企業サイト・日記や雑記など個人ブログ・アフィリエイトサイトなどを立ち上げるには、その基礎となるWordPressと、もう一方の車の両輪でもあるツールとしてテーマ(テンプレートとも言います)が欠かせません。
ところがワードプレステーマには、無料・有料、国内(国産)・海外製など数千以上あり、どれにしていいか悩んでなかなか決まらないですね。また、WordPressテーマ自作で進める方法もありますが、初心者にはハードルが高く現実的ではありません。
このページでは、初心者から中級・上級者の個人・企業ともに人気やメリット、そして実績のある無料テンプレート・テーマを一覧で解説しますので、新規サイトやサイトリニューアル時にお役立てください。また、注目テーマは随時追加していきますよ。
WordPress:ワードプレステーマとは
WordPressでサイト・ホームページを立ち上げる時に、サイト構成・レイアウト・見栄えなど、主にデザイン面の型をつくってくれるベースとなる素材のことです。
ポイント
サイトを家に例えると、基礎工事・骨組はWordPressで、その上に乗っかる壁やインテリア・窓など見栄えの部分をテーマとすれば、イメージが湧きますね
さらにテーマが便利なポイントは、着せ替え人形のようにいつでも自由にテーマ変更ができること。つまり、WordPressでサイトを作ってさえいれば、時代に合わせ好みでデザインもすぐに変更できるんです。サイトリニューアルも、アップロードしてテーマ差し替えで済みますので楽ですし、コストもあまりかかりませんね。
また、更新頻度の少ない企業案内ページなどは固定ページで、新しい情報を提供するブログなどは投稿ページで簡単に作成できるなどの制作上のメリットもあります。
ワードプレステーマには有料と無料のテーマがありますので、このページでは日本語無料テーマについて個別に見てまいります。
WordPressおすすめ無料テーマ
1:TCD GLUE NEW!!
デザイン系ワードプレステーマブランドとしてユーザーが多い、TCDからWordPress無料テーマ「GLUE」が2024年10月29日にリリースされました。
個人ブログからメディアサイトまで幅広く
「GLUE」は、有料テーマ並みの品質でレスポンシブ対応、さらにトレンドに合う高いデザイン性のテーマをダウンロードして無料で利用できます。
国産テーマなので、設定やマニュアルも日本語で安心、ブログやメディア・サービスサイトをすぐに作って公開できます。
ランディングページも固定ページで何枚でも作成可能、商品告知やイベント案内などビジネスサイトには必要かつ嬉しい機能です。
個人ブログやアフィリエイトサイト、ビジネスではメディアサイトやサービスサイトまで幅広く使えるWordPressテーマです。
デザイン系ブログテーマ
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TCDワードプレス無料テーマ「GLUE」とは?個人ブログからサービスサイトまで利用できる!!
洗練されたデザイン系ワードプレステーマブランドとして人気の高い、TCDからWordPress無料テーマ「GLUE」が2024年10月29日にリリースされました。 トップページやヘッダーのカスタマイズに ...
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2:LIQUID PRESS LIGHT
リキッドデザイン株式会社はWordPress公式サポートテーマをリリースしており、有料版を中心に日本語レスポンシブ対応のテーマを8種類提供中です。SEO最適化対策や簡単に設定できる点など、すぐにWordPressを立ち上げたい個人や企業に向いています。
2023年4月の価格改定で、ブログテーマ「Light」が無料化され、簡単なアンケートに答えることで無料でダウンロードできるようになりました。
シンプルな機能は初めての利用に最適
テーマ選びのポイントの一つは簡単さです。すぐにブログをはじめることができるブログ用テーマ「Light」は、レスポンシブ+対応なので、スマートフォンでPC表示に切り替えることも出来ます。
さらにブロックエディターにも対応、ブロックスタイル機能で見出し等のデザインを簡単に変更できます。 そして効率よく記事を作成するためのブロックテンプレート37種類も利用可能です。
取り急ぎ無料版を使いたい、有料の上位版LIQUID MAGAZINEの購入前に検証したい方などにおすすめです。
■ 有料版テーマやLIQUID PRESSについて
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3:Cocoon
「Cocoon(コクーン)」は、Simplicityの後継となる無料のテンプレートで、おすすめ無料テーマの中でも特に人気で、数多くの比較サイトでもランキングはトップクラスです。
Simplicityと互換性はありませんが、シンプルかつ完全なレスポンシブ対応、内部SEO施策済みで高速表示でサイトの上位表示と収益化も見込める人気の高いテーマです。個人のブログはもちろん、企業の利用にも十分耐えうる高性能が魅力で商用利用にも問題ありません。何サイトも使えますので使い回しもOK! Cocoonスキンを利用すれば、あっというまで大幅なデザイン変更でイメージも様変わりします。
無料にもかかわらず、高機能が人気の無料テーマです。なお、WordPressテーマCocoonは「エックスサーバー株式会社」へ事業譲渡されましたが、開発・運営・サポートは、引き続き私(わいひら)さんが行っていますので、無料テーマとして使うことができます。
4:無料ホームページテンプレート.com
テンプレート制作会社の株式会社クラウドナインが運営する無料版テンプレートサイトです。当サイトでは、WordPressテンプレートと、HTMLテンプレートが複数配信されており、いずれも無料でダウンロード・利用ができます。使い方がとっても分かりやすい初心者向けテーマも数多くあります。
WordPressテンプレートは、レスポンシブ対応でスマートフォンの見栄えもシミュレーターでチェック可能、テンプレート内のイラスト・写真も利用OK,カスタマイズや改変も自由に行えるなど、制作会社もライセンスを気にすることなく自由に活用することができます。さらに著作権表示は、料金(2,980円)を支払えば削除もできます。
5:Luxeritas
無料ながら、SEO最適化済みでスマートフォンに自動的に対応するレスポンシブ化、カスタマイズ性に富み、自由にサイトを作ってみたい方に最適なテーマです。
とくに高速表示と検索エンジン対策に積極的に取り組んでいますので、情報量の多いブログや個人事業主、フリーランス、中小企業の検索上位表示を目指すメインサイト・サテライトサイトに最適です。
6:Simplicity2
「Simplicity(シンプリシティー)2」は、シンプルかつカスタマイズが自由にできる無料のテンプレートです。内部SEO施策済みで、SNSボタンも複数パターンから選択できます。
レスポンシブもパソコン・スマホ向けに計4パターンに対応し、テキスト中心に配信したいブログやサイトに最適です。
7:Xeory Base
「コンテンツマーケティング」を知り尽くしたバズ部さんのノウハウが凝縮した企業向けテンプレートです。
SEO対策に必須のmeta情報やSNS、アナリティクス設定、さらに顧客からのお問い合わせ獲得のためのCTA設定、ランディングページの作成も管理画面から行えます。
なお、ダウンロード時には会員登録が必要です。
8:ビズベクトル
ビジネス用テンプレートで、数多くの企業サイトに利用されている「ビズベクトル」。WordPressの教本を執筆している著者が、ビズベクトル開発に関わっていますのでマニュアルも充実しています。企業サイト・コーポレートサイトに適しており、利用例・事例も豊富にあります。
しかし2018年12月でアップデート終了したのが残念ですが、修正コードは有志によってGitHubで適用することはあります。まだまだ人気が高く、企業サイトには最適なテンプレートです。
企業サイト・ブログ向けのデザインで使い勝手が良いのですが、更新が止まっていますのでセキュリティを考慮すると、後継のLightning、もしくはCocoonの利用も検討したほうがいいでしょう。
9:Lightning
ビジネス用テンプレート「ビズベクター」の後継としてリリースされたテーマが「Lightning」です。WordPress公式ディレクトリに登録されたテーマなので、WordPress管理画面からインストールやアップデートが簡単にできます。
テーマLightning自体はシンプルですが、無料の多機能プラグイン「VK All in One Expansion Unit」で拡張性を高めるという構成になっています。
ビジネスサイトやブログ、どちらでも利用に向いています。
無料テーマから有料テーマへ
無料テーマ・テンプレートでは「機能が足りない」、美しく洗練されたポートフォリオテーマが必要、「表示が遅い」という時は有料テーマに切り替えるタイミングかもしれません。
有料テーマにはどんな種類があるの?
テーマ有料版には、人気のSWELLテーマのようにオールラウンドな性能・機能を持つ「機能デザインバランス型」と、シンプルな操作性と表示速度を重視した「表示速度重視型」、かわいいテーマやお洒落でかっこいいテーマなどWEBサイトが簡単に出来上がる「デザイン重視型」、その他海外製などがあります。(弊社分類)
また、複数サイトに使えるライセンス、買い切りで1サイトのみ使えるライセンスなど複数の買い方や、そして値段が様々なものがありますので購入前に確認しておきましょう。
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まとめ
WordPressテーマはメリット豊富
WordPressで特に人気や利用度の高い無料で使えるテーマを紹介しました。
自作テーマを作るなど時間をかける必要はなく、既存テーマを利用すればテーマを差し替えることで制作会社に依頼することなくサイトを一新することができます。また、同一ドメインを継続して使い続ければ、ドメイン価値も上がりSEO効果も高まります。
時流・トレンドに合わせてWordPressのテーマを変更し、ユーザビリティを高めつつ、ブランド価値を向上させ、売り上げの増えるサイト運用にお役立てください。
記事作成者プロフィール
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株式会社ストレン 社長
情報セキュリティマネジメント
2級知的財産管理技能士
ネットショップ実務士レベル2
おすすめ情報サイト「マイベスト」レンタルサーバー・ドメイン監修
当サイトは10年以上のホスティング経験からレンタルサーバー・ドメイン・ワードプレステーマを中立の視点から比較評価し始める・切り替える方の立場に立った情報をお届けします。
【仕事略歴】早稲田大商卒。東証一部精密機器メーカー、レコード会社を経て2000年 動画配信レンタルサービス「ストレン」起業、マイクロソフト認定パートナーとしてサーバー構築・運用・PR等に携わる。
2015年、東証グロース上場企業・お客様と合意の上、上場企業へユーザー移行後に同ビジネス終了、以降はITコンサルティングとして支援に。