働き方のリセットも大切。「退職代行」を考える

2019年6月29日

働き方を考える前にリセットも大切「退職代行」いま働いている会社に不満がある、残業をしているのに残業代がもらえない、辞めたいといっても辞めさせてくれない、など退職して人生を再スタートしたいのにできないという厳しい現実が、残念ながらあります。

そしてこれからは特にIT分野ではAIの発達で、主に事務作業を中心に仕事を奪われる・減少するという見込みもあり、銀行や証券などで支店の廃止もニュースで伝わってきています。

働く者にとっては厳しい現実が待ち構えています。令和では、人生や仕事をしっかりと考え、見極め、実行することが大切ですので、今回は、再スタートを切るための「退職」に絞って最新情報を交え解説します。

心の病での労災申請が最多を記録

2019年6月29日に働き方にかかわる大きなニュースがテレビや新聞、ネットニュースなどで報道されました。

労災、心の病で申請が最多更新 認識高まる、18年度

厚生労働省は28日、仕事が原因でうつ病などの精神疾患にかかり、2018年度に労災申請したのは1820件だったと発表した。

Yahoo!ニュース

厚生労働省によると、2018年度の労災申請1820件で前年より125件増え、精神疾患(仕事を原因とするうつ病など)は、1983年度の統計がはじまってから最も多く、6年連続で増加しているとのこと。

労災申請1820件中、労災認定は、精神疾患が465件、脳・心臓疾患(過重労働が要因)が238件で、そのうち死亡・過労死は82人でした。

「労災は肉体的なけがや病気」でないと申請できないという考えが、「精神疾患なども労災として認められる」という考えに変わり、企業や女性の申請が増えた要因と考えられています。

働き方を考える前にリセットも大切「退職代行」 労災申請で心の病が最高に

休み明けも注意が必要

また、夏休みのような長期休暇明けにも、退職が急増しています。

夏休み前に急増。退職代行をリピートする若者たちの本音

「すでに現時点で、『お盆明けの8月19日に会社に退職の連絡をしてくれ』という予約が殺到しています」そう語るのは、これまで1000件以上の退職代行案件に携わってきた弁護士・嵩原安三郎氏だ。

「今年の8月18日の日曜日は、小学生の『8月31日』みたいなもの。夕方になって『ちびまるこちゃん』がテレビから流れてくると、否応なしに次の日からの仕事が頭をよぎる。もっとも憂鬱になるタイミングなんです」

Yahoo!ニュースより

転職状況も大きく変化

そして、転職状況や市場も大きく変化しています。

サイト内記事でも解説しましたが、IT人材は今後不足し、より専門性が高いスキルや知識、経験が求められるようになります。

レンタルサーバー 技術者・制作者の働き方を考える
IT系エンジニア・制作者など人材不足問題の解消法

レンタルサーバーを使う個人・企業では、サイトを構築するための技術者・制作者が必要です。特に、会社を立ち上げたばかりのベンチャーにスキルを持つスタッフは欠かせません。 またレンタルサーバーをビジネスとし ...

続きを見る

転職後は、やる気があってモチベーションを高く持ち、会社から必要とされればいいのですが、いったん厳しい評価を受け特にメンタルをやられると、一転して厳しい状況に追い込まれることが予想されます。

つまり、「会社に居続ける」「転職して新天地で働く」いずれも厳しい環境が待っているということですので必ずしも「転職して安泰」というわけではないことは理解しておきたいポイントです。

辞めづらい企業から退職する新しい方法とその是非

働き方を考える前にリセットも大切「退職代行」 サポートを利用するのも一つの方法ところが転職以前の問題で、辞めるに辞められない、新しい一歩を踏み出すことすらできない、という退職できないという問題が社会的にもクローズアップされています。

こういった状況の中、第3者の力(サービス)を利用して退職する「退職代行」がニュースなどで報道され注目されています。

本人に代わって交渉することは弁護士のみに許されている権利ですが、第3者が本人に代わって事実を伝える・伝言することは法的には抵触しないと考えられている「退職代行」を利用する方も増え続けています。

一方で「退職」を自分で伝えないことへの甘えなども指摘されています。
ただし常識が通用しない、法的に問題がある企業が存在することも現実として考えますと、「退職代行」を利用して退職する方法も、これからの社会では選択肢になると弊社では見ています。

退職代行4社ピックアップ

それでは、退職代行サービスを行っているサービス4つをピックアップしてみます。

ココがポイント

退職代行の料金相場は3~5万円。独立系と、行政書士・弁護士など士業系に大別されます。最近は男性専門・女性専門など特化型も現れています。

1:退職代行コンシェルジュ

退職代行コンシェルジュ

東京都港区三田にある合同会社SACが運営する退職代行サービスです。

正社員・契約社員等は49,800円(税込)、アルバイト等は39,800円(税込)で追加料金がないこと、即日対応、回数無制限が特徴です。

退職率100%をサイトで掲示しています。退職についての理念もサイトに出ていますので確認してみましょう
もっと詳しく

2:退職代行アルマジロ

退職代行アルマジロ

東京都豊島区にある合同会社アースユニゾンが運営する退職代行です。

正社員・契約社員等は29,800円、アルバイト等は25,000円で追加料金がなく、低価格が大きな特徴です。24時間受付、相談は即日対応も行っています。

面談や書類も不要なので、相談から退職までスマホで行えます
もっと詳しく

3:退職代行 わたしNEXT

退職代行 わたしNEXT

日本初の女性向け退職代行サービスです。女性に特有の悩みを共有して、退職を言い出せない女性をサポートしています。

正社員・契約社員等は29,800円(税込)、アルバイト等は19,800円(税込)で支払方法がクレジット・キャリア決済など豊富です。

退職できない場合は所定の条件をクリアすれば全額返金制度があります
もっと詳しく

4:弁護士事務所運営 退職代行サービス

弁護士事務所運営 退職代行サービス

弁護士法人 汐留パートナーズ法律事務所が提供している退職代行サービス。

相談は無料、着手金は55,000円(税込)、別途オプション費用はかかります。

費用は退職代行会社に比べると高いですが、会社に訴えられた場合、弁護士事務所ですとしっかり対応できる安心感があります
もっと詳しく

まとめ

退職について、自分で直接伝えず第3者に依頼することは賛否両論があります。一方で、理屈では通用しない企業が存在し、組織やグループには個人で対抗しきれない、という現実もあります。

そこで、法律に照らし合わせて問題ないこと、そして「退職代行」を提供するサービス・企業に問題がないことの2点が確認でき、そして退職という大切な事柄を直接伝えないことについて「自分自身」が納得するのでしたら、「退職代行」を利用するのも一つの手段ですし、そのことで人生が開けリセットできるのであれば、ということでまとめてみました。

そしてなによりもご自身の健康が第一です。

健康にとって今の仕事を続けることがいいことなのか、自分のためになるのか、そして自分が今後生きていくにあたって大切なものは何なのか、軸は何か?などじっくりと考えて実行されることをお勧めします。

この記事を書いた著者

佃 直毅
佃 直毅ITサポート/コンサルティング/コンテンツプロデュース
株式会社ストレン 代表取締役社長
MCP,2級知的財産管理技能士
GAIQ(Googleアナリティクス個人認定資格)

【仕事略歴】早稲田大商卒。東証一部精密機器メーカー、レコード会社を経て独立後、2001年に動画配信(ストリーミングサーバー)レンタルサービス「ストレン」を立ち上げ、マイクロソフト認定パートナーとしてサーバー構築・運用からPRまで全般に携わる。2015年、東証マザーズ上場企業・お客様と合意のもと、上場企業サービスへ移行していただき同ビジネス終了、以降はITサポート・コンサルティングとして企業の支援に。

当サイトでは、ホスティングビジネスの経験を踏まえ、ユーザー視点でレンタルサーバーやECサービスの評価をし、これから始めたい・切り替えたい方の立場に立った記事・評価・比較情報をお届けします。

【趣味】プロ野球/MLBなどスポーツ、そして映画・音楽好き(主に洋楽)。

© 2020 ストリームレンタルドットコム