スクエアでオンラインショップを作成してみた:月額・初期費用無料のネットショップ

2024年3月7日

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スクエアでオンラインショップを作成

実店舗での決済やDX化に利用できる「Square(スクエア)」は、オンラインショップも簡単に始めることができます。初期費用や月額料金が無料、かかるコストは決済手数料(3.6%)のみ!というハードルの低さから、これからネットショップを始める方や実店舗と一緒に管理をしたい方に評判となっています。

それでは、スクエアでネットショップを始める流れを確認しましょう。

Square(スクエア)とは?

Square(スクエア)で無料ウェブショップを運営

対象ユーザー初級/中級/上級

ネットショップサンプルスクエア」は、ツイッターの創業者 ジャック・ドーシー氏が米国でスタートし、2013年5月より日本でも決済関連サービスを提供開始した評判の決済サービスです。直近は、無料・有料ネットショップ作成ができるサービスとしてさらに進化しています。

決済サービス「スクエア」では、Squareオンラインビジネスでネットショップ作成サービス、Squareオンラインチェックアウトでオンライン決済手段と、大きく分けて2つのサービスを提供していますので、これから仕入れた商品やハンドメイド作品などでネットショップを始めたい方や、メールやSNSで決済リンクをシェアして安全にクレジット決済を行いたい方に適しています。

他社のネットショップ作成サービスと「スクエア」の大きな違いは、他社では基本的にネットショップのみのサービスに限定されますが、「スクエア」ではSquareオンラインビジネスでネットショップ作成サービス、Squareオンラインチェックアウトでオンライン決済と2つに分けている点です。

それでは早速、ネットショップを作成してみましょう。

1:スクエアアカウントを取得

スクエアでネットショップを作成するためには、最初に「スクエアアカウント」を取得する必要があります。

ネットショップ・実店舗で使える

スクエアの大きいメリットの一つが、「スクエアアカウント」を一つ作ればネットショップやネット決済、実店舗決済や決済端末まで利用できる利便性の高さです。スクエアアカウントを登録する流れは下記に詳しく解説しています。

■ Squareアカウント登録について詳しくは

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2:ネットショップの基礎を作る

準備段階として、スクエアアカウントに登録して本人認証などが終了しているという前提で進めます。

スクエア」公式サイトにアクセスして、作成したスクエアアカウントで「ログイン」します。

スクエアアカウントで「ログイン」

メールアドレスとパスワードを入力した後、携帯電話に「認証コード」が送信されますので入力して「認証する」をクリック・タップします。

認証コードを入力

スクエアアカウント管理画面にログインします。ネットショップの設定を行うため「オンラインビジネス」をクリック・タップします。

スクエアアカウント管理画面にログイン

スクエアアカウントとオンラインビジネスの管理画面が似ていて、分かりにくいので注意しましょう。スクエアは海外系のサービスなので、ややナビゲーションが複雑な傾向はありますね。
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最初に、ネットショップの土台ともなる「テーマ」を選びます。

テーマを選ぶ

無料プランでは1つしか選べませんが、有料プランに変更すると様々なデザインのテーマを選ぶことができます。

無料テーマ・テンプレートを選ぶ

3:ネットショップの詳細を作る

ネットショップをデザイン

これで、ネットショップの基礎部分はできましたので、あとは商品登録やデザインなどネットショップの細かい部分を作っていきます。メニューは数多くありますので、要点を絞って解説します。

ネットショップの顔でもある、サイトのデザインなどを作ります。「ウェブサイト」→「サイトの編集」をクリック・タップします。

サイトの編集を行う

サイト左側メニューでサイトを作りながら、サイト右上の「プレビュー」でチェックをして修正を加えていくという流れになります。

ネットショップのデザインをする

例えば「ヘッダー」では、テキストの配置や、ヘッダー画像の幅の調整、ヘッダーレイアウトなど変更ができます。このように、メニューをクリックして、プレビューをしながらネットショップをデザインしていきましょう。

ヘッダー修正

さらに「サイトの設定」では、ネットショップのアドレスや、サイト名など変更も可能です。

「サイトの設定」変更

無料プランで一定の変更は可能ですが、さらに細かい設定がしたい時や独自ドメインを利用したいときなどは有料プランへの切り替えが必要です。
解説です
解説です

商品を登録する

次に、ネットショップで販売したい商品を登録します。「商品」→「サイトの商品」を開いて「新規商品を登録」をクリック・タップします。

商品を新規登録

画像や説明文、料金など細かい設定をして、問題なければ「保存」をクリック・タップします。なお、商品登録数は無料プランでも無制限です。

商品登録する

それでは次に「お届け方法」→「配送」を開き、配送元設定や送料の計算方法について設定します。

送料設定など

例えば「配送プロフィール」では、「配送先」で都道府県の選択や、「料金」では、商品の合計が10,000円未満は送料がかかり、10,000円以上で無料という設定も行えます。

配送プロフィールを設定

送料設定も「料金」で行います。

送料が有料になる場合

送料無料になる場合

支払い方法や消費税などそのほかの設定は「設定」内の項目で行います。

税金などの設定

必要な設定はメニューをチェックして、適宜設定していきましょう。それではネットショップを公開です。
注目です
注目です

4:ネットショップを公開する

それではいよいよネットショップの公開です。「ウェブサイト」→「サイトの編集」を開いて、画面右上の「公開」をクリック・タップします。
公開アドレスが表示されますので、クリックするとネットショップにアクセスできます。

公開アドレスをクリック

作成したネットショップを確認できますので、必要に応じて修正を行ってください。

ネットショップを確認

シンプルですが、必要な機能はある程度揃っていますし、何と言っても月額無料で決済手数料しかかかりませんので、初めてネットショップを開店する方などはいいですね。
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まとめ

かかる費用は決済手数料のみ

Square(スクエア)」で、ネットショップを始めるまでの流れについて、要点を中心に解説しました。初期構築費用や月額維持費が不要なので、テストマーケティングや特定の商品・特定の既存客に絞ったセカンドショップにも適しています。

リスクはありませんので、無料ですぐにネットショップを始めてみましょう。

記事作成者プロフィール

佃 直毅
佃 直毅株式会社ストレン 代表取締役社長
株式会社ストレン 代表取締役社長
MCP,2級知的財産管理技能士
おすすめ情報サイト「マイベスト」レンタルサーバー・ドメイン監修

当サイトはネットショップ作成サービス/ECカートを中立の視点から比較評価し、始める・切り替える方の立場に立った情報をお届けします。

【仕事略歴】早稲田大商卒。東証一部精密機器メーカー、レコード会社を経て2000年 動画配信レンタルサービス「ストレン」起業、マイクロソフト認定パートナーとしてサーバー構築・運用・PR等に携わる。2015年、東証グロース上場企業・お客様と合意の上、上場企業へユーザー移行後に同ビジネス終了、以降はITコンサルティングとして支援に。

【趣味】プロ野球/MLBなどスポーツ、映画・音楽好き(主に洋楽)