335円) |
308,880円 (25,740円) |
380,160円 (31,680円) |
475,200円 (39,600円) |
サーバー環境 | 仮想専用サーバー | 物理専用サーバー | |||||
CPU コア数 | 1 | 2 | 4 | 4 | 8 | 12 | 16 |
メモリー | 4GB | 8GB | 16GB | 16GB | 16GB | 32GB | 32GB |
ストレージ WEB+DB |
100GB | 300GB | 500GB | 1TB | 1TB | 1TB | 1TB |
ストレージ |
80GB | 80GB | 80GB | 80GB | 80GB | 80GB | 80GB |
RAID構造 | トリプル+パリティRAID (共有ストレージ) |
RAID1(Hot Swap) | |||||
回線帯域 | 100Mbps共有 | 300Mbps共有 | 1Gbps共有 | ||||
OS,Webサーバー | AlmaLinux 9, Nginx+Apache2.4系 HTTP/2 対応 |
さくらのレンタルサーバ マネージドサーバ(仮想専用)
「さくらのレンタルサーバ マネージドサーバ」は、東証プライム市場(旧一部)上場企業のホスティング専業である大阪府大阪市北区に本社を置くさくらインターネット株式会社が提供しています。2000年前後のインターネットバブルを生き残った企業で、長くレンタルサーバービジネスを運営されていますので、ユーザーに信頼される安定性の高いサービスを継続して行っています。仮想専用
■ 基本情報
初期費用 | 月額費用 | 最低利用期間 | お試し期間 |
---|---|---|---|
17,600円 | 7,700円~26,400円 | 3か月 | × |
CPU | メモリ | ストレージ | RAID構成 |
仮想2コア~16コア | 8GB~32GB | SSD | RAID10 |
接続回線 | 転送量課金・制限 | プラン変更対応 | SLA |
1000Mbps共有 | なし | × | × |
メリットとデメリット
「さくらのレンタルサーバ マネージドサーバ」のメリットは、比較的低価格の料金設定、そして運営企業の信頼性ことです。
ココがおすすめ
・運営企業が上場企業でホスティング専業
・サーバー監視が24時間365日、有人監視の安心感
・「コンテンツブースト」で、突発的な転送量増加に対応できる
・標準でWEB系セキュリティのWAFが提供されている
さくらの専用サーバーで最も重要なポイントの一つが「安定性」です。サービス提供企業のさくらインターネット株式会社は、20年以上ホスティングビジネスに携わり、その信頼性には定評があります。
自社運営のデータセンターや有人監視でサーバーの運用を行っていますので、ユーザーは本業に集中することができます。
また、CDNを活用した「コンテンツブースト」で、WordPressの高速化やアクセス集中でのサイト表示を安定させることが可能、しかも「さくらのレンタルサーバー マネージドサーバ」では、月間300GBまで無料で利用することができます。
一方でデメリットとしては以下の通りです。
ココがダメ
・お試し期間がなく、最低利用期間が3か月ある
・SLA(品質保証制度)対象外
「さくらのレンタルサーバー マネージドサーバ」には、お試し期間がありませんので事前検証はできず、また最低利用期間がありますので実際の契約後に3か月は利用しなければなりません。事前に、公式サイトやネットなどでの情報収集を行うようにしましょう。
極端なアクセス集中がなく、安定してサイトでの配信やメール送信を行いたい場合は、「さくらのレンタルサーバー マネージドサーバ」はお勧めです。なおアクセス集中やサイトの表示が遅くなった場合などは、メリットで解説した「コンテンツブースト」を活用し乗り切るよう設計してください。
さくらのレンタルサーバ マネージドサーバ 料金・仕様一覧表
「さくらのレンタルサーバ マネージドサーバ」の料金と仕様をまとめた表です。支払い期間は毎月払いのほか、24か月払い・36か月払いも選べます。
項目/プラン名 | スモール | ミディアム | ラージ |
---|---|---|---|
初期費用 | 17,600円 | 17,600円 | 17,600円 |
月額料金(毎月払い) | 9,240円 | 16,720円 | 31,680円 |
月額料金(年一括のひと月当たり) (年一括料金) |
7,700円 (92,400円) |
13,934円 (167,200円) |
26,400円 (316,800円) |
月額料金(2年一括のひと月当たり) (2年一括料金) |
7,577円 (181,843円) |
13,711円 (329,049円) |
25,978円 (623,462円) |
月額料金(3年一括のひと月当たり) (3年一括料金) |
7,485円 (269,438円) |
13,544円 (487,555円) |
25,661円 (923,788円) |
ストレージ容量 | SSD 500GB | SSD 1TB | SSD 2TB |
vCPU/メモリ | 2コア/8GB | 8コア/16GB | 16コア/32GB |
1メールアドレス当たりの容量上限 | 100GB | 200GB | 400GB |
転送量制限 | なし | ||
サーバー仕様 | OS FreeBSD nginx + Apache2.4系 root権限なし | ||
サポート | 電話・メールサポート無料 | ||
運用体制 | RAID10+データバックアップ 24時間365日有人監視 |
エックスサーバービジネス 仮想専用
高速サーバーで定評のあるエックスサーバーは大阪に本社があるエックスサーバー株式会社が運営してます。共用サーバー並みの低価格化を実現したマネージド仮想専用サーバーサービスが「エックスサーバービジネス仮想専用」です。仮想専用
■ 基本情報
初期費用 | 月額費用 | 最低利用期間 | お試し期間 |
---|---|---|---|
55,000円 | 19,800円~105,600円 * | 3か月 | 14日間 |
CPU | メモリ | ストレージ | RAID構成 |
vCPU 12コア~24コア | 32GB,64GB,128GB | SSD | RAID10 |
接続回線 | 転送量課金・制限 | プラン変更対応 | SLA |
非公開 | なし・目安あり | × | 99.99% |
* 安値は36か月契約の1か月当たり、高値は3か月契約の1か月当たり。
メリットとデメリット
「エックスサーバービジネス仮想専用」のメリットは、導入しやすい共用サーバー並みの価格設定、高速表示、そしてサポートとセキュリティです。
ココがおすすめ
・エントリープランは共用サーバー並みの価格設定
・高速技術・インフラをふんだんに導入
・セキュリティ対策も充実
・稼働率99.99%を保証するSLA設定
・サポート対応はすべて自社スタッフ
・ビジネスに必要な設定代行やサイト制作まで支援
・専用サーバーには珍しく無料お試し期間あり
「エックスサーバービジネス仮想専用」は、物理専用サービスをさらに始めやすく設計された低コストのサービスです。エントリープランでは、月額19,800円(36か月契約の1か月当たり)と共用サーバー並みの価格で導入しやすくなっています。
機能面については、物理専用サービスとほぼ同等です。
PHPの超高速化でサイトの表示速度などをアップさせるエックスアクセラレータVer.2やオールNVMe RAID10構成のハイスペックサーバー、国内最大級のバックボーン回線に10Gbpsで直結するネット環境など高速化はエックスサーバーの最大の魅力です。
また、WEB系セキュリティではWAFとWeb改ざん検知も標準で含まれていますし、安定稼働を保証するSLAもあり、保証値を下回った場合月額の一部返金制度もあります。
そして、困ったときに相談するサポートはすべて自社スタッフが対応しますので、安心感が違います。さらに通常は有料で制作するサイト制作代行も無料、月の回数制限はありますが、無料のサーバー設定代行もあります。このようにビジネスサポートが充実しています。
一方でデメリットとしては以下の通りです。
ココがダメ
・プラン変更は不可
プラン変更が途中でできないことに注意しましょう。
「エックスサーバービジネス仮想専用」は、上位プランの物理専用サービスを料金的に導入しやすくしたプランです。コストを抑えてマネージドサービスを利用したいときには選択肢の一つになります。
エックスサーバービジネス 仮想専用 料金・仕様一覧表
「エックスサーバービジネス仮想専用」の料金と仕様をまとめた表です。支払い期間は下記のほか、6か月払い・24か月払い・36か月払いも選べます。
項目/プラン名 | 仮想専用 エントリー |
仮想専用 ミドル |
仮想専用 ハイエンド |
|
---|---|---|---|---|
初期費用 | 55,000円 | 55,000円 | 55,000円 | |
月額料金 | 1か月当たり金額 (3か月契約) |
26,400円 | 52,800円 | 105,600円 |
1か月当たり金額 (12か月契約) |
22,000円 | 44,000円 | 88,000円 | |
CPU | vCPU 12コア | vCPU 18コア | vCPU 24コア | |
ストレージ | SSD 1TB | SSD 2TB | SSD 4TB | |
メモリー | 32GB | 64GB | 128GB | |
OS、Webサーバー | Linux(詳細は非公開), Nginx+Apache2.4系 HTTP/2 対応 | |||
従量転送料金 | なし | |||
契約期間 | 3か月 |
エックスサーバービジネス 物理専用
高速サーバーで定評のあるエックスサーバーは大阪に本社があるエックスサーバー株式会社が運営してます。表示速度アップに適したレンタルサーバーサービスのうち、サポートとセキュリティを強化したマネージド専用サーバーサービスが「エックスサーバービジネス物理専用」です。物理専用
■ 基本情報
初期費用 | 月額費用 | 最低利用期間 | お試し期間 |
---|---|---|---|
220,000円~385,000円 | 29,700円~79,200円 * | 3か月 | 14日間 |
CPU | メモリ | ストレージ | RAID構成 |
Xeon 6コア~16コア×2 | 24GB,96GB | SSD | RAID10 |
接続回線 | 転送量課金・制限 | プラン変更対応 | SLA |
非公開 | なし・目安あり | × | 99.99% |
* 安値は36か月契約の1か月当たり、高値は3か月契約の1か月当たり。
メリットとデメリット
「エックスサーバービジネス物理専用」のメリットは、高速表示、そしてサポートとセキュリティです。
ココがおすすめ
・高速技術・インフラをふんだんに導入
・セキュリティ対策も充実
・稼働率99.99%を保証するSLA設定
・サポート対応はすべて自社スタッフ
・ビジネスに必要な設定代行やサイト制作まで支援
・専用サーバーには珍しく無料お試し期間あり
「エックスサーバービジネス物理専用」には、高速技術が数多く盛り込まれています。
PHPの超高速化でサイトの表示速度などをアップさせるエックスアクセラレータVer.2やオールNVMe RAID10構成のハイスペックサーバー、国内最大級のバックボーン回線に10Gbpsで直結するネット環境など高速化はエックスサーバーの最大の魅力です。
また、WEB系セキュリティではWAFとWeb改ざん検知も標準で含まれていますし、安定稼働を保証するSLAもあり、保証値を下回った場合月額の一部返金制度もあります。
そして、困ったときにはマニュアルで調べられ、相談するサポートはすべて自社スタッフが対応しますので、安心感が違います。さらに通常は有料で制作するサイト制作代行も無料、月の回数制限はありますが、無料のサーバー設定代行もあります。
一方でデメリットとしては以下の通りです。
ココがダメ
・プラン変更は不可
・初期費用・月額料金がやや高め
技術やサポートなどに大きな問題はありませんが、料金設定が他社と比較するとやや高めの設定になっています。初期費用はキャンペーンの利用、また月額料金についてはまとめ払いなどで少しでもコストを落とすことが可能です。
「エックスサーバービジネス物理専用」は、エックスサーバーの共用サーバープランにサポートとセキュリティを強化したプランと考えてもいいでしょう。サーバー性能としては共用サーバーとほぼ同等で、しかも専用サーバーで同居するユーザーもいませんので、ある意味共用サーバーより高速&快適な環境で運用することができるのでは、とも言えます。
エックスサーバービジネス 物理専用 料金・仕様一覧表
「エックスサーバービジネス物理専用」の料金と仕様をまとめた表です。支払い期間は下記のほか、6か月払い・24か月払い・36か月払いも選べます。
項目/プラン名 | 物理専用 エントリー |
物理専用 ハイエンド |
物理専用 ハイエンド+ |
|
---|---|---|---|---|
初期費用 | 220,000円 | 330,000円 | 385,000円 | |
月額料金 | 1か月当たり金額 (3か月契約) |
39,600円 | 73,700円 | 79,200円 |
1か月当たり金額 (12か月契約) |
33,000円 | 61,600円 | 67,100円 | |
CPU | Xeon 6コア E-2356G |
Xeon 16コア E5-2630 v3 x 2 |
Xeon 16コア E5-2630 v3 x 2 |
|
ストレージ | SSD 1TB | SSD 2TB | SSD 4TB | |
メモリー | 24GB | 96GB | 96GB | |
OS、Webサーバー | Linux(詳細は非公開), Nginx+Apache2.4系 HTTP/2 対応 | |||
従量転送料金 | なし | |||
契約期間 | 3か月 |
CPI マネージド専用サーバー(物理専用)
「CPI マネージド専用サーバー」は、KDDIグループの株式会社KDDIウェブコミュニケーションズが提供するマネージドサービスです。1997年からホスティング事業を展開しており一般企業をはじめ官公庁、外資系企業など多様な企業・団体に利用されています。物理専用
■ 基本情報
初期費用 | 月額費用 | 最低利用期間 | お試し期間 |
---|---|---|---|
101,200円~154,000円 | 38,610円~88,660円 | 1か月 | × |
CPU | メモリ | ストレージ | RAID構成 |
8コア~24コア×2 | 16GB,32GB | SSD | RAID1,10*(Hot Swap) |
接続回線 | 転送量課金・制限 | プラン変更対応 | SLA |
1Gbps共有 | なし | 〇 | 100% |
* 標準構成時にRAID1、ストレージ増設時にRAID10構成
メリットとデメリット
「CPI マネージド専用サーバー」のメリットは、信頼性・安定性、そしてサポートです。
ココがおすすめ
・運営企業の技術力・信頼性の高さ
・稼働率100%を保証するSLA設定
・メール配信・メールサーバーの安定性に定評あり
・オプションで24時間メール・電話サポート対応が可能
・専用サーバー接続回線が1Gbps共有と大容量
・有料のCPI SSLが、無料で1枚ついてくる
・WEB系セキュリティで、WEB改ざん検知は100Pまで無料
「CPI マネージド専用サーバー」は、IT大手の関連会社である株式会社KDDIウェブコミュニケーションズが運営しているという安心感があり、官公庁なども契約しています。
さらに、今回解説した4社の中では唯一、SLA100%安定稼働保証を行っています。
また、有料オプションにはなりますが24時間365日のメール・電話対応を追加することもできます。(コロナ対策のため電話のみ休止中)
そして、当プランでは有料(40,700円)のCPI SSL証明書が無料で1枚利用できますので、さらにサイトの信頼性を高めることも可能です。
一方でデメリットとしては以下の通りです。
ココがダメ
・無料お試し利用は不可
・初期費用・月額料金がやや高め
・無料SSLのLet's Encryptがない
・WEB系セキュリティのうち、WAF・IPSは有料オプション
料金設定が他社と比較するとやや高めになっていますし、WAFやIPSについては有料オプションを追加する必要があります。また、他社にはある、無料SSLのLet's Encryptが付属していないことも留意しておきましょう。
「CPI マネージド専用サーバー」は、安定的に運営するには適したマネージド専用サーバーです。最短で1ヶ月契約ができますので超短期のイベント利用や、逆にロードバランサーを組み合わせて複数のサーバー構成で負荷分散を行う長期運用・配信など、多くの利用方法が考えられます。
CPI マネージド専用サーバー 料金・仕様一覧表
「CPI マネージド専用サーバー」の料金と仕様をまとめた表です。2023年9月15日に価格改定実施です。
項目/プラン名 | CHM-21Z | CHM-22Z | CHM-23Z | |
---|---|---|---|---|
初期費用 | 101,200円 | 132,000円 | 154,000円 | |
月額料金 | 1か月払い |
50,050円 | 64,350円 | 88,660円 |
1か月当たり金額 (12か月契約) |
38,610円 | 52,910円 | 81,510円 | |
CPU | 8コア | 16コア | 24コア | |
ストレージ | SSD 480GB | SSD 480GB~2880GB | SSD 480GB~2880GB | |
メモリー | 16GB | 16GB | 32GB | |
OS、Webサーバー | FreeBSD, Apache HTTP/2 対応 | |||
従量転送料金 | なし | |||
契約期間 | 1か月 |
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まとめ
人材難・技術力不足を補う
人材難は企業にとって深刻な問題で、日々の業務が回らない、場合によっては一部サービスが終了に追い込まれるなど問題も顕在化しています。
企業に代わって管理を行うマネージドサービスは、これからの人口減や人材不足、採用難の時代には必要なサービスであり、さらにに成長すると見込まれています。
今後ますます専門性の高いサーバー技術者・管理者不足が深刻化しますので、中堅・大企業に関わらず起業仕立てのベンチャーや中小企業においても、専用サーバー初期設定や日常の運用、障害発生時の緊急対応はサービス提供会社に任せ、本業に人・カネ・モノを集中することは今後の競争に打ち勝つためにとても重要です。
マネージド専用サーバーをその武器の一つにしてください。
記事作成者プロフィール
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株式会社ストレン 社長
資格など:情報セキュリティマネジメント
SEO検定1級、2級知的財産管理技能士
ネットショップ実務士レベル2
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当サイトは10年以上のホスティング経験からレンタルサーバー・ドメイン・ワードプレステーマを中立の視点から比較評価し始める・切り替える方の立場に立った情報をお届けします。
【仕事略歴】早稲田大商卒。東証一部精密機器メーカー、レコード会社を経て2000年 動画配信レンタルサービス「ストレン」起業、マイクロソフト認定パートナーとしてサーバー構築・運用・PR等に携わる。
2015年、東証グロース上場企業・お客様と合意の上、上場企業へユーザー移行後に同ビジネス終了、以降はITコンサルティングとして支援に。