ザ・リーサルウェポンズにみるYouTube活用術

ザ・リーサルウェポンズにみるYouTube活用術

ソニー公式サイトより引用

2020年10月22日の朝、日本テレビ系の「スッキリ」にテレビ初出演したザ・リーサルウェポンズが一時トレンドワード上位に入るなど注目を浴びています。ザ・リーサルウェポンズは、2019年にインディレーベル・イロモンレコードからアルバムをリリース、インパクトのある音楽で話題を呼び、ついに2020年にソニーからメジャーデビューしたポップロックユニットです。様々な注目ポイントがありますので、今回は肩の力を抜いてリラックスして解説します。仕事の合間などに、楽曲を聞きながら息抜きでご覧ください。

 

今の時代に乗る可能性大?

ザ・リーサルウェポンズとは?

飲み友達が意気投合して始まったザ・リーサルウェポンズは、日本語がたどたどしいアメリカ人のボーカル・サイボーグジョーと、ミュージックビデオ制作などに携わってきた日本人・アイキッドの2人組、全曲の作詞・作曲などはアイキッドが担当しています。

東京の都立家政をベースに地に足の着いた活動を行う中、YouTubeで楽曲を配信し知る人ぞ知る存在でしたが、80'sを彷彿させるポップでキャッチーな音楽性がプロの評価を受け、複数社のメジャーレーベルから声がかかる中、ソニーから2020年夏に1stシングル「半額タイムセール」でデビューしました。(以下、楽曲はYouTube公式チャンネルよりシェア)

 

ここがポイント

  1. 暗い世の中に笑える歌詞・高い音楽テクニック
  2. きらりと光る映像センス
  3. ネットならではのプロモ展開
  4. リモート紅白への出場なるか?

1:暗い世の中に笑える歌詞・高い音楽テクニック

コロナで鬱々とした時代に突如現れたザ・リーサルウェポンズの最大の魅力は、お馬鹿で笑える歌詞と、その反面高い音楽テクニックに裏打ちされたノリがよく覚えやすいメロディライン、ヘヴィーでビートが効いている音楽で、誰もが元気が出るところでしょう。

音楽的には、作曲や編曲、歌詞を巧みに組み合わせて笑いに消化する高度なテクニックを駆使し、さらにサイボーグジョーの大声ではありながらマイルドな声質がテンポの良いリズムに乗って、耳障りの良いポップロックの形を作っており、最終的に子供から大人まで幅広く受け入れられる楽曲に仕上げているところは、作詞・作曲に携わるアイキッドの能力の高さを感じさせるポイントです。

また「80年代アクションスター」にみられるように歌詞のセンスも光っています。合いの手の「エイドリアン」「アイルビーバック」や、マイナー過ぎないアクションスター・チャックノリスとそのエピソードを出してくるユニークなセンスは笑えます。

 

2:きらりと光る映像センス

全編を通して浮世絵(東海道)の中をサイボーグジョーとアイキッドが旅するというストーリーで、ジャパニーズカルチャーとポップロックを融合した良作です。間奏のシンセサイザーのソロも、抒情感がありこの楽曲を活かすのに大きく貢献しており、YouTubeのコメントにもみられた「NHK みんなのうた」に流れてもいいのでは?と思えるようなPVです。

権利面では、著作権切れしている浮世絵は許諾・使用料の必要がなく、しかもグローバルに知られているコンテンツでもありますので、PVを活かすにはよく考えられた方法でもありますね
もっと詳しく

 

3:ネットならではのプロモ展開

世界発信

「SUPER CUB IS NO,1」という楽曲は、サビがすべて英語という初めての曲なのですが、その理由はプロモーションビデオに使われているバイク「スーパーカブ」が、全世界で利用されているので、英語にすることで共感をしていただこうという狙いがありました。

ローカル展開

都立家政の小さな書店「ブックマート」のPVに、サイボーグジョーが参加しています。ポップな音楽はそのままに、地元の方が参加するプロモーションビデオは手作り感満載で、PVの中で連呼する「都立家政のブックマート」は、思わず頭に刷り込まれてしまいます。

メジャーデビューしたミュージシャンが、小さな1書店のPVに出演(過去とはいえ)という今までの常識では難しかったことをさらりをやっており、しかも違和感なく溶け込んでいる、プロモーションとして成立していることはザ・リーサルウェポンズならではなのでしょう。
ポップで覚えやすい音楽と笑いのセンスが、YouTubeプロモーションの新しい可能性を予感させてくれます。

公式サイト版とブックマート版があり、ナレーションが英語と日本語、ソロがシンセとギターなど差し替えされており、それぞれの違いを探す楽しみもありますね。

(公式サイト版 間奏に英語店舗アナウンス入り)

(ブックマート版 間奏に日本語店舗告知アナウンス入り)

 

4:リモート紅白への出場なるか?

2020年のNHK 紅白歌合戦はコロナの影響でリモートとなりそうなので、YouTubeがきっかけでブレイクしたザ・リーサルウェポンズには、デビューの年に初出場となる可能性も出てきました。

リモート紅白では盛り上がりに欠けることが予想されますので、元気なポップロックは出場のチャンスも高くなるのではとみています。2020年後半のSNSでの盛り上がりが出場へのポイントとなるでしょう。

変拍子でDJのリズム崩しを狙うなど、音楽テクと笑いを巧みに融合している!!
解決熱血男

 

まとめ

YouTubeから出てきたザ・リーサルウェポンズは、高い音楽テクニックと映像センス、そして見た目のインパクトと大ブレイクする要素は満載なのですが、ポップで覚えやすいメロディだからこそ最大の敵は「飽き」なのでしょう。何とか、そこを乗り切って長く続いてほしいところです。

ともかく、2020年はコロナで世の中全体が落ち込んだ雰囲気に包まれている中、ザ・リーサルウェポンズには明るいロックで、世界を明るく照らしてほしい、元気づけてほしいと願っています。

 

 

この記事を書いた著者

佃 直毅
佃 直毅ITサポート/コンサルティング/コンテンツプロデュース
株式会社ストレン 代表取締役社長
MCP,2級知的財産管理技能士
GAIQ(Googleアナリティクス個人認定資格)

【仕事略歴】早稲田大商卒。東証一部精密機器メーカー、レコード会社を経て独立後、2001年に動画配信(ストリーミングサーバー)レンタルサービス「ストレン」を立ち上げ、マイクロソフト認定パートナーとしてサーバー構築・運用からPRまで全般に携わる。2015年、東証マザーズ上場企業・お客様と合意のもと、上場企業サービスへ移行していただき同ビジネス終了、以降はITサポート・コンサルティングとして企業の支援に。

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【趣味】プロ野球/MLBなどスポーツ、そして映画・音楽好き(主に洋楽)。

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