「CORESERVER:コアサーバー」はVPS/クラウド並みの高性能。低価格の「V1プラン」、高速対応プラン「V2プラン」ともに転送量無制限、高速化技術を取り入れ遠隔地/15世代自動バックアップも対応しています。
NEW!! 2024年9月12日から、V1プランとV2プランともに料金そのままでディスク容量を増量を実施。
初期費用 | 月額費用 | プラン | ストレージ |
無料 | 264円 月当たり/年 |
V1プラン CORE-MINI |
SSD 200GB →250GB |
こんな方におすすめ
- 低価格で超高速レンタルサーバーを使いたい
- 転送量を気にせず使いたい
- 企業用途にも耐えうるレンタルサーバーを契約したい
- 地震などに備えて遠隔地でバックアップ、自動バックアップしたい
コアサーバーとは?
対象ユーザー:初級/中級
月額数百円でWordPress(ワードプレス)が利用でき、しかも高速・多機能というレンタルサーバー「CORESERVER:コアサーバー」は、ドメイン取得サービス「バリュードメイン」、無料・有料サーバー「XRER(エクスリア)」を運営しているGMOデジロック株式会社が提供しており、東証プライム市場(旧一部)上場のGMOインターネットグループの関連企業でもあります。
「コアサーバー」には、コストバリューの高い「V1プラン」と、高速化に対応したプラン「V2プラン」の2つがあります。基本的なサーバー仕様など多くの違いがありますのでポイントを絞って詳しく見ていきましょう。
ココがポイント
レンタルサーバーの高速化に対応するため「V2プラン」が後で追加されましたので、「V2プラン」のほうが高性能・高スペックです。
コアサーバーのチェックポイントは?
コアサーバーの特徴は主に4つあります。
- 企業利用を満たす豊富な機能
- 高速化対応・セキュリティ対応
- リージョン選択ができる~遠隔地バックアップ~
- 個人でも手軽に始められる低価格設定
1:企業利用を満たす豊富な機能
「CORESERVER:コアサーバー」は、個人はもちろん企業が利用するには十分な機能が備わっています。パフォーマンスの最適化や稼働状況の確認、セキュリティの強化など運営会社の信頼性の高いサーバー運用により、WordPressによる安定感のあるサイト運営ができること、そしてコントロールパネルから簡単にインストールできる利便性が注目点です。
そして、複数サイトを運営するために必要なマルチドメイン・サブドメイン数は月額220円のV1プランのCORE-MINIでも50個、CORE-A以上とV2全プランは無制限です。データベース数、メールアドレスもV1プランのCORE-A以上とV2全プランで無制限で、個人利用・ビジネス利用いずれも問題なく運用できます。
そしてサポートについては、メール設定・ドメイン設定を教えて欲しいなど各種設定方法、あるいはログインできないなどのトラブルが起きた時は、ライブチャットでリアルタイムに支援を受けることができるのも安心材料です。(平日10:00-17:00)
→V1プラン機能一覧
主なコアサーバーV1プラン基本機能一覧です。2024年9月12日よりディスク容量増量となっています。下記のV2プランと同じ項目にしていますので比較してご確認ください。
また、V1/V2プランの全サーバーで「SPF」「DKIM」「DMARC」の送信認証技術を利用できるようになり、送信メールの迷惑メール誤検知リスクの軽減 、なりすまし等メールセキュリティリスクを軽減が可能です。
機能/プラン | CORE-MINI | CORE-A | CORE-B | CORE-C |
---|---|---|---|---|
ディスク容量 | 200GB →250GB |
400GB →500GB |
600GB →700GB |
1,200GB →1,400GB |
転送量目安 | 無制限 | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
マルチドメイン サブドメイン |
合わせて50 | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
メールアドレス | 200 | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
メール転送 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
メーリングリスト | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
Webメール | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
MySQL(MariaDB) | 10 | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
サブFTPアカウント | 10 | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
WordPress | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
PHP5/7/8 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
Ruby | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
Python | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
無料SSL | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
WAF | - | - | - | - |
IPS/IDS | - | - | - | - |
自動バックアップ | 〇 (15世代) |
〇 (15世代) |
〇 (15世代) |
〇 (15世代) |
独自IPアドレス(v4) | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
リージョン選択 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
メール/チャットサポート | ○/○ | ○/○ | ○/○ | ○/○ |
電話サポート | - | - | 〇 | 〇 |
無料ドメイン(取得・更新) | - | - | - | - |
■ V1プランバックアップについて
バックアップが、全プラン無料(15世代)で利用できます。
復元は、コントロールパネル上にある「バックアップ」から、希望のバックアップ対象データを指定し申込みが必要です。2営業日以内に利用中のサーバー領域へ設置され、完了後に「完了のお知らせ」が登録メールアドレスへ送付されます。
項目 | 内容 |
料金 | バックアップ・復元とも無料(回数制限なし) |
バックアップ | 15世代 |
サイクル | 1日1回 |
対象 | サーバー領域データ(Web・メールデータ) データベース(MySQL / PostgreSQL) |
→V2プラン機能一覧
主なコアサーバーV2プランの基本機能一覧です。2024年9月12日よりディスク容量増量となっています。下記のV1プランと同じ項目にしていますので比較してご確認ください。
機能/プラン | CORE-X | CORE-Y | CORE-Z |
---|---|---|---|
ディスク容量 | 400GB →500GB |
600GB →700GB |
900GB →1,000GB |
転送量目安 | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
マルチドメイン サブドメイン |
無制限 | 無制限 | 無制限 |
メールアドレス | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
メール転送 | 〇 | 〇 | 〇 |
メーリングリスト | 〇 | 〇 | 〇 |
Webメール | 〇 | 〇 | 〇 |
MySQL(MariaDB) | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
サブFTPアカウント | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
WordPress | 〇 | 〇 | 〇 |
PHP5/7/8 | 〇 | 〇 | 〇 |
Ruby | 〇 | 〇 | 〇 |
Python | 〇 | 〇 | 〇 |
無料SSL | 〇 | 〇 | 〇 |
WAF | 〇 | 〇 | 〇 |
IPS/IDS | 〇 | 〇 | 〇 |
自動バックアップ | 〇 (15世代) |
〇 (15世代) |
〇 (15世代) |
独自IPアドレス(v4) |
- | - | - |
リージョン選択 | - | - | - |
メール/チャットサポート | ○/○ | ○/○ | ○/○ |
電話サポート | - | - | 〇 |
無料ドメイン(取得・更新) | 1 | 1 | 1 |
「V1プラン」CORE-MINI以外は、データベース・FTPなどおおむね無制限です。またV2プランは、独自ドメイン1つの新規取得と更新料が永年無料でコストメリットがあります。この無料ドメインは、V1プラン・バリューサーバー・無料サーバーのXREAなど、GMOデジロック運営の他のサーバーに引っ越ししても移行して利用することもできます。また、ドメイン移管もバリュードメインで行えます。
そして、今までは自動バックアップが標準か有料オプションか混在していましたが全プランで無料化(15世代対応)になりましたので分かりやすくなりました。
メールでは、安全性を高めるSPF認証とDKIM認証、DMARKの設定を行うことが可能です。(参考サイト:バリュードメイン)あとはサイト設定やメールが届かないなど、各種対応を行ってくれる電話サポートの有無に気を付けましょう。
2:高速化対応・セキュリティ対応
「CORESERVER:コアサーバー」は、他社同価格のVPSやクラウド以上のパフォーマンスを実現すべく様々な対応を行っています。
サーバーハードウェアは全プラン最新のCPU、高速SSD導入、大容量メモリーを搭載し、アクセス集中時でも処理速度や表示スピードに影響を与えないよう独自チューニングしています。
インターネット回線は、国内最大級のバックボーンへ各サーバー10Gbpsで接続し常に快適なレスポンスを体現。全プラン転送量無制限もサイト管理者には嬉しいポイントで、画像・動画が多いサイト・プログラムの負荷がかかるサイトにはうってつけです。
高速化技術はページ速度が格段に向上し、Googleが推奨していることからSEOにも好影響を与えるとみられているHTTP/2、HTTP/3(3はV2プランのみ)に対応。また、PHPに処理理速度をアップするための技術を取り入れています。
セキュリティは、無料SSL化(サイト暗号化)に対応。常時SSL化がセキュリティ面でも検索エンジン対策面でも重要になっている昨今、必須のサービスも当然利用できます。さらにドメイン毎で異なる証明書を使い分けるSNIにも対応しセキュリティの向上を図っています。
そして、V2プランでは標準でWAFとIPS/IDSにも対応し、WEBアプリケーションの脆弱性を突いた攻撃や不正侵入を検知遮断し、メンテナンスをしっかり行い安全性を高めています。
障害情報は、公式サイトトップページで随時公開しています。
→V1 vs V2 サーバー仕様比較
低価格のV1プランとV2プランでは、サーバー仕様が異なっていますので、一覧して違いが分かる表で比較してみます。
仕様/プラン | V1プラン | V2プラン |
---|---|---|
CPU+メモリ | CPU 最大64コア メモリー 最大1TBでダイナミックスケール |
CPU 最大64コア メモリー 最大512GB〜1TB |
ストレージ | ピュアSSD(RAID) | NVMe SSD(RAID10) |
WEBサーバー | Apache | LiteSpeed |
MySQLサーバー | MariaDB 10.6 | MariaDB 10.6系 |
HTTP/2 | 対応 | 対応 |
HTTP/3 | - | 対応 |
PHP | 7.4 + FastCGI + OPcache + APCu | 7.4 + LiteSpeed PHP |
設置場所 | 国内 | 国内 |
ネットワーク | 国内最大級のバックボーンへ各サーバー10Gbpsで接続 |
ネットワーク環境は同じですが、V2プランではストレージにNVMe SSDを導入、LiteSpeedやHTTP/3対応など高速化対応が大幅に強化されています。
LiteSpeedを詳しく>>
3:リージョン選択ができる
「CORESERVER:コアサーバー」の大きな特徴に「リージョン選択」があります。
日本は、地震や災害が多く堅牢なデータセンターといえども万全とは言い切れないのが実情です。そこで、コアサーバーではサーバーの新規申し込み時に、東日本リージョンと西日本リージョンのいずれかを選べるサービスを行っています。
リージョン選択は全プランで選択できます。(V2プランは対応予定)
特徴1 まさかに備え、複数のリージョン間でシステムの分散運用やバックアップができる。
特徴2 災害(地震・風水害)が起こった時に、サーバーやネット上のサービスが完全に停止するリスクを極限まで下げる。
特徴3 負荷分散・冗長化を複数リージョンがあることで実現でき、障害に強くなるメリット。
4:手軽に始められる低価格とサポート
企業ユースにも十分応えられるサービスですが、料金はとっても低価格。
12カ月の長期契約にするとメリットが大きい価格設定になっています。
サポートは、V1/V2全プラン対応のチャット・メールサポート(お問い合わせフォーム)と、一部サービス対応の電話サポートがあります。
サイト運用に必要な事項や、MacなどパソコンとiPhoneなどスマホでのメール設定、各種障害対応など場合に応じてサポートを有効に活用しましょう。
コアサーバーV1・V2プラン料金の違い
V1プラン料金比較
料金/プラン | CORE-MINI | CORE-A | CORE-B | CORE-C |
---|---|---|---|---|
初期費用 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 |
1ケ月契約 | 352円 | 660円 | 1,320円 | 4,125円 |
3ケ月契約 | 990円 | 1,848円 | 3,696円 | 11,550円 |
6ケ月契約 | 1,848円 | 3,432円 | 6,864円 | 21,450円 |
12ケ月契約 | 3,168円 | 6,336円 | 12,672円 | 39,600円 |
24ヶ月契約 | 5,808円 | 11,616円 | 23,232円 | 72,600円 |
36ヶ月契約 | 7,920円 | 15,840円 | 31,680円 | 99,000円 |
支払い方法: クレジット,Yahoo!ウォレット,Amazon Pay,WebMoney,コンビニ,銀行振込,郵便振替
すべてのV1プランで初期費用は無料。料金はすべて税込み表示。契約の長さ(1~36ケ月)でプラン別に支払う金額がわかる一覧表です。料金はキャンペーン時に変更の場合があります。
なお、V1プランはプラン変更ができません。
V1プラン月額料金
料金/プラン | CORE-MINI | CORE-A | CORE-B | CORE-C |
---|---|---|---|---|
1ケ月ごとの契約 | 352円/月 | 660円/月 | 1,320円/月 | 4,125円/月 |
3か月契約 | 330円/月 | 616円/月 | 1,232円/月 | 3,850円/月 |
6か月契約 | 308円/月 | 572円/月 | 1,144円/月 | 3,575円/月 |
12ケ月契約 | 264円/月 | 528円/月 | 1,056円/月 | 3,300円/月 |
24ヶ月契約 | 242円/月 | 484円/月 | 968円/月 | 3,025円/月 |
36ヶ月契約 | 220円/月 | 440円/月 | 880円/月 | 2,750円/月 |
WordPressが使えるライトプラン「CORE-MINI」で、36カ月契約をしますと1カ月当たりの料金が最安の220円となり、かなりお得です。
V2プラン料金比較
料金/プラン | CORE-X | CORE-Y | CORE-Z |
---|---|---|---|
初期費用 | 1,650円 | 1,650円 | 1,650円 |
サブスクリプション契約 | 690円 | 990円 | 2,490円 |
12ケ月契約 | 6,336円 | 10,296円 | 26,136円 |
24ケ月契約 | 11,352円 | 19,272円 | 50,952円 |
36ケ月契約 | 14,040円 | 24,840円 | 71,640円 |
支払い方法: クレジット,Yahoo!ウォレット,Amazon Pay,WebMoney,コンビニ,銀行振込,郵便振替
V2プランは初期費用が1,650円かかります。料金はすべて税込表示。
契約の長さ(1~36ケ月)でプラン別に支払う金額がわかる一覧表です。料金はキャンペーン時に変更の場合があります。プラン変更は上位プランへのみ変更可能です。
V2プラン月額料金
料金/プラン | CORE-X | CORE-Y | CORE-Z |
---|---|---|---|
サブスクリプション契約 | 690円/月 | 990円/月 | 2,490円/月 |
12ケ月契約 | 528円/月 | 858円/月 | 2,178円/月 |
24ケ月契約 | 473円/月 | 803円/月 | 2,123円/月 |
36ケ月契約 | 390円/月 | 690円/月 | 1,990円/月 |
WordPressが使える超高速V2プランの「CORE-X」で、12カ月契約をしますと1カ月当たりの料金が528円となります。36か月契約では、1カ月当たり390円とさらにコストを抑えられます。
気になるポイントは?
低価格でハイスペック・ハイコストパフォーマンスのコアサーバーですが、留意点もあります。メリットは黄色いアンダーライン、デメリットは赤いアンダーラインで示しています。
- V1プランは初期費用無料、V2プランは1,650円かかります
- V1プランはリージョン選択対応、V2プランは現在未対応
- 申し込み後のリージョン切り替え、利用中のサーバーのリージョン変更は不可
- 自動バックアップ(15世代)はV1、V2全プランで無料
- プラン変更:V1プランは不可で別途契約が必要。V2プランは差額負担で上位プランのみ変更可能
- V2プランは、1つのドメイン無料(新規・更新永年)
ココがポイント
V1とV2プランでは初期費用やスペックなど違いがありますので、事前に確認しておきましょう。
コストを極限まで抑えて高速サーバーを利用したい場合はV1プラン、超高速サーバーをビジネスで本格的に導入するのであればV2プランが適しています。
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まとめ
低価格で高速化を目指すには
「CORESERVER:コアサーバー」は、すべてのプランがSSD対応、無料SSL対応で、個人からビジネスまで広い範囲で利用できるレンタルサーバーです。V2プランでは、さらにサーバーの性能が高くなりましたので、サイトの高速表示が期待できます。また全プランで無料自動バックアップに対応していますのでさらに信頼性が高まります。
お試し無料利用はクレジット登録不要で長めの30日間ですので、WordPressの簡単なインストールやハイスペックのサーバーの使い方の確認や使用感を試してみてください。
記事作成者プロフィール
-
株式会社ストレン 社長
情報セキュリティマネジメント
2級知的財産管理技能士
ネットショップ実務士レベル2
おすすめ情報サイト「マイベスト」レンタルサーバー・ドメイン監修
当サイトは10年以上のホスティング経験からレンタルサーバー・ドメイン・ワードプレステーマを中立の視点から比較評価し始める・切り替える方の立場に立った情報をお届けします。
【仕事略歴】早稲田大商卒。東証一部精密機器メーカー、レコード会社を経て2000年 動画配信レンタルサービス「ストレン」起業、マイクロソフト認定パートナーとしてサーバー構築・運用・PR等に携わる。
2015年、東証グロース上場企業・お客様と合意の上、上場企業へユーザー移行後に同ビジネス終了、以降はITコンサルティングとして支援に。