3大ショッピングモールのニュースまとめ(2022年~2024年)

2024年7月5日

3大ショッピングモールのニュースまとめ

巣ごもり需要で右肩上がりの成長を続けていたネットショップ・EC産業ですが、コロナも落ち着いた今、次のステージへ進むべく日々、新しい技術やサービスの導入を行っています。
その中でも、楽天市場・Amazon・Yahoo!ショッピングの3大ショッピングモールニュースを知ることは、EC業界を手っ取り早く知る良い方法の一つです。
直近の2024年夏から2022年までさかのぼり、ネットショッピング・EC関連に絞った主なニュースをまとめてみました。

楽天のニュース

楽天 最強配送ニュースイメージ

引用:楽天

  • 2022年9月 - 楽天、広告運用実績をダッシュボード上で確認・分析できる運用型広告プラットフォーム「RMP - Connect」を提供開始 PR TIMES
  • 2023年1月 - 楽天グループ、「楽天市場」で購入した商品をフリマアプリ「楽天ラクマ」に簡易出品できる「持ち物リスト」機能を提供開始 日本経済新聞
  • 2023年5月 - 楽天グループの国内EC流通総額は約1.4兆円で12%増【2023年1Q】 ネットショップ担当フォーラム
  • 2023年11月 - 楽天、AR機能を用いてインテリア関連商品の購入検討ができる機能を「楽天市場」で本格提供開始 PR TIMES
  • 2023年11月 - 楽天、日用品などを当日お届け可能な直販ECショップ「楽天即配マート」を「楽天市場」でグランドオープン リリース
  • 2023年11月 - 楽天、AI分野における戦略的パートナーとしてOpenAIが参画し、新プラットフォーム「Rakuten AI for Business」を発表 リリース
  • 2023年12月 - 楽天による楽天西友ネットスーパー株式会社の完全子会社化合意 リリース
  • 2024年3月 - 「楽天市場」の基本出店料を約3割値上げへ(6/1から) ネットショップ担当フォーラム
  • 2024年3月 - 楽天、「ポイント楽天株」の本格提供を開始 リリース
  • 2024年4月 - 「楽天市場」、 AIを活用した店舗運営の効率化や生産性向上を推進・支援 リリース
  • 2024年6月 - 楽天NFTに新機能「NFTチケット」を追加 リリース
  • 2024年7月 - 楽天ペイメントと楽天Edy、「楽天ペイ」アプリで「楽天Edy」から「楽天キャッシュ」にチャージできる機能の提供を開始 日本経済新聞
  • 2024年7月 - 「楽天市場」 「最強配送」スタート、検索順位は大きく変わらず 通販新聞
楽天では、プラットフォームや電子マネーなどの統合・相乗効果アップと、「最強配送」で物流の質向上、出店料値上げで出店数よりも出店者の質の拡大を狙う戦略を実施しています。また、AIは外部企業との連携も進めていて、NFTなどと合わせて新技術の導入も積極的です。
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Yahoo!ショッピングのニュース

Yahoo!ショッピング ギフト配送ニュースイメージ

引用:Yahoo!ショッピング

  • 2022年12月 - Yahoo!ショッピング、ヤマト運輸が配送する商品を注文すると、ID未連携でも配送予定日時などの配送状況をお知らせする機能を提供開始リリース
  • 2023年1月 - Yahoo!ショッピングのストア向けに、売上金の事前受け取りサービスを開始 リリース
  • 2023年4月 - Yahoo!ショッピング、Yahoo!マートと連携し、食料品や日用品などの即時配送に対応 リリース
  • 2023年4月 - Yahoo!ショッピング、急がない荷物は余裕のあるお届け日を指定するとPayPayポイントがもらえる「おトク指定便」を全ストアに本格展開 リリース
  • 2023年6月 - Yahoo! JAPAN、製品の安全性向上を目指し、「日本国製品安全誓約」に署名。 関係省庁と連携し、商品の削除や販売制限を強化 リリース
  • 2023年7月 - OpenAIと、「GPT-4」など全てのAPIに関する利用契約を締結、独自AIアシスタントサービスをLINEグループ、ヤフーの約2万人に導入 リリース
  • 2023年7月 - ユーザーが指定した頻度にあわせて定期的に商品をお届けする定期購入機能を提供開始 リリース
  • 2024年2月 - 「PayPay」のミニアプリに「Yahoo!ショッピング」が新登場 リリース
  • 2024年3月 - Yahoo!広告 検索広告、広告文を生成AIが提案する機能の提供開始 リリース
  • 2024年3月 - 住所を知らない相手にもギフトを贈ることができる「ギフト機能」の提供を開始 リリース
  • 2024年6月 - Yahoo!検索、検索結果上の商品レビューを生成AIが要約する「レビューAI要約」機能を提供開始 リリース
Yahoo!ショッピングは、PayPayモールとの合併やYahoo!とLINEとの統合などで複数サービスが1つにまとまっていますので、販促手段の理解、Yahoo!ショッピングが特に力を入れている物流への対応、AIの活用がショップ運用時のポイントになります。
注目です
注目です

アマゾンのニュース

アマゾン ネットスーパーニュースイメージ

引用:Amazon

  • 2022年7月 - Amazon「プライムデー」、日本で過去最高の記録を更新 リリース
  • 2023年3月 - Amazon、次世代の「デリバリーサービスパートナープログラム」の運用を開始 PR TIMES
  • 2023年5月 - Amazonフレッシュ、配送エリアを拡大 PR TIMES
  • 2024年2月 - Amazonが本丸事業にも生成AI、買い物を支援するチャットボット「Rufus」発表 日経クロステック
  • 2024年2月 - Amazon Mastercardを利用したAmazon.co.jpでのお買い物で、分割手数料無料の3回払いが可能に PR TIMES
  • 2024年3月 - Amazon、相模原市に国内最大のAmazon Roboticsを導入する物流拠点を新設 PR TIMES
  • 2024年6月 - Amazonネットスーパー、6月5日(水)より対象エリアにおける全てのAmazonアカウントをお持ちのお客様へサービスを拡大 PR TIMES
  • 2024年6月 - Amazon 出荷前の商品の欠陥を探すAIツール「Project P.I.」を発表 返品率減少を目指す trans plus
Amazonは、アメリカで新機能をリリースし、順次日本での展開を行っていますので、海外のリリースやニュースに注目したいところです。資本力がとてつもないので、最新鋭の巨大物流センター建設やネットスーパーの対応エリア拡大など物流での強み構築が目立っています
解説です
解説です

まとめ

楽天、Yahoo!ショッピング、アマゾンの2022年後半から2024年上半期までの主要なニュースをピックアップしてみました。情報を日々仕入れて、EC業界の最新動向を知っておくこと、取捨選択してネットショップの運営に活かしていただければと思っています。

記事作成者プロフィール

佃 直毅
佃 直毅株式会社ストレン 代表取締役社長
ネットショップ実務士レベル2
情報セキュリティマネジメント
2級知的財産管理技能士
おすすめ情報サイト「マイベスト」レンタルサーバー・ドメイン監修

当サイトはネットショップ作成サービス/ECカートを中立の視点から比較評価し、始める・切り替える方の立場に立った情報をお届けします。

【仕事略歴】早稲田大商卒。東証一部精密機器メーカー、レコード会社を経て2000年 動画配信レンタルサービス「ストレン」起業、マイクロソフト認定パートナーとしてサーバー構築・運用・PR等に携わる。2015年、東証グロース上場企業・お客様と合意の上、上場企業へユーザー移行後に同ビジネス終了、以降はITコンサルティングとして支援に。

【趣味】プロ野球/MLBなどスポーツ、映画・音楽好き(主に洋楽)