「SBペイメントサービス」は、ネットショップ向けのクレジット決済やPayPayなどのオンライン決済、実店舗向けの電子マネーやQRコード決済、携帯番号と氏名のみで支払いができる支払い代行、さらにはAI不正検知など、多彩かつ大手ならではの安心感もある国内有数の決済代行サービスです。
初期費用 | 月額費用 | システム手数料 | カード決済手数料 |
個別 | 個別 | 個別 | 個別 |
こんな方におすすめ
- ネットショップで多くのオンライン決済方法を提供したい
- 欧米や中国・アジアなど越境ECで決済したい
- ECシステム開発・実店舗利用など幅広く柔軟に利用したい
決済代行サービスとは?
「決済代行サービス」とは、クレジット決済やコンビニ決済、QRコード決済等の決済ブランドを仲介し、事業者が複数の決済手段を容易に導入できるよう、決済を代行して行えるサービスのことです。
主にネットショップで利用されるオンライン決済や、実店舗で利用される対面型決済、メールでURLを送信し決済を行えるリンク型決済など多様な決済方法をラインナップしています。
ココがポイント
無料系ネットショプ作成サービスでは、決済サービスも一括して提供しているところもありますので含まっているように見えますね。本来は、独立している決済代行サービスをネットショップ作成サービス経由で申し込むのが一般的です。
さらにステップアップして、自社システムと連携するなど開発が必要、実店舗での決済を導入したい場合などは決済代行サービスに直接申し込むこととなります。
決済代行サービスは数多くあり特徴も異なりますので、利用前に決済代行サービスの全体像や概要をつかむため、各社の情報を直接サイトや資料などで知ることが重要です。
SBペイメントサービスとは?
「SBペイメントサービス」は決済代行サービスの一つで、2004年10月に設立され東京都港区に本社を置くSBペイメントサービス株式会社(ソフトバンク株式会社の100%子会社)が運営するサービスです。
取扱高実績は2020年度で4兆0,347億円に上り、Visa、MasterCard、UnionPay(銀聯)などの国際ブランドライセンスを取得し、多様な決済を提供しています。
主なチェックポイントは?
- ネットショップで多彩な決済サービスに対応
- 実店舗決済や開発など総合提案
- AI不正検知や万全なセキュリティ体制
1:ネットショップで多彩な決済サービスに対応
ネットショップなどで「SBペイメントサービス」オンライン決済を導入する最大のメリットは、数多くの決済手段・方法が利用できること。
クレジットカード・コンビニ決済の導入はもちろん、PayPayやApple Payなどのスマホ決済や越境ECサイトに必須の「国際決済」、そして需要が増えている後払いなど多用な決済手段、購入ごとに支払う「都度課金」や月謝や会員費といった「継続課金」などの課金形態など、ニーズに合わせた豊富な決済サービスを導入できます。
利用できる決済手段
下記の通り多くの決済手段を利用することができます。
例えば、クレジットカード決済では6大国際ブランド(Visa、MasterCard、JCB、American Express、Diners Club International、Discover)、利用者が急増しているPayPayなどのスマートフォン決済、中国向け決済など海外決済としては銀聯ネット決済・Alipay国際決済、さらに自社システムとの連携としてシステム連携「API型」等、ニーズに沿った手段が豊富にあります。
■ 決済手段一覧
クレジットカード決済 | キャリア決済 | コンビニ決済 |
---|---|---|
PayPay(オンライン決済) | LINE Pay | メルペイネット決済 |
楽天ペイ(オンライン決済) | Apple Pay | Google Pay |
NP後払い | 口座振替サービス | pay-easy決済 |
総合振込決済 | 銀聯ネット決済 | Alipay国際決済 |
ウォレット決済サービス (Type-Y) |
リクルートかんたん支払い | ペイパル(PayPal) |
プリペイドカード決済 | 電子マネー決済 | 永久不滅ポイント決済 |
ネットマイル決済 | Tポイントプログラム (オンライン決済) |
システム連携「API型」等 |
ネット販売で決済できる内容としては、物販やオンラインゲーム・会員費の徴収などコンテンツ・サービスなど、さまざまな商品群に対応しています。
さらに、ネットショップ運営側がショップや決済画面を構築しなくても導入できる「リンク型」決済も提供しています。
「リンク型」決済は、ネットショップを持つほどではないけどオンライン決済をしたいというニーズ、例えば予約販売や受注商品の先払い、修理など無形のサービスの支払いなどに向いています。
ネット通販成功のポイントは、ユーザーが求める決済手段を揃えること、できるだけ利便性を高めてユーザーに利用してもらうことが肝要です。
2:実店舗決済や開発など総合提案
ネットショップで利用するオンライン決済のほか、実店舗で対面型の決済を導入したい、ECカートパッケージと連携させたいなどのケースは、「SBペイメントサービス」に個別相談して対応することとなります。
実店舗で利用できる決済サービスは、「クレジットカード決済」「電子マネー決済」「QRコード決済」など多様な手段が導入できる他、店舗で利用する各種端末「カード決済専用端末」「POS連動型マルチ決済端末」「QRコード決済専用端末」なども低コストで始めることができます。
さらに「分割払い」「継続課金」や、中国で普及していているUnionPay(銀聯)、Alipay・WeChat Payに対応しているので、インバウンド決済にも利用可能です。
支払代行サービスとは?
決済代行業界初のサービスとして「支払代行」サービスがあります。
近年は、ネットオークションやオンライン上のフリーマーケット、クラウドソーシングや副業の報酬支払など、企業から個人への支払いが数多く発生するシーンが増加しています。
そこで、個人の銀行口座やクレジットカード情報を取得することなく、携帯3キャリアのユーザーであれば「携帯電話番号」と「氏名」のみで24時間365日いつでも支払える便利なサービスとして2017年8月2日より開始されました。
3:AI不正検知や万全なセキュリティ体制
すべてのユーザーに必要な不正対策&セキュリティ体制も、「SBペイメントサービス」ではしっかり対応しています。
クレジット決済で利用できる機械学習で不正利用を検知する「AI不正検知」を提供していますので、従来の不正検知では開発・導入負荷が高かった、といった問題を大幅に解消しています。
ココがポイント
ユーザーがクレジット情報を入力した時に、スコアリングやルール判定(許可・疑わしい決済・ブロック)そしてゲートウェイ(与信取得もしくは与信取得中止)の3ステップを、過去の不正パターンを機械学習したAIで不正検知を行います。
SBペイメントサービスが提供する決済画面を利用する「画面リンク型」と、自社独自の決済画面が利用できる「API型」があります。
さらに「プライバシーマーク」「ISMS認証」「英国規格 BS7799」そしてクレジットカード会員データを安全に取り扱うべく策定された、クレジットカード業界のセキュリティ国際基準「PCI DSS」も取得しており、「SBペイメントサービス」の情報セキュリティマネジメントシステムが国際水準にあるという客観的な証明を受けていますので、事業者は安心してビジネスに取り組むことができます。
料金(資料ダウンロード)
「SBペイメントサービス」は、利用希望の決済手段や販売商品・サービスのカテゴリー、取扱い規模により個別見積となります。詳しくは公式サイトから資料ダウンロードを行ってください。
- オンライン決済サービス紹介資料
- メールリンク型サービス紹介資料
- クレジットカード情報・非保持化対応サービス紹介資料
- おすすめECカート資料
- モバイル型端末(LP-PCR2.1 BT)紹介資料
- マルチ決済端末(VEGA3000)紹介資料
- コード決済サービス紹介資料
- パートナープログラム紹介資料
気になるポイントは?
- クレジットやPayPay・銀聯など国内外の多彩な決済を導入できる
- 実店舗向けの対面決済・ネットとの連携も導入できます
- 決済業界初「支払い代行」サービスあり
- 機械学習によるAI不正検知サービスあり
- セキュリティ対策は、国内外規格の認証取得済み
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SBペイメントサービス対応サービス
「SBペイメントサービス」と、当サイトで解説しているネットショップ作成サービス・ECカートで利用・連携させることができるサービスは下記の通りです。
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まとめ
決済サービスを上手に活用
「SBペイメントサービス」は、ネットショップで手軽にクレジット決済を始めたい時や、自社システムと連携する決済システムを構築したい時、あるいは実店舗で対面形式の決済を行たい時など、導入の容易さや難しさなどにかかわらず、多様なシーンなどに対応する決済代行サービスとして多くのユーザーが利用しています。
ネットショップの導入や開発、実店舗導入などに際しては、ますは事前に公式サイトや資料で内容を調べて、必要な決済サービス・機能はあるかなど、しっかりと確信を持った後に契約を行うことをお勧めします。