「今、勤めている会社の仕事が自分に合っていない」「この仕事がずっと続けられるかとても不安」「突然、仕事を辞めたくなった」など、就職して間もない方は少なからず悩まれているのでは？
むしろ“最初に入った会社がぴったり自分に合っている”のが稀で、多少の違和感を持ちながらも収入や家庭の事情などで仕事を続けている方が多いのが現状はないでしょうか。いい人やできる若手が早く辞めるとは一般論でよく言われますが、普通の若手の退職や転職も増えているのが実情で、中には退職連鎖が止まらないといった人材不足の企業もあるほどです。
こういう状況ですので、どうしても違う仕事に変わりたい、あこがれの業界に入りたい方にも、有利な条件で入社できるリスタートのチャンスは多くあります。
20代の転職率は30%強とも言われるぐらい増えており、20歳代の男性・女性、30代の若手の転職、また第二新卒の方の転職機会も増加しています。（第二新卒とは、入社後や卒業後２，３年の間転職活動をされたり転職を考えている方のこと）
20代から30代で転職を行いたい方に向けて、転職前に整理しておきたいポイントと、おすすめの専門転職エージェント・転職サイトなど複数サービスをピックアップして解説します。
20代の約6割が「学生時代から転職を視野に」 辞める気満々
学情（東京都千代田区）は、20代のビジネスパーソンを対象に「転職意向」に関する調査を実施した。その結果、6割以上が社会人になる前から転職を視野に入れていたことが分かった。
Yahoo!ニュース ITmediaビジネス 2023年8月1日
転職前に行っておきたい、知ってきたいポイントとは？
転職をする前に、まずは自分自身の棚卸や転職に向けての事前準備をしておきたいところです。また転職を失敗しないための心構えも重要になりますので各項目ごとにまとめています。
- 自分のキャリアビジョンを明確にする: 自分のキャリアアップのための目標や資格の取得を含めスキルアップのための計画を明確にし、場合によっては実践すること。
- 自分のスキルを評価する: 今現在、自分が持っているスキルや経験、資格を第三者視点で評価し、自分が求める仕事、転職したい仕事に合っているか確認すること。
- 求人情報を探す: ジョブサイトやリクルーティング会社、企業のキャリアサイトなどを利用して、自分に合った求人情報を探すこと。
- 履歴書とカバーレターを作成する: 自分のスキルや経験をアピールする履歴書と、応募先に向けたメッセージを込めた疑似的なカバーレターを作成すること。
- 面接の準備をする: 自分のスキルや経験、職務経歴などに関連する質問に対する回答を早めに下書きし用意すること。
- 転職先（募集企業）の会社の文化や福利厚生に関心を持つ: 将来的に働きたいと思う企業の文化はこれまでと大きく違いますので、福利厚生と合わせて人生設計と合わせて関心をもつこと。
- 過剰な期待を持たない: 新しい職場やポジションにおいて、過剰な期待を持っていると現実を直視できず失望することも。どのような状況になっても冷静な状態と保つこと。
ポイントです一方で、転職には夢を持ちたいところですが、厳しい現実や自分に合う会社かどうか、実際に入って働いて見ないと分からないこともあります。このようなミスマッチをできるだけ避けるために、20代転職に強いエージェントをピックアップしましたので、検討材料にしてください。なおエージェント登録前には念のため、Yahoo!知恵袋などで評判をチェックすることもおすすめです。
面接対策の重要性について
若い方にありがちで、勘違いが多い3つの点を指摘している記事です。
面接官の立場になって考えてみることが面接対策の一つとなる、という示唆でもあります。
入社3カ月で辞めても転職できる！若手の転職「3大誤解」でチャンス逃すな
面接に呼ばれるということは、採用される可能性があるということです。書類に記載された内容でNGなら、忙しい採用人事がわざわざ呼ぶことはありません。つまり、面接とは、内定まであと一歩まで来ている証であり、チャンスなのです。
ただし、多くの人が誤解をしています。特に次の「3大誤解」に要注意です。
20歳代からの若手向け転職支援
キャリアスタート
キャリアスタート株式会社が、若手専門の転職サポートエージェント「キャリアスタート」を運営しています。
「すべての若者が輝く社会を作る」をビジョンに掲げているだけあって、キャリアカウンセリング、求人紹介などの一般的な就活サポートに加え、徹底した面接トレーニングによる就業支援サービスを行っています。
面接トレーニングは、登録者の希望する職種や企業に合わせてトレーニング内容を構成し、履歴書や職務経歴書の添削サポートから寮や引越しの相談ができる転居サポートまで、転職の入り口から出口までしっかりとカバーしています。
徹底した面接トレーニングによって、驚異の内定率86％を記録するなど、第二新卒、既卒、フリーターの転職エージェントとして大きな選択肢の一つとなります。
（対象エリア：登録は全国から可能）
解説しますハタラクティブ
「ハタラクティブ」は、エンジニア・医療領域を軸に、様々な業界のキャリアサポートを2005年から行っているレバレジーズ株式会社が運営する、フリーター、既卒、第二新卒の若年層に向けた正社員就職・転職支援プログラムです。
特長としては、「20代前半・20代後半をメインとした若年層の就職・転職」ということ。
「フリーター」「既卒」など、「完全に未経験でも正社員として就職できる求人」案件が多く、ハタラクティブにしかない非公開求人もあり、さらに「新卒就職支援」もおこなっています。
（対象エリア：東京・神奈川・千葉・埼玉・栃木・愛知・大阪・兵庫・福岡）
解説しますあわせて読みたい
就職・転職エージェントやサイトを見やすくまとめています。ハイクラス転職やIT業界特化など様々な転職エージェントがありますのでご覧ください。
まとめ
社会には様々な仕事があり、さらに同じ職種でも会社によって社風・人間関係や各種条件が異なっていますので、自分一人では情報を集めるにも限界があります。第二新卒をネガティブに考えたり、逆に歓迎してくれる会社もあるなど実に多様性に富んでいます。
20歳代など若手専門転職エージェントを利用することは、自ら時間とコストをかけて情報を集めることなく、すぐに活用できる大きなメリットがあります。求職者側は登録すればノウハウの利用も無料、しかも自分の適職を見つける可能性も高まりますので、まずはスタートするところから始めてみてはいかがでしょう。