【比較】ネットショップ作成サービス BASE vs Cafe24 ~決済・料金・機能を比較する~

2021年5月7日

【比較】ネットショップ作成サービス BASE vs Cafe 24

コストゼロで始めることができる無料ネットショップ作成サービスのうち、150万ショップが利用している「BASE」と、2018年からサービスを開始し特に海外向け販売に強みを発揮している「Cafe24」、当ページではこの2サービスを比較しながら解説します。

 

無料系ネットショップ作成サービスのタイプは2つ

月額費用が掛からない無料系ネットショップ作成サービスには、ざっくりと大きく分けて2つのタイプがあります。そのタイプとは?

お悩みくん
2つのタイプの大きな違いはなんですか?
ネットショップ作成サービスの中に決済(サービス)が含まれておりワンストップでネットショップが構築できるタイプと、ネットショップ作成サービスとは別に複数の決済手段から選べるオプション型のタイプです。「BASE」は前者、「Cafe24」は後者に当てはまります。
解説です

 

決済タイプのイメージ図

無料系ネットショップ作成サービスの決済タイプ

BASECafe24という、タイプの違う無料系ネットショップ作成サービスを比較することで、どちらのサービスが自社に適しているかを判断しやすいように見える化しています。まず、BASEとCafe24についてそれぞれ見てみましょう。

 

BASE(ベイス)とは?

無料ネットショップ作成サービス「BASE」
引用:BASE

無料ネットショップ作成サービスの中では決済サービスもワンパッケージで含んでおり、ハンドメイドアクセサリーやファッション、食品や各種サービスなど150万を越えるショップが利用するショッピング作成サービス 「BASE」(ベイス)。

初期費用・月額費用は完全無料、商品登録数は無制限で商品数が増えても使い続けることができます。売れたときだけ手数料を支払えばいいのでリスクはほぼなく、ショップのデザインから決済の導入が誰でもできる簡単さが人気です。

 

Cafe24(カフェ24)とは?

Cafe24(カフェ24)~越境ECに強いと口コミで評判の無料ネットショップ作成サービス~
引用:Cafe24

2018年にサービスを開始した無料ネットショップ作成サービス「Cafe24」(カフェ24)は、初期・月額費用が無料、そして販売手数料・システム(サービス)手数料も無料ながら越境ECに定評があり、HTML編集ができる「スマートデザイン」等多機能で初心者~上級者まで対応しています。
決済は複数サービスの中から選べるオプション型のネットショップ作成サービスで、国内および海外でも決済にも強みを発揮します。商品情報の自動翻訳や、Facebook・Instagramとの連携でグローバル販売も実現します。

 

決済サービスが含まれている「BASE」では、利用するかしないかという判断になり選択肢は狭いのですが、シンプルで分かりやすいという長所があります。

一方で、オプション型の「Cafe24」は、決済サービスをコスト・決済方法・国内外利用など複数の選択肢から選べるというメリットがありますが、サービスごとにコストなどが異なりますので運用管理をしっかり行う必要があります。

解説です

 

決済関連比較

それではネットショップで重要なもののひとつ「決済」について比較してみましょう。最初にどんな決済方法があるかという比較です。

決済方法比較

 利用できる決済サービス
BASEクレジットカード決済・コンビニ決済・Pay-easy決済・銀行振込・後払い決済・キャリア決済・PayPal(ペイパル)・Amazon pay
Cafe24クレジットカード決済・コンビニ決済・Pay-easy決済・銀行振込・後払い決済(コンビニ決済、銀行振込、郵便局LINE Pay)・キャリア決済・PayPal(ペイパル)・UnionPayAlipayECPay
Cafe24には複数ブランドの決済サービスがありますので、例えば海外決済のAlipayなど、より多くの選択肢の中から選べます。
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振込サイクル比較

次に入金されるタイミング、振込サイクルを比較してみます。
BASEはサービス内の「BASEかんたん決済」なので振込サイクルは1つのパターンですが、Cafe24は選択した決済サービスにより振込サイクルは異なります。

 振り込みサイクル
BASE振込申請から10営業日(土日祝除く)
*オプション利用で1~2営業日
Cafe24PayPal
申請から3~6営業日 
イプシロン 
通常:月末締め翌々月20日入金 早期入金:月末締め翌月15日入金
ゼウス 
通常:月末締め翌月末日入金 早期入金(月3):20日締め当月末入金など月3回
BASEは、*オプションの「お急ぎ振込」利用で、早期振込に対応しています。費用は振込申請金額の1.5%です。

Cafe24は、決済サービスで異なりますし早期入金サービスもありますので、自社のニーズに合わせて契約前に確認をしておきましょう。

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料金比較

さらにコスト面についてです。WEBショップを構築するときに特に考えなければならないのは費用です。BASEとCafe24の料金を確認しましょう。

項目BASECafe24
●システム関連
初期費用0円0円
月額費用0円0円
システム(サービス)手数料3%*10円
●決済関連
初期費用0円0円~*2
月額費用0円0円~*2
決済手数料3.6%+40円*13.6%~*2
BASEは、手数料が独特ですので注意が必要です。
*1 決済手数料 3.6%+40円と、サービス手数料 3%がかかります。また、両手数料は送料にもかかることに注意が必要です

Cafe24は、システム手数料は無料ですが、*2 決済手数料は利用するサービスによって異なりますし、初期費用・月額費用がかかる場合もあります。

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それでは、Cafe24*2(決済サービス)について、さらに詳しく見てみましょう。現在、7社のサービスが選べ、それぞれ対応している決済方法や初期費用、月額費用が異なります。ニーズに合わせて選ぶことがポイントです。なお、黄色背景の料金は最安2トップです。

Cafe24 決済サービスについて
決済代行会社初期費用月額費用決済方法/手数料
Epsilon byGMO
(イプシロン)
無料無料~*2クレジット 3.6% *3
コンビニ 金額により相違
SBペイメント
サービス
無料5,500円(クレジット)
5,500円(コンビニ)
3,300円(キャリア決済)
5,500円(Pay-easy決済)
クレジット 3.6%+2円
コンビニ 金額により相違
キャリア決済 キャリアで相違
Pay-easy決済 金額により相違
NP後払い無料5,500円~後払い
ZEUS(ゼウス)無料無料(クレジット)
3,300円(コンビニ)
3,300円(銀行振込)
クレジット 3.6%
コンビニ 金額により相違
銀行振込 3.6%+30円
PayPal *1無料無料PayPal 3.6%+40円
(一般 月間 30万円未満)
PayPal 4.1%+40円
(外国人決済 月間 30万円未満)
Eximbay
(エキシンベイ)
-海外決済サービス-
22,000円~無料クレジット
UnionPay
Alipay
ECPay
-台湾の決済代行-
NTD 3,000
(ニュー台湾ドル)
-クレジット
コンビニ 等

*1 PayPalは、申請後すぐに利用できる「クイックオープン」に対応しています。
*2 イプシロン「最短1営業日導入プラン」では、月額最低手数料(固定費)が発生。固定費と決済手数料の高い金額を請求。固定:個人:JCB/AMEX 550円~、法人:JCB/AMEX 1,100円~ 決済手数料 4~5.5%
*3 イプシロン「手数料ダントツお得プラン」利用の場合。当プランでは月額固定費が必要です。固定:個人:JCB/AMEX 825円~、法人:JCB/AMEX 2,200円~
●決済手数料は決済ごとに発生します。

決済まとめ

BASECafe24の決済比較です。

無料系ネットショップ作成サービスの決済タイプ コスト入り

コストを最も抑えられるパターンは、Cafe24ゼウスのクレジット決済のみ利用するケースです。初期・月額無料でクレジットの決済手数料は3.6%。

次点は、Cafe24PayPalを利用するケース。初期・月額無料で決済手数料は3.6%+40円で、BASEより低コストで運営可能です。

BASEは、6.6%+40円が固定の手数料(コスト)で必ずかかりますし、送料にもかかりますので、コスト計算は少し上乗せ(トータルで8~10%前後のイメージ)で考えたほうが良いでしょう。初期・月額費用はかかりません。
無料系ネットショップ作成サービスの決済タイプ 商品と送料にかかる

 

クレジット決済のみではCafe24にコストメリットがあることが分かりました。さらに、コンビニやキャリア決済など決済方法を増やしたい場合は、BASEはワンパッケージで含んでいるのに対し、Cafe24は追加料金が必要な場合も多いので、売上金額と利用料金・決済手数料などを照らし合わせて、コストをできるだけ抑えられる決済サービス・ネットショップ作成サービスを選ぶよう慎重に見極めてください。
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機能比較

ネットショップ作成サービス BASEとCafe24の機能比較

それではネットショップ構築や運営に関わるサイト関連の機能面を比較してみましょう。ネットショップ立ち上げ時の「構築関連」、継続稼働時の「運用関連」、ネットショップを成功に導くための「販促関連」に分類しています。

サイト関連

 機能など/サービスBASECafe24
 ●構築関連
 HTML編集
 スマホ対応
別デザイン対応
 独自ドメイン
 英語・外貨対応
 多言語対応×
9言語対応
 複数ショップ対応×
15ショップまで
 ●運用関連
 商品登録数無制限無制限
 送料詳細設定
 購入個数制限
 まとめ販売 × ◎
 再入荷通知 × ◎
 定期販売×
●販促関連
 クーポン発行
 レビュー機能
 メールマガジン △
 ポイント機能 ×
 レコメンド機能 ×△ *1
 フォローメール ×
 Instagram販売
 Googleショッピング ×
 機能など/サービスBASECafe24

*表内のXは未対応、△は有料オプション
*1 有料サービス「商品キュレーション」。なお、
Cafe24 Storeで無料提供している「スマートチョイスBasic」を使用すればオススメ商品を表示させることができます。

 

BASEは、誰でも簡単にネットショップが始められることを中心に据えていますので、分かりやすい管理画面でまずはネットショップを立ち上げ、必要な機能はApp追加でプラスするというスタンスです。
HTML編集や独自ドメイン、英語・外貨などもAppをインストールしてネットショップに機能を追加できます。

Cafe24は、機能が豊富で初期管理画面である程度準備されていて、さらにAppで追加するか外部サービスと連携するというスタンスです。特に、1IDで複数サイトを立ち上げられる、9言語に対応している、翻訳などBASEにはない機能もあります。

無料ネットショップ作成サービス BASE Cafe24管理画面

 

運用面では、BASEのみにある「定期販売」、Cafe24のみにある「まとめ販売」「再入荷通知」がありますので、自社ネットショップに必要な機能があるかどうか確認しましょう。

販促面では、BASEは「メールマガジン」が無料で利用できますがCafe24では有料オプションです。「ポイント機能」「Googleショッピング」はCafe24のみ対応しています。

なお、機能を確認する場合、自社ネットショップに必要な機能があるかどうか、コストがかかるかという点のほかに、下記の「ネットショップの売り上げを増やす」という視点も併せてチェックしましょう。

ここがポイント

ネットショップで売上を増やすには、「顧客を増やす(顧客数)」か、「一人当たりの顧客単価を上げる(平均単価)」か、その両方を実現するか、にかかっています。
さらに顧客には「新規」「リピーター」がありますので、最初に、どの機能がどの部分に対応しているかを理解する必要があります。

ネットショップで売り上げを増やすには?

コストをかけず幅広い決済方法を揃え単価アップを狙うため「BASE」を選ぶ、あるいは販路を広げ新規顧客を増やすためGoogleショッピングを手軽に活用できる「Cafe24」を選ぶなど、具体的な戦略を考えることも重要です。さらに、新規顧客獲得コストよりも既存顧客のリピート・単価を増やすほうが、一般にはコストが低いといわれていますので、ポイントフォローメールの活用でできるだけコストをかけずに売上を短期間に拡大する戦略も有効な手段の一つです。

 

決済・機能比較を踏まえ、BASEはワンパッケージで分かりやすいので、簡単にネットショップを始めたいユーザー・定期販売を行いたいユーザー向け、Cafe24は多彩な決済・機能・複数ショップや多言語翻訳・SNSとの連携ができること、そしてシステム(サービス)手数料が無料でコストがかからないことから、ネットショップを本格的に始めたいユーザー・コストを抑えて多機能のサービスに乗り換えたいユーザー・これから成長が見込まれる海外向けEC(越境EC)を行いたいユーザーに適しています。
解説です

 

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まとめ

初期費用・月額費用ともに無料で始められるネットショップ作成サービス「BASE」と「Cafe24」ですが、決済や機能の違い、どういうユーザーに適しているかなどを見てきました。

現在、自社でかけられるコストや人的リソース、国内販売が主か海外での販売を目指すか・・・など、自社の方向性と強みを分析して、適したネットショップサービスを導入すれば、成功へより近づきます。
両サービスとも無料で検証ができますので、“百聞は一見に如かず”実際に手を動かして確認してみてはいかがでしょう。

 

 

 

記事作成者プロフィール

サイト管理者
サイト管理者ITサポート/コンサルティング/コンテンツプロデュース
株式会社ストレン 代表取締役社長
MCP,2級知的財産管理技能士
GAIQ(Googleアナリティクス個人認定資格)
おすすめ情報サイト「マイベスト」レンタルサーバー・ドメイン監修

【仕事略歴】早稲田大商卒。東証一部精密機器メーカー、レコード会社を経て独立後、2001年に動画配信(ストリーミングサーバー)レンタルサービス「ストレン」を立ち上げ、マイクロソフト認定パートナーとしてサーバー構築・運用からPRまで全般に携わる。2015年、東証マザーズ上場企業・お客様と合意のもと、上場企業サービスへ移行していただき同ビジネス終了、以降はITサポート・コンサルティングとして企業の支援に。

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