【徹底比較】月1000円でWordPressが使える高速度レンタルサーバーロリポップ/エックスサーバー/コノハ

2024年7月22日

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【比較】月1000円前後のSSD高速レンタルサーバー徹底比較
高速系レンタルサーバー月1000円前後の企業サービスブランドロゴ

月額1,000円前後のレンタルサーバーは、料金や高速表示機能など最も激戦区にあるサービスです。月額1,000円前後で高速表示が評判のSSD採用高速レンタルサーバー5ブランドの特徴を分かりやすく比較・解説します。比較対象は、ロリポップ!、ConoHa WING、エックスサーバー、mixhost、ヘテムルです。
(2024年11月7日更新 *金額は12か月契約1か月当たり)

ロリポップ!
レンタルサーバー ロリポップ!
ConoHa WING
ConoHa WING
エックスサーバー
エックスサーバー
mixhost
mixhost
ヘテムル
ヘテムル
ハイスピード 990円* ベーシック 1,089円* スタンダード1,100円* スタンダード 2,178円* プラス 2,035円*
SSD 700GB SSD 300GB SSD 500GB SSD 無制限 SSD 600GB
高速を求める方へ 高速&簡単な管理画面 高速化の定番 驚異のストレージ オーソドックス
公式サイトへ 公式サイトへ 公式サイトへ 公式サイトへ 公式サイトへ
  • ロリポップ! → 圧倒的な契約者数とサポート、安定感・高速対応にも注力し始める
  • ConoHa WING → 最新技術の高速表示でのサイト作成・初心者でも使いやすい管理画面
  • XServer→ 高速に定評、老舗会社の安定・運営実績とサポートを大事にしたい
  • mixhost → 新技術が好き、ある程度サーバーに知識がある、大容量ストレージが必要
  • ヘテムル → ある程度の速さでビジネスにおいてシンプルに使いたい

5社選定の基準はこれ

  1. 月額1,000円前後の手ごろな料金
  2. ストレージにSSD、特徴のある高速技術を採用したサーバー
  3. SSLやバックアップなどビジネス運用に最適
  4. 市場やユーザーの評価が高い・話題性あり

ページ表示速度と直帰率・離脱率イメージ図

データ引用:グーグル

「ホームページの表示が遅くてイライラする」「ワードプレスの反応の遅さやメールが届かないなど業務に支障が出ている」「HTTP応答時間の遅延が目立ち、ユーザーが離脱してしまう」などサーバーの“遅い問題”に直面している方々も多いのでは。

グーグルによると、ホームページの表示速度が1秒から3秒に落ちると、直帰率が32%も上昇、訪問者の離脱率は53%にもなるとデータで公表しており、サイトの表示速度はSEOにおいてもマーケティングにおいても、とても大切なポイント。

そのため、現在使っているレンタルサーバーの表示が遅い時は移行が必要ですし、初めてレンタルサーバーを契約するときは、優れたサーバーパフォーマンスを提供するサービスを選ぶことが重要です。

このページでは、個人や企業のビジネス利用に向いている高速系レンタルサーバーの比較を行います。それでは各項目ごとに比べてみましょう。

1:契約・運用に必要な機能比較

月額1000円高速レンタルサーバー 契約・運用比較
高速系レンタルサーバー月1000円前後の企業サービスブランドロゴ

サーバー各社名 ロリポップ!
レンタルサーバー ロリポップ!
ConoHa WING
ConoHa WING
XServer
エックスサーバー
mixhost
mixhost
ヘテムル
ヘテムル
 比較プラン名 ハイスピード ベーシック スタンダード スタンダード プラス
初期費用 0円 0円 0円 0円 0円
お試し期間 10日 なし 10日 (30日間返金保証) なし
月額料金*1 990円 1,089円 1,100円 2,178円 2,035円
最低利用期間 1か月 無し 3か月 3ケ月 3か月
ストレージ SSD 700GB SSD 300GB SSD 500GB SSD 無制限 SSD 600GB
データベース 無制限 無制限 無制限 無制限 無制限
無料独自SSL
Let's Encrypt

Let's Encrypt
アルファSSL

Let's Encrypt

Sectigo

Let's Encrypt
転送量目安 無制限 無制限 無制限 無制限 無制限
転送量課金*2 無し 無し 無し 無し 制限あり
自動バックアップ
バックアップ復元 無料 無料 無料 無料 5,500円/回
プラン変更 1プランのみ

2024年11月7日現在の情報 税込表記 色つき個所は高評価ポイント

*1 月額料金は税込み、契約期間12カ月の比較
ロリポップ!:ハイスピードプラン 12か月契約の月額換算。ハイスピードプラン 1カ月契約の場合は月額1,430円(税込)
ConoHa WING:ベーシック WINGパック12か月契約の月額換算。ベーシックプラン 1カ月契約の場合は月額1,452円(税込)
XServer(エックスサーバー) :スタンダードプラン 3カ月契約の場合は月額1,320円(税込)
mixhost:スタンダードプラン
ヘテムル:プラスプラン 3カ月契約の場合は2,530円(税込)

*2 転送量課金
ロリポップ:著しい負荷が発生した場合、転送量の制限に関わらず一時的に同時接続数の制限等を行う場合あり
ConoHa WING:超過し他の顧客に迷惑になる場合は連絡する場合あり
XServser:課金無しですが負荷が過大な場合は制限を行う場合あり
mixhost:転送量が極端に多く他のユーザーの迷惑となる場合、上位サービスへの移転や制限・分散を依頼する場合あり
ヘテムル:負荷が過大な場合は制限を行う場合あり

料金・最低利用期間などについて

意外と心理的なハードルになる初期費用について、すべてのサービスが0円とお得です。
月額料金については、ロリポップ!、ConoHa WING(WING パック)、XServer、ヘテムル4社が長期契約になれば月額が下がる料金体系、mixhostは契約年数に関係ない同一の料金体系です。
なお、ConoHa WING(WINGパック以外は最低利用期間がなく1時間単位の課金ですので、いつでも始めて辞められる独特な料金体系となっています。

12か月以上の長期契約では1社が900円台後半、2社が1,000円台前半、ヘテムルが2,000円台、mixhostが2,100円台、と物価高などの影響で各社の価格差が拡大する傾向があります。

ココがポイント

ConoHa WINGが2つの独自ドメインとセットにした「WING パック」で長期契約割引に対応していますので、ドメインを含めた価格が低く抑えられています。

基本的機能について

ストレージやデータベースについては、通常の利用には過不足ない量で運用には問題ないでしょう。mixhostのSSDストレージ無制限は容量が必要なユーザーにとっては魅力です。

アクセス集中などの転送量について超過した場合、ヘテムルがやや厳しめのスタンスでしょうか、ロリポップ!、ConoHa WING、mixhost、エックスサーバーは高速を前面に出しておりやや緩めの対応です。
バックアップについては、全社基本として含まれており復元時の料金に違いがあります。ロリポップ!、ConoHa WING、XServer、mixhostは無料で、ヘテムルは有料。

ココがポイント

月額1,000円台の高速サーバーでは、ロリポップ!、ConoHa WING、エックスサーバー、mixhostともに上位プランへはもちろん、下位プランへの変更も行えます。なお、ヘテムルは1プランしかありません。

SSLについて

月額1,000円前後のレンタルサーバーでは、無料SSLの「Let's Encrypt」を始め同等以上のSSLを利用することができます。なかでも、通常は有料サービスですがレンタルサーバーを契約中は無料で利用できるものとして、ConoHa WINGの「アルファSSL」、mixhostの「Sectigo(旧名:COMODO)」があります。
コストを抑えながらより信頼性の高いSSLを利用するメリットもありますので、検討材料の一つではあります。

2:主な仕様について比較

月額1000円高速レンタルサーバー 基本的な仕様比較
高速系レンタルサーバー月1000円前後の企業サービスブランドロゴ

サーバー各社 ロリポップ! ConoHa WING XServer mixhost ヘテムル
 比較プラン名 ハイスピード ベーシック スタンダード スタンダード プラス
マルチドメイン 無制限 無制限 無制限 無制限 無制限
サブドメイン 無制限 無制限 無制限 無制限 無制限
無料ドメイン特典 2つ *1 2つ 2つ 1つ  1つ *2
メールアドレス数 無制限 無制限 無制限 無制限 無制限
FTPアカウント 1 無制限 無制限 無制限 50個
簡単インストール
アクセス解析
WordPress簡単移行 ×
WAF
ウィルスチェック/スパムフィルター ○/○ ○/○ ○/○ ○/○ ○/○
メール/チャット/電話サポート ○/○/○ ○/○/○ ○/○/○ ○/○/× *3 ○/×/○

*1:ハイスピードプラン以上を12か月以上契約+自動更新設定し、1個目のずっと無料ドメインを取得している場合
*2:有料SSLを契約した場合(Let's Encryptは対象外)
*3: プレミアムプラン以上でZoomサポートが受けられます。(回数制限あり)

サーバー移行とサポートに違いあり

レンタルサーバーの電話サポート高速サーバー5社は、競争相手として相互チェックしているためか、WEBサーバーやメールの運用に必要な基本的機能には違いはあまり見られません。

サーバー移行に使用する「WordPress簡単移行(引っ越し)ツール」は、ロリポップ!、ConoHa WING、X server、mixhostに装備されていますが、会社ごとの相性もありツールを使ってスムーズに移行できる場合と、プラグインなどを使用しなければならない場合があります。

「WordPress簡単移行ツール」の利用を検討している場合は、自分が契約している元サーバーとの相性などもチェックポイントです。
チャットサポートはロリポップ!、ConoHa WINGX serverで対応、電話サポートはmixhostのみ未対応です。

3:サーバー仕様・速度高速化技術比較

月額1000円高速レンタルサーバー 高速化技術比較
高速系レンタルサーバー月1000円前後の企業サービスブランドロゴ

サーバー各社 ロリポップ! ConoHa WING XServer mixhost ヘテムル
 比較プラン名 ハイスピード ベーシック スタンダード スタンダード プラス
WEBサーバー LiteSpeed 5.4 *1 Apache+nginx *2 Apache2.4+nginx *2 LiteSpeed 6.x.x *1 Apache2.4
HTTP/2
HTTP/3 × × × ×
QUIC *3 × × × ×
RAID構成 RAID50 RAID10 *4
(オール SSD)
RAID10 *4
(NVMe SSD)
RAID10 *4
(ピュア SSD)
RAID構成
(オール SSD)
OPcashe *5 -
PHP5/7/8 ×/○/○ ×/○/○ ○/○/○ ○/○/○ ×/○/〇
採用技術 LiteSpeed版PHP
LiteSpeed Cache
Lite Speed LSAPI
コンテンツキャッシュ
ブラウザキャッシュ
WEXAL® Page
Speed Technology®
Xアクセラレータ
XPageSpeed
Fast CGI
ブラウザキャッシュ
MariaDB(一部)
LIteSpeed Cashe
Lite Speed LSAPI
MariaDB
モジュール版PHP
コンテンツ
キャッシュ

*1 Apacheと完全な互換性があり静的コンテンツ配信を高速化した次世代のWebサーバー
*2 大量の同時アクセスの処理に最適化された静的コンテンツの配信に特化したWebサーバー
*3 Googleが開発する実験的なプロトコルでHTTP/2より高速
*4 RAID1のミラーリング&RAID0のストライピングによる高速で高い障害耐性を兼備する構成
*5 PHPの初回実行時の内容を最適化しキャッシュするPHPの高速化拡張モジュール

高速化についての取り組み

クリエイター向けにサービスを開始したヘテムルは、利用者に快適なスピードを提供することを目指しているのに対し、ConoHa WINGXServermixhost「高速」自体をサービスの中心に据えた技術開発・採用を積極的に進めています。

ConoHa WINGXServermixhostはネット上の速度調査・リサーチや評判では甲乙つけがたく、自身のクライアントPCの性能、ネットワーク環境、配信するサイト・コンテンツの種類でスピードは変わってきますので、無料期間を利用しての検証は必須です。

ココがポイント

「ConoHa WING」は、日本国内で90%以上のシェアを占めたトップ10サービスのうち、各サービスの最下位プランをh2loadとApache Benchで5回計測した平均値で、サーバー処理速度の計測。その結果をもって「国内最速」表示しています。また「mixhost」は、HTTP/3やQUIC、LiteSpeedに加え、並列処理で最適化されたデータベースMariaDBなど最新技術を積極的に導入していますので試してみるのもいいでしょう

4:サイト内記事で詳しく

SSD高速サーバーを深堀する

高速系サーバーの競争は激しく、ユーザーとしてはより良いサービスを提供しているレンタルサーバーを利用してSEO対策を行いたいものです。各社の特徴をコンパクトにまとめました。さらに詳しくは個別ページで確認してください。

1:ロリポップ!

レンタルサーバー ロリポップ!

低価格レンタルサーバー「ロリポップ!」の高速プラン「ハイスピードプラン」は、WEBサーバーにLiteSpeedを採用、WordPress高速化プラグイン「LiteSpeed Cache」を標準装備して超高速化を実現しています。
ロリポップ!の他プランとの違いは歴然、他社高速サーバーにも引けを取らないサービスとなっています。
(*1 12か月契約の1ヶ月換算、税込)
(*2 1か月契約を途中解約でも返金なしのため)

初期費用 月額費用 プラン ストレージ
無料 990円 *1 ハイスピードプラン SSD 700GB
自動バックアップ プラン変更 最低利用期間 無料お試し
実質1か月 *2
(10日間)

2:ConoHa WING

ConoHa WING コノハウィング

東証プライム上場のGMOインターネットグループ株式会社が提供する「ConoHa WING」は、AIによるWebサイトの最適化・高速化を行う「WEXAL®Page Speed Technology®」を採用しています。
さらに、ブラウザキャッシュやコンテンツキャッシュ、LiteSpeed LSAPI導入と、国内最速級のレンタルサーバーとして着実に成長を続けています。

初期費用 月額費用 プラン ストレージ
無料 1,452円 ベーシック SSD 300GB
自動バックアップ プラン変更 最低利用期間 無料お試し
なし

3:エックスサーバー

エックスサーバー

エックスサーバー」は、各種調査で日本国内のレンタルサーバーシェアNO,1の人気を誇り、高速化はもはや代名詞ともなっています。
XPageSpeed」は、Google社の拡張モジュール「PageSpeed Module」をベースに、エックスサーバーがさらに開発したWebサイト最適化技術で、SEO対策として最適化処理をワンクリックで行えます。
(* 12か月契約の1ヶ月換算、税込)

初期費用 月額費用 プラン ストレージ
無料 1,100円* スタンダード SSD 500GB
自動バックアップ プラン変更 最低利用期間 無料お試し
3か月
(10日間)

4:mixhost

レンタルサーバー mixhost(ミックスホスト)

アズポケット株式会社が提供する最新技術を導入しているレンタルサーバ「mixhost」。
特徴的なストレージ無制限に加え、表示スピード高速化、WordPressサイト最適化でSEO対策を進め、テストサイト&本番反映やサイトの複製でサイト更新などをスムーズに進められます。
アフィリエイトなど個人や、個人事業主・企業に最適なサービスです。

初期費用 月額費用 プラン ストレージ
無料 2,178円 スタンダード SSD 無制限
自動バックアップ プラン変更 最低利用期間 無料お試し
3か月
(30日間返金保証)

5:ヘテムル

レンタルサーバー heteml(ヘテムル)

GMOペパボ株式会社提供の「ヘテムル」は、オールSSD化とHTTP/2、モジュール版PHPなど高速化対応しています。
また、基本プランで電話サポートもありますので個人はもちろん企業も安心して運用することができます。
(* 12か月契約の1ヶ月換算、税込)

初期費用 月額費用 プラン ストレージ
無料 2,035円* プラス SSD 600GB
(Web:400GB、メール:200GB)
自動バックアップ プラン変更 最低利用期間 無料お試し

復元5,500円/回
1プランのみ 3か月

5:まとめ

高速系サービスの主戦場

レンタルサーバーサービスが大幅に進化しましたので、予算を月額1,000円~2,200円程度と可能な限り抑え、高速なサーバーをレンタルできる環境となりました。各社間の競争も激しくなり「ドメイン永年無料」など、価格競争も起きていますのでユーザー側にはメリットも大きくなっています。自分や自社に合うサーバーを探して移行し、スピード表示でさらなる売上げアップを目指しましょう。

記事作成者プロフィール

佃 直毅
佃 直毅
株式会社ストレン 社長
情報セキュリティマネジメント
2級知的財産管理技能士
ネットショップ実務士レベル2
おすすめ情報サイト「マイベスト」レンタルサーバー・ドメイン監修

当サイトは10年以上のホスティング経験からレンタルサーバー・ドメイン・ワードプレステーマを中立の視点から比較評価し始める・切り替える方の立場に立った情報をお届けします。

【仕事略歴】早稲田大商卒。東証一部精密機器メーカー、レコード会社を経て2000年 動画配信レンタルサービス「ストレン」起業、マイクロソフト認定パートナーとしてサーバー構築・運用・PR等に携わる。
2015年、東証グロース上場企業・お客様と合意の上、上場企業へユーザー移行後に同ビジネス終了、以降はITコンサルティングとして支援に。