ホームページ運用やWEBアプリ開発にはサーバーが欠かせません。「共用サーバーでは性能や機能が足りない」「専用サーバーは高すぎる」「自作は手間がかかる」・・・そんな方に注目されているのが VPS(仮想専用サーバー) です。
VPSは、専用サーバー並みの自由度と、共用サーバーのような低コストを両立できるのが大きな魅力です。 このページでは、国内の代表的な Linux/Unix系VPS 6プラン を比較し、特徴や評価をわかりやすく解説します。
(2025年9月13日更新)
料金・機能 並替比較一覧
Linux VPSの主要項目を一覧で比較し、サービスの違いを一目で確認できます。
ポイント
- 表上部矢印
クリックで並替
- 料金は単月支払いで統一
Linux VPS: 6プラン
サービス名(サイト内リンク) | 初期 費用 |
月額 料金 |
最低 期間 |
試用 期間 |
メモリ | vCPU | 容量 | 時間 課金 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1:XServer VPS 通常プラン | 0円 | 1150円 | 1ヶ月 | 0:なし | 2GB | 3コア | 50GB | × |
2:ConoHa VPS | 0円 | 751円 | 0:なし | 0:なし | 0.5GB | 1コア | 30GB | 時間単位 |
3:さくらのVPS | 0円 | 643円 | 3か月 | 14日間 | 0.5GB | 1コア | 25GB | × |
4:シンVPS | 0円 | 900円 | 3か月 | 0:なし | 0.5GB | 1コア | 50GB | × |
5:KAGOYA CLOUD VPS | 0円 | 550円 | 0:なし | 0:なし | 1GB | 1コア | 100GB | 日単位 |
6:ABLENET VPS | 1027円 | 783円 | 1ヶ月 | 10日間 | 0.5GB | 1コア | 30GB | × |
*背景はメリット。初期費用・月額料金・スペック(メモリ/CPU/SSD)などLinux最安プラン内容を表示(2025/9/8時点)

3サービス選定&評価ポイント
ストレンが厳選した6サービスのうち、価格・機能や知名度等人気を含めてさらに3サービスを選びました。
XServer VPS
項目 | 強み | 弱み |
---|---|---|
理由 | 10Gbps高速回線 AMD EPYC採用 NVMe SSD標準搭載 |
料金がやや高め 下位変更不可 最低期間1ヶ月 |
ConoHa VPS
項目 | 強み | 弱み |
---|---|---|
理由 | 時間課金対応 多機能コスパ良 GMOブランド信頼 |
100Mbps共有回線 電話サポート平日 IPv4が1個のみ |
さくらのVPS
項目 | 強み | 弱み |
---|---|---|
理由 | 老舗企業の信頼 3拠点選択可能 14日無料試用 |
最低期間3ヶ月 高速性やや課題 コールバック予約 |
VPSとは?
Linux VPS 早わかりYouTube動画
当ページを分かりやすく解説したYouTube動画を公開中(ページ修正で一部内容変更あり)。時間のない方、聞き流しで情報を知りたい方はご覧ください。(6:07)
VPSとは仮想専用サーバーのことで、この両サービスのメリットを取り入れており、その中間的なサービスに該当します。
1台の物理的なサーバーに、仮想的な複数のサーバーを構築し、複数のユーザーが利用する形態です。(イメージ図)
低料金で、管理者権限があり自由にカスタマイズや開発などができること、そして国内設置で運用上のリスク回避という安全面でのメリット、そしてVPSはメールサーバーには向かない場合があり、OSのインストールやメンテナンスにはある程度の技術が必要などのデメリットもあります。
下記のイメージにまとめています。
VPSのメリット・デメリットは?
一言で!専用サーバーの自由度と共用サーバーの低コストです。
VPSを選ぶポイント
VPS・レンタルサーバーを安定運用するには、信頼できるサービス選定が重要。各社で機能や特徴が異なるため以下を検討しましょう。
ポイント
- コスト/課金単位(月/時間単位)
- 必要な機能・OS・アプリ
- サーバースペックやネットワーク環境(帯域・IPアドレス提供数)など
- 管理画面が独自/海外製/既製品か
- サービス運営母体や経歴など信頼度
それではVPSおすすめサービスについて各社ごと見てまいりましょう。
おすすめ汎用VPS 6 評価&選び方
1:XServer VPS 通常プラン
■ 基本情報
設置場所 | 接続回線 | 転送制限 | IPアドレス |
---|---|---|---|
大阪 | 10Gbps共有 | 無制限,100Mbps制限あり | IPv4アドレス1個 |
プラン変更対応 | 仮想化基盤 | 管理画面 | 時間課金 |
△ 上位プランのみ |
非公開 | 独自 | × |
メリット
「XServer VPS」通常プランのメリットは、高性能・高速処理のハイコストパフォーマンス、運営企業の信頼性です。
ココがおすすめ
・インターネット環境は10Gbps共有回線の広帯域
・CPU・ストレージがハイスペック
・再起動など使いやすい管理画面
・ストレージの追加オプションあり
・提供企業は日本を代表するホスティング企業で20年を越える運用の信頼性
CPUには製品発表時点で80ものベンチマークで世界記録を達成した第2世代の後継にあたる、第3世代「AMD EPYCTM」(コードネーム「Milan」)を採用。また、全ストレージに高速インターフェース「NVMe(エヌブイエムイー)」を採用し、ストライピング構成でさらに高速なサーバー環境を構築しています。また疑問については、サイト内のよくある質問やチャット・電話でのサポートも充実しています。
デメリット
ココがダメ
・プラン変更は上位プランのみ
・ネットワーク構成の変更ができない
XServer VPSはプラン変更が上位プランのみ対応で、下位プランへは新規申し込みが必要です。高速かつ快適な性能を持つ一方、IP追加やネットワーク構成変更など細かなカスタマイズができない点がデメリットです。
オプション拡充は今後に期待されますが、共用・専用サーバーで培った実績があり、大手企業にも劣らない運用体制を整えています。
料金・仕様一覧表
「XServer VPS」通常プランの料金と仕様表(OS/アプリケーションはタブで切替)です。初期費用無料、試用期間はなく、最低利用期間は1か月です。
2025年3月17日、メモリ容量を無料で1.5倍に増設できる「メモリ無料増設」機能の対象に「4GBプラン」が追加されました。当機能を利用すれば、メモリ容量を従来の4GBから6GBまで拡張できます。
OS | ■ Ubuntu 22.04 (64bit) / 24.04(64bit) / 25.04(64bit) ■ Debian 11 (64bit) / 12(64bit) ■ Rocky Linux 8.6 (64bit) / 8.7(64bit) / 8.8 (64bit) / 8.9(64bit) / 8.10 (64bit) / 9.0 (64bit) / 9.1 (64bit) 9.2 (64bit) / 9.3(64bit) / 9.4 (64bit) / 9.5 (64bit) / 9.6 (64bit) / 10.0 (64bit) ■ AlmaLinux 8.6 (64bit) / 8.7(64bit) / 8.8 (64bit) / 8.9(64bit) / 8.10 (64bit) / 9.0 (64bit) / 9.1 (64bit) 9.2 (64bit) / 9.3(64bit) / 9.4 (64bit) / 9.5 (64bit) / 9.6 (64bit) / 10.0 (64bit) ■ Oracle Linux 8.6(64bit) / 8.7(64bit) / 8.8(64bit) / 8.9(64bit) / 8.10 (64bit) /9.0(64bit) / 9.1 (64bit) 9.2 (64bit) / 9.3(64bit) / 9.4 (64bit) / 9.5 (64bit) / 9.6 (64bit) ■ Arch Linux 2024.08.01 (64bit) ■ openSUSE Leap 15.4(64bit) ■ CentOS Stream 9 (64bit) / Stream 10 (64bit) ■ Fedora 42 (64bit) |
アプリ | ■ AIツール Dify / n8n / Claude Code / Gemini CLI / Codex CLI ■ ビジネスツール Jitsi Meet / Mattermost / Nextcloud / Redmine / Zulip / Rocket.Chat ■ プログラミングツール Django / GitLab / Laravel / Node.js / Ruby on Rails ■ ブログ・サイト制作 baserCMS / Bluesky / Concrete CMS / Drupal / Joomla! / LAMP / Mastodon / MediaWiki / Misskey / Strapi / WordPress / WordPress(KUSANAGI) ■ ゲーム ARK: Survival Ascended / ARK: Survival Evolved / Arma 3 / Assetto Corsa / Core Keeper Counter-Strike 2 / Enshrouded / Factorio / FiveM(GTA V) Minecraft Forge / Minecraft Java版 / Minecraft Mohist / Minecraft Paper Minecraft Spigot / Minecraft 統合版 / Minecraft Purpur / Minecraft SpongeVanilla Minecraft NeoForge / Minecraft Fabric / Palworld / Project Zomboid Rust / Team Fortress 2 / Terraria / Unturned / Valheim / 7 Days to Die / Satisfactory Craftopia / Garry's Mod / DayZ / Killing Floor 2 / Barotrauma / Soulmask / Don't Starve Together ■ サーバー管理・その他ツール Archivebox / BackupPC / Cacti Nagios / Docker / Dokku / Jenkins / LEMP Matomo / Metabase / MongoDB / OpenVPN / Prometheus / Redis Ubuntuデスクトップ(GNOME) / Ubuntuデスクトップ(LXDE) / Webmin / Zabbix / Valkey / Supabase |
プラン メモリ |
CPU | MVNe SSD |
料金 1ヶ月 |
料金 3ヶ月 |
料金 6ヶ月 |
料金 12ヶ月 |
料金 24ヶ月 |
料金 36ヶ月 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2GB | 3コア | 50GB | 1,150円 | 1,100円 | 1,050円 | 900円 | 870円 | 830円 |
4GB → 6GB* |
4コア | 2,200円 | 2,101円 | 2,000円 | 1,800円 | 1,750円 | 1,700円 | |
8GB → 12GB* |
6コア | 4,400円 | 4,200円 | 4,000円 | 3,600円 | 3,400円 | 3,201円 | |
16GB → 24GB* |
8コア | 9,750円 | 9,240円 | 8,800円 | 7,800円 | 7,500円 | 7,200円 | |
32GB → 48GB* |
12コア | 22,100円 | 21,500円 | 20,700円 | 19,500円 | 19,000円 | 18,500円 | |
64GB → 96GB* |
24コア | 44,200円 | 43,000円 | 41,400円 | 39,000円 | 38,500円 | 38,000円 |
*無料で使い続けられる「メモリ無料増設」適用後の容量
2:ConoHa VPS
GMOインターネット株式会社が運営するLinux OSの仮想専用サーバーサービスが「ConoHa VPS」です。
国内最速レベルのVPS(仮想専用サーバー)で、LAMPサーバーやKUSANAGIを利用したい、独自アプリを利用したい・開発したい方に最適です。
■ 基本情報
設置場所 | 接続回線 | 転送制限 | IPアドレス |
---|---|---|---|
日本(東京) | 100Mbps共有 | 課金無し無制限 | IPv4アドレス 1個 IPv6アドレス17個 |
プラン変更対応 | 仮想化基盤 | 管理画面 | 時間課金 |
〇 512MBプランは不可 |
OpenStack+KVM | 独自 | 〇 |
メリット
「ConoHa VPS」のメリットは数多くあり、多機能、拡張性、柔軟性、OS/アプリの豊富さ、バックアップ、コスト、運営企業の技術力・信頼性など多岐に渡ります。
ココがおすすめ
・直感的に操作ができる独自コントロールパネル
・選べるテンプレート数が最多クラス
・世界最速級のWordPress実行環境「KUSANAGI」を簡単管理「KUSANAGI manager」
・柔軟なスケールアップ・ダウン対応
・柔軟な課金体系:初期費用無料・最低利用期間無し・月単位/時間単位課金対応
・公式スマホアプリで場所や時間にとらわれず、いつでもどこでも管理
・レンタルサーバー事業など長期間運営企業がサービス提供
ConoHaシリーズの最大の特徴でもある「高速表示」、さらにスケールアップやネットワーク構築も行え、その使いやすさと高機能性からアカウント数は75万を超え国内最大級、ユーザーはさらに増え続けています。利用できるアプリも、高速化されたWordPressの「KUSANAGI」やDrupalなどのCMS、LAMP構築、管理設定用のWebminなど多様なニーズに対応しています。
デメリット
ココがダメ
・電話サポートが平日(10:00~18:00)のみで24時間対応ではない
技術的に不安を抱えるユーザーに対して24時間の電話サポートがあれば、さらに望ましい。拡張性や様々なアプリケーションがあり、OSの種類も最も多いクラスのVPSですので、初級者から上級者まで対応できる仮想専用サーバーとしてアカウント数が増え続けていることも納得です。
料金・仕様一覧表
OSがLinuxバージョン「ConoHa VPS」の料金と仕様表です。
初期費用0円、最低利用期間無しで、使った分だけ支払えばOKの便利な「時間課金」と、長期になればなるほど割引率が高くなる「まとめトク」の2種類があります。
OS | ■ Ubuntu 20.04 (64bit) / 22.04 (64bit) / 24.04 (64bit) ※Ubuntu 22.04は512MBプランでは利用できません ■ Rocky Linux 8.8(64bit) / 8.9(64bit) / 8.10(64bit) / 9.2 (64bit) / 9.3(64bit) / 9.4 (64bit) / 9.5(64bit) ■ AlmaLinux 8.8(64bit) / 8.9(64bit) / 9.2 (64bit) / 9.3 (64bit) / 9.4(64bit) / 9.5(64bit) / 9.6(64bit) / 10.0(64bit) ■ Oracle Linux 8.8(64bit) / 8.9(64bit) / 8.10(64bit) / 9.2 (64bit) / 9.3(64bit) / 9.4(64bit) / 9.5(64bit) / 9.6(64bit) ■ Arch Linux 20241011(64bit) ■ MIRACLE Linux 8.8 (64bit) / 9.2 (64bit) ■ CentOS Stream 9 (64bit) / Stream 10 (64bit) ■ FreeBSD 13.1 ZFS(64bit) / 13.1(64bit) / 14.0ZFS(64bit) / 14.0(64bit) ■ NetBSD 9.3(64bit) ■ OpenBSD 7.4 (64bit) ■ Debian 12.5(64bit) |
アプリ | ■ AIツール Auto-GPT / GPT Engineer ■ ビジネスツール Mattermost / Nextcloud / Redmine / ownCloud ■ プログラミングツール Django / GitLab / Laravel / Node.js / Ruby on Rails ■ ブログ・サイト制作 baserCMS / Drupal / Joomla! / かんたんKUSANAGI / WordPress(KUSANAGI) LAMP(PHP) / MediaWiki / Concrete CMS ■ サーバー管理・その他ツール Cacti Nagios / Docker / Dokku / Jenkins / LEMP(PHP) Matomo / Metabase / Prometheus / MIRACLE ZBX / Webmin / Zabbix / Valkey / MT4RDP/ Mastodon |
■ 月額料金・時間課金
プラン | 料金 | 時間 課金 |
メモリ | CPU | SSD |
---|---|---|---|---|---|
512MB | 751円 | 1円 | 512MB | 1コア | 30GB |
1GB | 1,065円 | 3円 | 1GB | 2コア | 100GB |
2GB | 2,033円 | 4円 | 2GB | 3コア | 100GB |
4GB | 3,969円 | 7円 | 4GB | 4コア | 100GB |
12GB | 8,083円 | 15円 | 12GB | 6コア | 100GB |
24GB | 15,730円 | 27円 | 24GB | 8コア | 100GB |
48GB | 31,460円 | 53円 | 48GB | 12コア | 100GB |
96GB | 59,290円 | 107円 | 96GB | 24コア | 100GB |
128GB | 79,860円 | 143円 | 128GB | 40コア | 100GB |
3:さくらのVPS
■ 基本情報
設置場所 | 接続回線 | 転送制限 | IPアドレス |
---|---|---|---|
石狩,東京,大阪 | 100Mbps共有 | 無制限,目安あり | IPv4アドレス1個 IPv6アドレス1個 |
プラン変更対応 | 仮想化基盤 | 管理画面 | 時間課金 |
△ 上位プランのみ |
KVM | 独自 | × |
メリット
「さくらのVPS」のメリットは、設置場所を選べることと様々な管理ツール、運営企業の信頼性です。
ココがおすすめ
・石狩・東京・大阪の3か所から設置場所を選べる
・フレキシブルなローカルネットワーク構成、複数台構成もできる
・使いやすい管理画面、上位プランへのスケールアップも簡単に
・運営企業は日本を代表するホスティング企業で東証プライム市場上場の信頼性
サーバー設置場所を複数選べますと、地震や風水害などのリスク対策にもなりますのでより安定したサイト配信が可能となります。
そして、さくらVPSはインストールを自動化するスタートアップスクリプトや、「さくらのクラウド」「専用サーバー」など異なるレイヤー間を接続するハイブリッド接続、追加ストレージに、セキュリティ確保のため通信制限を行えるパケットフィルタ、オプションでSSLなどVPSに欠かせない機能は一通りセットアップできるサービスです。
デメリット
ココがダメ
・最低利用期間が3か月と長い
・高速性にやや疑問あり
・電話によるサポートはコールバック予約
最低利用期間がVPSとしては長めの3か月間ですので、正式契約前に無料お試しで事前に検証して、自社の利用に適しているかを確認しましょう。そして、さくらのサービスのセールスポイントでもあった、電話サポートは24時間365日受付ですがコールバック予約になっています。
料金・仕様一覧表
OSがLinuxバージョン「さくらのVPS」の料金と仕様をまとめた表です。
初期費用は無料で、試用期間は14日間ありますが、最低利用期間は3か月となっています。
標準OS | ■ Ubuntu Ubuntu 22.04 (amd64) / Ubuntu 24.04 (amd64) ※Ubuntu 22.04/24.04は512MBプランでは利用に適していません Rocky Linux Rocky Linux 8 (x86_64) / Rocky Linux 9 (x86_64) / Rocky Linux 10 (x86_64) ■ AlmaLinux AlmaLinux 8 (x86_64) / AlmaLinux 9 (x86_64) / AlmaLinux 10 (x86_64) ■ CentOS CentOS Stream 9 (x86_64) ■ Debian Debian 11 (amd64) / Debian 12 (amd64) ■ KUSANAGI KUSANAGI 9 (CentOS Stream 9 x86_64) |
ISOイメージ | AlmaLinux AlmaLinux 8(x86_64) / AlmaLinux 9(x86_64) / AlmaLinux 10 (x86_64) ■ Alpine Linux(x86_64) / Arch Linux(x86_64) / ■ CentOS CentOS Stream 9(x86_64) / CentOS Stream 10(x86_64) ■ Debian Debian 11(amd64) /Debian 12(amd64) ■ Fedora(x86_64) / ■ FreeBSD FreeBSD 13(amd64) / FreeBSD 14(amd64) ■ OpenBSD(amd64) / OPNsense(amd64) / openSUSE(amd64) ■ Rocky Linux Rocky Linux 8(x86_64) / Rocky Linux 9(x86_64) / Rocky Linux 10 (x86_64) ■ Ubuntu Ubuntu 20.04(amd64) / Ubuntu 22.04(amd64) / Ubuntu 24.04(amd64) |
プラン | 月額料金 | メモリ | CPU | SSD |
---|---|---|---|---|
512MB | 石狩 643円, 大阪 671円, 東京 698円 | 512MB | 1コア | 25GB |
1G | 石狩 880円, 大阪 935円, 東京 990円 | 1G | 2コア | 50GB |
2G | 石狩 1,738円, 大阪 1,848円, 東京 1,958円 | 2G | 3コア | 100GB |
4G | 石狩 3,520円, 大阪 3,740円, 東京 3,960円 | 4G | 4コア | 200GB |
8G | 石狩 7,040円, 大阪 7,480円, 東京 7,920円 | 8G | 6コア | 400GB |
16G | 石狩 13,200円, 大阪 14,300円, 東京 15,400円 | 16G | 8コア | 800GB |
32G | 石狩 26,400円, 大阪 28,600円, 東京 30,800円 | 32G | 10コア | 1600GB |
4:シンVPS
「シンVPS」は、圧倒的ハイコストパフォーマンスが最大の特徴で、ハイスペックサーバーが 月額620円(1コア/512MBメモリ/ストレージ50GB 36か月契約の月額)から利用できます。
■ 基本情報
設置場所 | 接続回線 | 転送制限 | IPアドレス |
---|---|---|---|
大阪 | 10Gbps共有 | 無制限 | IPv4アドレス1個 |
プラン変更対応 | 仮想化基盤 | 管理画面 | 時間課金 |
△ 上位プランのみ |
非公開 | 独自 | × |
メリット
「シンVPS」のメリットは、高性能・高速処理のハイコストパフォーマンス、運営企業の信頼性です。
ココがおすすめ
・インターネット環境は10Gbps共有回線の広帯域
・CPU・ストレージがハイスペック
・再起動など使いやすい管理画面
・ストレージの追加オプションあり
・最小プランがメモリ512MB/月額900円から始められる
・提供企業は日本を代表するホスティング企業で20年近い運用の信頼性
「XServer VPS」と同等のハードウェアスペック、ネットワーク環境で快適に利用できます。また「XServer VPS」では最小プランはメモリ2GB/月額1,150円ですが、この「シンVPS」ではメモリ512MB/月額900円からスモールスタートができます。
デメリット
ココがダメ
・プラン変更で下位プランに変更不可
・ネットワーク構成の変更ができない
下位プランに変更できず、一時的なコストダウンなどが難しくなります。
そしてサーバー単体として高速ですが、IPアドレスの追加、ネットワーク構成の変更・機器の追加など細かな変更ができないことがデメリットです。
スタンダード料金・仕様一覧表
「シンVPS」の料金と仕様表です。初期費用無料、試用期間はなく、最低利用期間は3か月です。
NEW!! 2025年9月8日、従来の「1ヶ月/12ヶ月/24ヶ月/36ヶ月」に加えて 「3ヶ月」と「6ヶ月」契約が追加されました。
OS | ■ Ubuntu 22.04 (64bit) / 24.04(64bit) / 25.04(64bit) ※Ubuntu 22.04 / 24.04/ 25.04は1GBプラン以上で利用できます ■ Debian 11 (64bit) / 12(64bit) ■ Rocky Linux 8.6 (64bit) / 8.7(64bit) / 8.8 (64bit) / 8.9(64bit) / 8.10 (64bit) / 9.0 (64bit) / 9.1 (64bit) 9.2 (64bit) / 9.3(64bit) / 9.4 (64bit) / 9.5 (64bit) / 9.6 (64bit) / 10.0 (64bit) ■ AlmaLinux 8.6 (64bit) / 8.7(64bit) / 8.8 (64bit) / 8.9(64bit) / 8.10 (64bit) / 9.0 (64bit) / 9.1 (64bit) 9.2 (64bit) / 9.3(64bit) / 9.4 (64bit) / 9.5 (64bit) / 9.6 (64bit) / 10.0 (64bit) ■ Oracle Linux 8.6(64bit) / 8.7(64bit) / 8.8(64bit) / 8.9(64bit) / 8.10 (64bit) /9.0(64bit) / 9.1 (64bit) 9.2 (64bit) / 9.3(64bit) / 9.4 (64bit) / 9.6 (64bit) / 9.5 (64bit) ■ Arch Linux 2024.08.01 (64bit) ■ openSUSE Leap 15.4(64bit) ■ CentOS Stream 9 (64bit) / Stream 10 (64bit) ■ Fedora 42 (64bit) |
アプリ | ■ AIツール Dify / n8n / Claude Code / Gemini CLI / Codex CLI ■ ビジネスツール Jitsi Meet / Mattermost / Nextcloud / Redmine / Zulip / Rocket.Chat ■ プログラミングツール Django / GitLab / Laravel / Node.js / Ruby on Rails ■ ブログ・サイト制作 baserCMS / Bluesky / Concrete CMS / Drupal / Joomla! / LAMP / Mastodon / MediaWiki / Misskey / Strapi / WordPress / WordPress(KUSANAGI) ■ ゲーム ARK: Survival Ascended / ARK: Survival Evolved / Arma 3 / Assetto Corsa / Core Keeper Counter-Strike 2 / Enshrouded / Factorio / FiveM(GTA V) Minecraft Forge / Minecraft Java版 / Minecraft Mohist / Minecraft Paper Minecraft Spigot / Minecraft 統合版 / Minecraft Purpur / Minecraft SpongeVanilla Minecraft NeoForge / Minecraft Fabric / Palworld / Project Zomboid Rust / Team Fortress 2 / Terraria / Unturned / Valheim / 7 Days to Die / Satisfactory Craftopia / Garry's Mod / DayZ / Killing Floor 2 / Barotrauma / Soulmask / Don't Starve Together ■ サーバー管理・その他ツール Archivebox / BackupPC / Cacti Nagios / Docker / Dokku / Jenkins / LEMP Matomo / Metabase / MongoDB / OpenVPN / Prometheus / Redis Ubuntuデスクトップ(GNOME) / Ubuntuデスクトップ(LXDE) / Webmin / Zabbix / Valkey / Supabase |
プラン メモリ |
CPU | MVNe SSD |
料金 1ヶ月 |
料金 3ヶ月 |
料金 6ヶ月 |
料金 12ヶ月 |
料金 24ヶ月 |
料金 36ヶ月 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
512MB | 1コア | 50GB | 900円 | 850円 | 800円 | 700円 | 660円 | 620円 |
1GB | 2コア | 100GB | 1,150円 | 1,100円 | 1,050円 | 900円 | 860円 | 820円 |
2GB | 3コア | 150GB | 1,850円 | 1,800円 | 1,750円 | 1,600円 | 1,570円 | 1,530円 |
4GB | 4コア | 200GB | 3,600円 | 3,500円 | 3,400円 | 3,201円 | 3,150円 | 3,091円 |
8GB | 6コア | 400GB | 7,200円 | 7,000円 | 6,800円 | 6,400円 | 6,200円 | 6,000円 |
16GB | 8コア | 800GB | 14,400円 | 14,000円 | 13,600円 | 12,800円 | 12,400円 | 12,001円 |
32GB | 12コア | 1600GB | 28,800円 | 28,000円 | 27,200円 | 25,600円 | 24,800円 | 24,000円 |
大容量メモリプラン料金一覧表
プラン メモリ |
CPU | MVNe SSD |
料金 1ヶ月 |
料金 3ヶ月 |
料金 6ヶ月 |
料金 12ヶ月 |
料金 24ヶ月 |
料金 36ヶ月 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1GB | 1コア | 30GB | 540円 | 525円 | 510円 | 480円 | 420円 | 325円 |
2GB | 2コア | 50GB | 750円 | 740円 | 730円 | 720円 | 710円 | 690円 |
4GB | 3コア | 50GB | 1,300円 | 1,280円 | 1,240円 | 1,200円 | 1,090円 | 980円 |
8GB | 4コア | 100GB | 2,500円 | 2,450円 | 2,400円 | 2,300円 | 2,101円 | 1,900円 |
16GB | 6コア | 100GB | 4,900円 | 4,800円 | 4,700円 | 4,500円 | 4,100円 | 3,700円 |
32GB | 8コア | 100GB | 12,001円 | 11,800円 | 11,600円 | 11,000円 | 10,400円 | 9,801円 |
64GB | 12コア | 100GB | 24,000円 | 23,500円 | 23,001円 | 21,200円 | 20,100円 | 19,000円 |
5:KAGOYA CLOUD VPS
■ 基本情報
設置場所 | 接続回線 | 転送制限 | IPアドレス |
---|---|---|---|
日本国内(関西) | 非公開 | 無制限,目安あり | インスタンス毎IPv4アドレス1個 インスタンス毎IPv6アドレス1個 |
プラン変更対応 | 仮想化基盤 | 管理画面 | 時間課金 |
〇 | KVM | 独自 | △(日単位) |
メリット
「KAGOYA CLOUD VPS」のメリットは、ハイスペック・サポートと運営企業の信頼性です。
ココがおすすめ
・Windows Serverは国内最安クラスで利用できる
・ストレージにNVMe SSD採用、回線を3倍増強
・サポートサイトや24時間365日メールサポート、電話サポート(平日10:00-17:00)で疑問を解消できる
・レンタルサーバー事業などを長期間運営している企業がサービス提供
長い運用歴、自社データセンター運営もあってサービスの信頼性は高い。VPSに必須のスモールスタート、スケールアップ、簡単な管理画面、ストレージがSSDで高速対応、ロードバランサーやセキュリティツールの設定など、仮想専用サーバーに必要十分な機能は揃っており、企業ニーズを満たしています。
料金面ではメモリ1GBで月額550円と、国内最安クラスで利用することができます。サポートは、サポートサイトのQ&Aのほかメール対応、そして平日のみですが電話対応も行っています。
デメリット
ココがダメ
・サーバー接続回線の帯域が非公開
・データセンターが関西
VPSについては、他社の場合ほぼ接続回線の帯域を公開していますが、KAGOYAでは非公開になっています。また、iDCが大阪市内/京都市内にありますので、特に首都圏のユーザーにはインターネット回線のパフォーマンスが気になるポイントでしょう。
LinuxとWindowsの両プランとも、CPUコア数・メモリ・ストレージ共にスペックを強化しつつ価格は低く設定されています。また、両プランにある最安プランでは、VPSとして国内最安クラスの価格を実現しています。
料金・仕様一覧表
OSがLinuxバージョン「KAGOYA CLOUD VPS」の料金と仕様をまとめた表です。
初期費用・最低利用期間はありません。
OS | ■ Ubuntu 22.04 / 24.04 ■ Ubuntu desktop 24.04 ■ Rocky Linux 8 / 9 ■ AlmaLinux 8 / 9 / 10 ■ MIRACLE Linux 8 / 9 ■ CentOS Stream 9 / 10 ■ KUSANAGI 9 (CentOS Stream 9) 他 Windows |
アプリ | ■ ビジネスツール Jitsi Meet / Nextcloud / Redmine ■ プログラミングツール GitLab Core / Dify ■ ブログ・サイト制作 LAMP / Strapi / WordPress ■ ゲーム ARK:Survival Evolved / Minecraft Java版 / Minecraft 統合版 / Palworld Terraria / Valheim / 7 Days to Die / Dokku ■ サーバー管理・その他ツール Docker CE / LEMP / Prometheus |
プラン名 vCPU/メモリ |
NVMe SSD |
日額 | 月額 | 年額 |
---|---|---|---|---|
1コア/1GB | 100GB | 20円 | 550円 | 6,072円 |
2コア/2GB | 200GB | 28円 | 770円 | 8,580円 |
3コア/3GB | 400GB | 52円 | 1,430円 | 15,840円 |
4コア/4GB | 600GB | 63円 | 1,760円 | 19,404円 |
6コア/8GB | 800GB | 122円 | 3,410円 | 37,620円 |
8コア/16GB | 1000GB | 279円 | 7,810円 | 85,932円 |
12コア/32GB | 1600GB | 719円 | 20,130円 | 221,496円 |
*料金は税込表示
6:ABLENET VPS
「ABLENET VPS」(エイブルネット)は、大阪市に本社を置く株式会社ケイアンドケイコーポレーションが提供しています。
1998年の創業以来、共用レンタルサーバー、そしてVPSなどレンタルサーバー事業を運営している実績から、24時間安定稼働を求めるユーザーの期待に応えています。サーバーが200Mbps共有回線に接続し、IPv6アドレスが65536提供と破格、充実した環境でビジネスに専念できます。
■ 基本情報
設置場所 | 接続回線 | 転送制限 | IPアドレス |
---|---|---|---|
大阪 | 200Mbps共有 | 無制限 | IPv4アドレス1個 IPv6アドレス65536個 |
プラン変更対応 | 仮想化基盤 | 管理画面 | 時間課金 |
〇 V0への変更のみ不可 |
KVM | 独自 | × |
仮想専用サーバーサービスには大きく分けて、VPS(基本がLinux、有料オプションでWindows Serverが選べる)、Windows(仮想デスクトップ)の2つのプランがあります。
メリット
「ABLENET VPS」のメリットは、接続回線の速さと長期にわたる運営の信頼性です。
ココがおすすめ
・サーバーが200Mbps共有回線に接続(通常の他社サービスの2倍)
・IPv6アドレスの提供が65536個と破格
・VPSプランで選べるLinux OSが豊富、Windows Serverも選べる(有料オプション)
・Ubuntu Desktop 22.04 with MT4/5でLinux OSでもMT4/5が利用できる
・レンタルサーバー事業に25年以上携わり、ノウハウと信用を蓄積
回線の速さとIPv6アドレスの提供の豊富さなど、ネットワーク環境のメリットは他社と比べても差をつけています。さらに、OSもVPSプランのままでWindows Serverが選べますので、新規に別プランを契約する必要はないでしょう。
また、2023年4月24日より当プランでUbuntu Desktop 22.04 with MT4/5の初期化が可能になりました。Windowsアプリを動かせるWineをプリインストールしており、誰でも簡単にMT4/5を利用することができます。しかもLinux OSなのでRDSライセンスが必要なく、コストを落とすこともできます。
デメリット
ココがダメ
・初期費用がかかるプランがある(キャンペーンを除く)
・サーバー設置場所が大阪で、利用者の多い東京にない
・コントロールパネル・管理画面の使い勝手
初期費用がかかるプランもあります。また、サーバー設置場所については、トラフィックや表示のパフォーマンスに影響を与えます。管理画面は、長期運用しているサービスによくあるデメリットです。
料金・仕様一覧表
OSがLinuxバージョン「ABLENET VPS」の新規・更新料金と仕様表です。
初期費用はV0のみ必要、V1のみ新規と更新月額料金が異なります。無料お試し期間は10日間あり最低利用期間は1ヶ月です。
対応OS:Linux
詳しくは「ABLENET VPS」公式サイトへ
対応OS:Windows(有料オプション)
WindowsServer 2025 / 2022 / 2019 / 2016(V0プランを除くV1~V5プラン対象)
プラン | 初期 | 料金 * | メモリ | CPU | 容量 |
---|---|---|---|---|---|
V0 | 1,130円 | 783円 | 0.5GB | 1コア | SSD 30GB/HDD 50GB |
V1 | 0円 | 1,234円(新規) 1,476円(更新) |
1.5GB | 2コア | SSD 40B/HDD 100GB |
V2 | 0円 | 2,167円 | 2.5GB | 3コア | SSD 60GB/HDD 200GB |
V3 | 0円 | 4,012円 | 6GB | 4コア | SSD 100GB/HDD 400GB |
V4 | 0円 | 6,662円 | 10GB | 5コア | SSD 200GB/HDD 800GB |
V5 | 0円 | 14,278円 | 16GB | 8コア | SSD 200GB/HDD - |
* 1か月支払いの金額。6か月契約・12か月契約では割引あり。
* Windows Serverは有料オプションで選べるほか、ABLENET仮想デスクトップでも選択可能。
対象ユーザーとしては、回線速度や表示速度を高めたい・高速で多様な開発環境が必要、安心して運用を行いたい・信頼性を重視している企業などに適しているサービスです。
VPS(Linux OS)よくある質問
サービス等についてよくある質問をまとめました。疑問点解消にお役立てください。
VPSとは何ですか?共用サーバー、専用サーバーとどう違いますか?
VPS (仮想専用サーバー) は、1台の物理サーバー上に仮想的に構築された複数のサーバーを、複数ユーザーで使用するサービスです。共用サーバーよりも自由度が高く、専用サーバーよりも低コストであるという中間的な位置づけになります。
Linux VPSを選ぶメリットは何ですか? どんなユーザーに適していますか?
Linux VPS は、自由度の高さと基本的にライセンス料金かかかりませんのでコストのバランスが取れている点がメリットです。パフォーマンスの高いサービスを低コストで利用したい、リソースを柔軟に変更したい、様々なLinus OSや開発環境を利用したい、などのニーズを持つユーザーに適しています。
Linux VPS サービスを選ぶ際のポイントは何ですか?
コスト、必要な機能、OS、アプリケーション、サーバーのスペック、ネットワーク環境、コントロールパネルの種類、運営会社の信頼性などが重要な選択ポイントとなります。
個人ユーザーが選ぶときのポンとは?
• コスト: 月額料金や初期費用が予算に合っているか、時間課金ができるか。ServersMan@VPS のように月額300円台から利用できる格安プランがある一方、高性能なプランは高額になるため、価格と性能のバランスが重要になります。
• 必要な機能: 必要なOSやアプリケーションが利用可能か。特に、WordPressなどのCMSを高速に実行できる環境 (KUSANAGIなど) が提供されているか。
• 技術的なスキル: OSのインストールやメンテナンスに一定のスキルが必要となるため、初心者でも簡単に利用できるか。コントロールパネルの使いやすさも重要になります。
• サポート体制: 24時間365日のサポートが提供されているか。特に、技術的な問題が発生した場合に、迅速に対応してもらえるかどうか。
• パフォーマンス: サーバーの処理速度やネットワークの帯域が十分か。特に、時間帯によって回線速度が低下しないかどうか。
• 契約期間: 最低利用期間が短く、短期間だけ利用できるか。ConoHa VPS のように、時間単位で課金されるサービスが利用可能か、などがあります。
企業ユーザーが選ぶときのポンとは?
•信頼性: 運営企業の信頼性や、SLA (サービス品質保証制度) の有無。特に、サーバーの稼働率が99.99%以上であることが望ましい。
•セキュリティ: ファイアウォールやIPS、WAFなどのセキュリティ機能が提供されているか。UTM (統合脅威管理) をオプションで利用できるかどうかも重要になります。
•拡張性: リソース (CPU、メモリ、ストレージ) を柔軟に変更できるか。ビジネスの成長に合わせて、スケールアップできるかどうかが重要になります。
•バックアップ: 自動バックアップ機能が提供されているか。ディザスタリカバリ対策として、複数のデータセンターからサーバー設置場所を選択できるか。
•サポート体制: 24時間365日のサポートが提供されているか。電話サポートに対応しているかどうかも重要になります。
•コンプライアンス: データセンターの所在地が自社のコンプライアンス要件を満たしているか。個人情報保護法などの法規制に対応しているかどうか。
•Windows OSのサポート: Windows Serverが必要な場合、利用できるプランが限定されていることがあるため注意が必要です
利用できる主要なLinux OSの種類は?
Ubuntu, Debian, Rocky Linux, AlmaLinux, Oracle Linux, Arch Linux, openSUSE, CentOS, Fedora など、多くの Linux OS が利用可能です。それぞれのOSには特徴があり、利用したいアプリケーションや用途に合わせて選択する必要があります。またサービスによって利用できるOSやバージョンが異なりますので事前に確認しておきましょう。
VPSで利用できるアプリケーションにはどのようなものがありますか?
AIツール、ビジネスツール、プログラミングツール、ブログ・サイト制作ツール、サーバー管理ツール、ゲームなど、多岐にわたるアプリケーションが利用可能です。WordPress (KUSANAGI) のような CMS を高速に実行できる環境も提供されています。
VPSのセキュリティ対策はどのようになっていますか?
ファイアウォールや IPS、WAF などの機能が提供されているサービスや、UTM (統合脅威管理) をオプションで利用できるサービスがあります。また、データセンターの物理的なセキュリティや、24時間365日の有人監視体制なども重要です。
VPSの契約での注意点は?
最低利用期間があるかないか、上位下位プランへの変更が可能か、時間単位の課金があるか(一日以下の短い期間で契約できるか)などはこのページの並び替え比較表で確認できます。
VPSのサポート体制はどのようになっていますか?
24時間365日のメールサポートや、平日の電話サポートを提供しているサービスがあります。ただし、電話サポートは時間帯が限られている場合や、コールバック予約が必要な場合もあります。
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まとめ
今後の動向に注目
VPSは、各社ともにラインナップを拡充させていますので新サービスが今後も増えることや利用できるアプリケーションも随時追加されること、そして価格競争も激しくなっています。
キャンペーン情報などに注意し、できるだけコストを抑えて、当サイトやエンジニア視点のQiitaなど活用しながら導入するVPSを検討していただければ幸いです。
*各社よりサイト画像など引用させていただいております。
記事作成者プロフィール

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株式会社ストレン 社長
このサイトでは15年のホスティング経験からレンタルサーバー・ドメイン・ワードプレステーマを中立の視点から比較評価し始める・切り替える方の立場に立った情報をお届けします。
【プロフィール】
広島市出身,早稲田大学商学部卒
情報セキュリティマネジメント,G検定
SEO検定1級,2級知的財産管理技能士
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