BASEがnoteと資本業務提携~ネットショップと情報配信メディアの連携で新価値創造へ~

2021年1月13日

BASEがnoteと資本業務提携へ~ネットショップと情報配信メディアの連携で新価値創造へ~

無料で簡単にネットショップを構築できるプラットフォームであり、ネットショップ作成サービス「BASE」が、テキストを中心とした情報配信・メディアプラットフォームの「note」へ出資を行い、資本業務提携を締結したことを公表しました。

ネットショップを他店とどのように差別化すればいいか悩んでいるオーナーも多く、この課題について一つの解決手段となる上、新価値創造にもつながる今回の提携は、ネットショップの発展に貢献する可能性を秘めています。

今回の提携でどんなことができるのか?

BASEとnoteの提携の具体例

noteは「だれもが創作をはじめ、続けられるようにする」をミッションとしており、主にテキスト・文章を中心にすぐにはじめられ長続きできる仕組み・メディアプラットフォームを提供しています。

BASEは、noteのこのミッションに共鳴したことで今回の資本業務提携が実現し、今後予定されている具体的な連携案は下記のとおりです。

・noteとBASEで開設されたネットショップ、相互への導線設置
・BASE加盟店が管理画面から、noteに記事を投稿できる機能の設置
・noteのショッピングカテゴリの記事が集まるメディアの活性化

ファーストステップとして、BASEのショップオーナーが世界観やブランドストーリーを語る媒体として「note」を活用しやすくすること、そしてファンを増やし、「BASE」上にあるネットショップにアクセスし、購入へ結びつく導線を構築することから実施するとのことです。

BASE、noteへ別々にログインして記事更新などの作業を進めるのは煩雑なので、BASEからnoteへの投稿ができれば一本化できます。毎日のことですから大いに効率化できますね。

情報自体を販売することも

noteで情報自体を販売する

「note」は、文章を書き自己を表現する・ノウハウを提供するネットメディアですが、そのテキスト情報自体を販売するプラットフォームとしても急速に成長しています。

ネットショップオーナーやスタッフは、日々のショップ運営に悩みながら問題を解決し改善を行い成長を目指しています。このノウハウなど、あるいは活動記録などを記事で書き、情報を有料で販売することも可能です。

ノウハウ情報販売は収益目的ではありますが、一方でネットショップ運営ノウハウを公開することで、ネットショップ全体を盛り上げる一助ともなります。
情報販売は物販とは違った難しさもありますが、noteを活用して無形販売に挑戦する意識を高めることも、今回の提携の間接的なメリットとも言えます。

noteは、出版社の文芸春秋とも資本提携しクリエイター発掘に力を入れていますので、文才次第では作家への道もあるかもしれませんよ。

両社代表のライブ対談実施

今回の提携に関連してBASE、note両社の対談が実施されます。(終了しています)

テーマ : ファンを巻き込むブランドづくり
開催日時: 1月14日(木)19時30分〜21時00分
開催方法: オンライン配信

登壇者 :note株式会社 代表取締役CEO 加藤 貞顕  氏
     BASE株式会社 代表取締役CEO 鶴岡 裕太

■ 参加方法
noteライブ #買ってよかったものレポート発表会 のページから申込みできます。
アドレスhttps://eventregist.com/e/6BgHUsujahXA

出典

「BASE、メディアプラットフォームを運営するnoteと資本業務提携を締結」
PRTIMES

あわせて読みたい

ネットショップ比較

ネットショップ作成サービス・ECショッピングカードASPを徹底比較!料金・費用から商品登録・カート機能、デザイン制作、サポートまで比べます。さらに各サービスごとのミニ解説で概要がすぐに把握できますよ!

もっと詳しく

ネットショップ13社 ショッピングカート料金機能比較
ネットショップ比較:おすすめ作成サービスASP/ECカートシステム 個人法人向

ネットショップを始める時、システムを乗り換える時、「ネットショップどこがいいか分からない!」と悩むほど数多くの作成サービスがあって迷いますね。当比較サイト(ストリームレンタルドットコム ショップ版)で ...

続きを見る

まとめ

化学反応に着目

無料のネットショップ作成サービス「BASE」と新時代のメディアプラットフォーム「note」との提携は、新しいプロモーションやネットショップ展開を可能にします。
ショップの世界観をテキストベースで語る、noteという注目度の高い別メディアで配信することにより集客効果を高めながらSEO対策も視野に入れる、などより充実した施策が行えます。
ネットショップの差別化を行いたいオーナーは、活用を検討してはいかがでしょう。

記事作成者プロフィール

佃 直毅
佃 直毅株式会社ストレン 代表取締役社長
株式会社ストレン 代表取締役社長
MCP,2級知的財産管理技能士
おすすめ情報サイト「マイベスト」レンタルサーバー・ドメイン監修

当サイトはネットショップ作成サービス/ECカートを中立の視点から比較評価し、始める・切り替える方の立場に立った情報をお届けします。

【仕事略歴】早稲田大商卒。東証一部精密機器メーカー、レコード会社を経て2000年 動画配信レンタルサービス「ストレン」起業、マイクロソフト認定パートナーとしてサーバー構築・運用・PR等に携わる。2015年、東証グロース上場企業・お客様と合意の上、上場企業へユーザー移行後に同ビジネス終了、以降はITコンサルティングとして支援に。

【趣味】プロ野球/MLBなどスポーツ、映画・音楽好き(主に洋楽)