【コラム】立って仕事をしてみたらメリットが多かった件

2022年2月6日

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立って仕事をしてみたらメリットが多かった件会社に着いたらデスクについて、椅子に座って仕事を始め、気が付いたらランチタイム・・これは当たり前の日常ですが、長く座りすぎてどうも首や腰が痛い、寝起きに体が硬くなってきた、ということはありませんか?
当サイト管理者も、ここ最近ちょっと腰が痛くなってきたので海外企業が導入している「立って仕事」に挑戦してみました。

このページでは、立って仕事をすることの考察と、メリット・デメリット、そしておすすめスタンディングディスクなどについて書いています。

海外大手企業が始めているということは・・・

立って仕事をするのは本当にいいのか?当然のように座って仕事をしていると考えもしませんでしたが、いざ立って仕事&パソコンをするとなると、本当に体にいいのか?仕事に悪影響はないのか?が気になりましたので検索で調べてみました。

グーグルやFacebook、そして国内では楽天でも立ってパソコンができる「スタンディングデスク」が導入され自由な職場環境づくりに役立っているとのこと。確かに、立ってパソコンをやっているだけで、自由闊達なイメージは湧きやすいですし、そして海外や国内大手のIT企業が科学的根拠もなしに導入することはないだろうというのが第一印象だったので、「立って仕事」について大丈夫そうだ・・とは思いましたが、念のためもう少し突っ込んで調べてみることにしました。

やっぱり科学的分析の裏付けがほしい

体重が減りやすくなる?

年を重ねると体重がなかなか減らない、というのは悩みの種、ところがオーストラリア版ウィメンズヘルスの記事によると興味深い研究結果が公表されています。

研究チームが1184名の被験者を対象とした46本の論文のデータを分析したところ、立っているときは座っているときよりも、1分あたりのカロリー消費量が0.15kcal多いことが判明したそう。

つまり、体重65kgの人が通常の労働時間を立って過ごせば、1日54kcalのカロリーが余分で燃やせるということ。摂食量が変わらないと仮定すれば、1年間で2.5kg、4年間で10kgもの体重が減ることになる。

Yahoo!ニュース Women'sHealth

立って仕事をしてみたら体重が減りやすく

座ってパソコンをやめるだけで、1年に2.5kgも体重が減るとは大きなメリットで、しかも海外の実験結果の基づくデータですから「立って仕事」に興味がさらに湧いてきます。

記事をさらに読み進めると、もっと長期の研究が必要とありますので鵜呑みにはできませんが、立って仕事をする大きな動機にはなりますね。

座りすぎは寿命にも関わる?

座りすぎは健康リスクが高くなる立って仕事をするプラス面は、わかりました。
では座り過ぎすると、首や肩が痛くなる意外に何かデメリットがあるのでしょうか?
座り過ぎのデメリットについては、国内や海外で数多くの研究結果が公表されていますが、国内で警鐘を鳴らしている早稲田大学スポーツ科学学術院教授 岡浩一朗氏の論文では、より深刻な理由が指摘されています。

座り過ぎの健康影響についてまとめた最近の研究によれば、適度な身体活動を行っていたとしても、座り過ぎが死亡のみならず、肥満・過体重、体重増加、糖尿病、一部のがん、冠動脈疾患のリスクファクターとなっていることが指摘されています。

最近では、認知機能や抑うつ、機能的体力、運動器疼痛 (腰痛や首・肩痛) などにも悪影響を及ぼしていることが報告されており、健康寿命延伸のためには、いかにして座り過ぎを減らしていくかが鍵を握っていると思われます。

読売新聞 WASEDA ONLINE

論文では、少なくとも1時間に1度立ち上がって動くことを推奨していますので、背延びや屈伸をして血行を良くする習慣を少しずつでも続けていくことが大切です。

実際に「立って仕事」をしてみて

座り続ける危険性や、立つことの大切さはいずれもよくわかりました。

それでは実際に「立って仕事」をするには、立ってパソコンを使えるデスクが必要ですが、現在ではネットで数多くスタンディングデスクが販売されていますし、デスクがなくても今までの机に物を載せて高さを合わせれば、すぐにでも「立って仕事」ができる環境ができます。

あとは、勇気を持って椅子をしまいこんでエイヤ!と立って仕事を始めることです。このコラムを書くまでの1カ月、実際に立ってパソコン作業をしていますが(このコラムも立って書いてます)メリットとデメリットをあげてみましょう。

メリットは?

  • 首や腰の痛みが減った→立っている姿勢が自然だから?
  • まめに休憩をとって仕事にメリハリがつく→立ち疲れ休憩と同時で効果的
  • 眠気は全くなく頭は冴える→立って眠れませんので
  • 血行が良くなった感じがする→自然な姿勢ですから

メリットはほぼ予想通りですね。一番は、首・肩・そして腰の痛みが日に日に減っていくことと、長時間座っているとお尻が痛くなっていましたが、それも全くなくなりました。

さらに言えば、立っていますので足の筋肉が鍛えられるという予想外のメリットもありましたね。「立って仕事」は、健康を感じることができるのが最大のメリットと感じます。

デメリットは?

それでは短所を挙げてみます。

  • 立つことに慣れるまで時間がかかる→いままで座ってたので当然ですが
  • 長時間没頭して一つのことに取り組みにくい→まめに休憩することの裏返し
  • 意外とクリエイティブな発想がわきにくい→創造は座って休憩中がおすすめ
  • ふくらはぎ痛など立ち疲れ現象が出る→いままでなかった痛みが出てくる
  • 体調が良くない日はデスクワークがおっくうに→座れませんからね

「立って仕事」はメリットばかりでなく特に、個人的には立ち疲れ体調不良の日の対応が課題です。健康にいいことはわかってますので、改善をしながら「立って仕事」を続けていきたいと思っています。

「立って仕事に役立つ」スタンディングディスク

それでは、立って働くための環境づくりに役立つスタンディングデスクを見てみましょう。ガス圧で上げ下げする手ごろな価格のものから、安定感や重厚感のある電動式のものまでさまざまな種類が販売されていますのでピックアップしてみました。

ガス圧式で低価格帯スタンディングデスク

「手動では手間がかかるけど、電動は高くて」「1万円前後で欲しい」という方には、ガス圧式でお手軽にデスクの上げ下げができるタイプがおすすめ。価格もほどほど、電源も必要ないのでコンセントのないところでも設置できますね。

電動式で中価格帯スタンディングデスク

「やっぱり電動が楽でいい」という方は、「アイリスオーヤマ」3万円台の電動昇降デスクが適しています。無段階で調節できるので、どんな高さでもピッタリ。そして、天板の耐荷重は50kgまで大丈夫なのでモニターやちょっとした周辺機器も設置したまま上げ下げOKです。

電動式で高価格帯スタンディングデスク

「Flexispot」の5万円台のスタンディングデスクです。

左右脚フレームにモーターを搭載している「デュアルモーター」なので、シングルモーターに比べ駆動力や運転スピードもアップ。デスクに重たい周辺機器などを並べて作業をする方にはお勧めのデスクです。

電動式で超高価格帯スタンディングデスク

価格は18万円と高めですが、単なるデスクという範囲を超えオリジナル天板や塗装にこだわった高級家具、またメモリ式の電動スイッチで、押し続けることなく事前に登録した位置に自動的に調整することができる高級スタンディングデスク「FeEL」。長く使い続けるディスクとして検討をしても面白い一品です。

スタンディングディスクがあれば、高さの調整だけですぐに「立って仕事」を始めることができます。業務をしっかり行える机選びが大切です。

まとめ

やってみて分かること

立って仕事と座って仕事のバランスが大切ですここまで、長時間座ることのデメリットと、「立って仕事」をしてみての感想を書いてみました。
健康のためには、基本を「立って仕事」にしながら、疲れた時や体調不良の時は座って仕事をする合わせ技が、仕事に集中しながら健康にも配慮するために有効です。

「立って仕事」のメリットは、個人差があると思いますので一度試してみて、自分に向いていたら取り入れてみるのも健康のためにはお勧めです。

記事作成者プロフィール

佃 直毅
佃 直毅株式会社ストレン 代表取締役社長
株式会社ストレン 代表取締役社長
MCP,2級知的財産管理技能士
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当サイトでは中立の視点から生活に役立つ情報、ツール・グッズ等ハードウェア、娯楽・エンタメに関する情報をお届けします。

【仕事略歴】早稲田大商卒。東証一部精密機器メーカー、レコード会社を経て2000年 動画配信レンタルサービス「ストレン」起業、マイクロソフト認定パートナーとしてサーバー構築・運用・PR等に携わる。2015年、東証グロース上場企業・お客様と合意の上、上場企業へユーザー移行後に同ビジネス終了、以降はITコンサルティングとして支援に。

【趣味】プロ野球/MLBなどスポーツ、映画・音楽好き(主に洋楽)