個人や企業で行う事業活動の生命線は“資金”ですが、比較的低コストで始められるネットショップでも同様です。
資金調達の手段として、クラウドファンディングが広く利用されていますが、ネットショップ運営者がより簡単にクラウドファンディングを始められるサービスがスタートしました。
■ 当ニュースは2021年7月公開の情報です。過去記事としてご覧ください。
新サービス概要
ネットショップ作成サービス「BASE」にのみアカウント登録すれば、管理画面から「CAMPFIRE連携 App」を設定することで、CAMPFIREに別途アカウント登録することなくクラウドファンディングのプロジェクトを作成・公開することができます。
BASEとCAMPFIREは2020年11月13日に資本業務提携しており、BASEのユーザーで資金調達が難しい個人・企業に対して、クラウドファンディングを利用しやすい環境にすることを目的に、今回のサービス開始となりました。
ネットショップのクラウドファンディング事例
漠然としたアイデアや長年温めていた夢が、クラウドファンディングにより資金を集めることで実現する可能性が出てきます。
「プロジェクト」という具体的な形にすることから始めてみましょう。
BASEとは?
BASE株式会社が運営している、初期費用・月額費用も無料で、クレジット決済などの支払い手段もワンストップで提供するネットショップ作成サービスが「BASE」(ベイス)です。ネット通販・ECビジネスをスタートする事業者や個人が数多く利用しています。
「BASE」(ベイス)を利用すれば、有形の物販はもちろん無形のサービスやダウンロード販売、そしてコンスタントに売り上げが上がる定期販売なども簡単に行えることから、非接触ビジネスの代表格としてネット通販が拡大中です。
BASEについてさらに詳しく
BASEとは?
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CAMPFIREとは?
株式会社CAMPFIREが運営するクラウドファンディング「CAMPFIRE」は、2011年の開始から53,000件以上のプロジェクトを掲載し、流通金額が450億に上る国内最大のサービスです。
一般的なクラウドファンディングのほか、購入型・寄付型クラウドファンディング「GoodMorning」や継続課金型クラウドファンディング「CAMPFIRE Community」、融資型クラウドファンディング「CAMPFIRE Owners」、株式投資型クラウドファンディング「CAMPFIRE Angels」など多様な形態のサービスをグループを通じて行っています。
サービスの利用方法
まず「BASE」公式サイトにアクセスし、アカウントを作成します。
その後、管理画面にログインします。
「App」画面に移動し、「CAMPFIRE連携」を選択します。
「CAMPFIRE連携 App」の画面が表示されますので、「設定を編集する」をクリック・タップすると「BASEショップアカウントでプロジェクトをはじめる」画面が表示されます。
「同意して、プロジェクトを作る」をクリック・タップして、具体的なプロジェクトを進めていきましょう。
ココがポイント
ネットショップ作成サービスの競争も激しさを増しており、機能拡張のほか、他社とのサービス連携もこれから増えることが予想されます。自社が必要とするサービス連携があるネットショップ作成サービスはどれかを意識して選択することも大切です。
出典
「クラウドファンディング「CAMPFIRE」、「BASE」アカウントを利用して簡易ログインが可能に」
(PRTIMES)
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まとめ
資金調達の方法を増やす
ビジネスの血液でもある“資金”をクラウドファンディングで調達することは、認知度を上げるPRとファンを増やし売り上げを拡大する営業を同時に行うことにもなります。
一方で、クラウドファンディングで資金を集めることにはコツもありますので、CAMPFIREの支援を上手に活用しながらビジネスの維持・拡大に役立ててください。