カラーミーショップがカゴ落ち防止として「LINE Checkout」を実装し、2020年1月にサービス開始

レンタルサーバー ネットショップ作成サービスカラーミーショップ

GMOペパボ株式会社が運営するネットショップ作成サービス「カラーミーショップ」が、LINE Checkoutの実装を行い2020年1月からのサービス提供開始と事前予約受付を発表しました。

これにより、カラーミーショップを利用するネットショップは、急拡大中のスマホ決済「LINE Pay」の導入がしやすくなり、ユーザーの購買機会を増やすことができます。

ネットショップ作成サービスカラーミーショップが、LINE Checkoutを実装 予約開始

出所:カラーミーショップ

カラーミーショップとは?

日本国内でネットショップ作成サービスやレンタルサーバーなどITプラットフォームサービスを提供するGMOグループのGMOペパボ株式会社が運営するサービス。ネットショップを運営したい個人や企業など約40000店がすでに出店し、オンラインショップのインフラとして広く活用されています。

LINE Checkoutとは?

それでは今回カラーミーショップで利用できるようになる「LINE Checkout(ラインチェックアウト)」とは何でしょう?

「LINE Checkout(ラインチェックアウト)」は、ショップ側から見ればLINEユーザーが「LINE Profile+」で事前に登録した氏名・住所・電話番号・メールアドレスなどネットショッピングに必要な情報を活用できるようになりますし、ショッピングユーザー側からみれば認証ログインすれば、LINE Payやクレジット、またクレジットカードを所有していない方などもLINE Payが利用できるなどメリットがあります。

LINE Payは、銀行口座・ATM・店頭でのチャージができますので、未成年の方でも利用できる利便性や幅広さが人気です。

LINE Checkoutイメージ

これまで、LINE Checkoutをネットショップで利用するためには、個別開発が必要で、高い技術やコストが必須でしたが、カラーミーショップが実装することにより、とても簡単にLINE Checkoutを利用することができるようになります。

なぜ今、LINE Checkoutを実装したのか?

ネットショップの大きな課題として「カゴ落ち」があります。

ネットショップ作成サービス カラーミーショップのカゴ落ち対策は?ネットで買い物をするとき、とりあえず商品をカゴ(ショッピングカート)に入れて、いざ買う時に住所や連絡先を入れる、クレジットカード登録が面倒になったり利用したい決済手段がネットショップにないなど、カゴに商品を入れたまま離脱することを「カゴ落ち」と言います。

この「カゴ落ち」問題を解決するため、国内ユーザー8000万人をこえるユーザを抱えるLINEのサービス、LINE Checkoutを実装することで、ショップ側はLINE Payを簡単に導入できること、ユーザー側は面倒な登録なくショッピングができることで、「カゴ落ち」を減らし売り上げの増加を目指すものです。

カラーミーショップから見れば、他のネットショップ作成サービス・ショッピングカートとの差別化を図る目的もありますね。

あわせて読みたい

ネットショップ比較

ネットショップ作成サービス・ECショッピングカードASPを徹底比較!料金・費用から商品登録・カート機能、デザイン制作、サポートまで比べます。さらに各サービスごとのミニ解説で概要がすぐに把握できますよ!

もっと詳しく

ネットショップ13社 ショッピングカート料金機能比較
ネットショップ比較:おすすめ作成サービスASP/ECカートシステム 個人法人向

ネットショップを始める時、システムを乗り換える時、「ネットショップどこがいいか分からない!」と悩むほど数多くの作成サービスがあって迷いますね。当比較サイト(ストリームレンタルドットコム ショップ版)で ...

続きを見る

まとめ

決済方法に目配りを

ネットショップは、消費増税後のキャッシュレス決済ポイント還元の恩恵を受けてますます拡大中、一方でネットショップ作成サービスの競争も激しくなっています。

LINE Checkoutのような、ユーザーの購入の手間を省けるサービスを簡単に導入することで、他店との差別化にもなりますので、これからはネットショップ作成サービスを選ぶ目、選球眼を高めることも競争に打ち勝つ重要なポイントになっています。