お店のレジ業務を効率化したい!と思った時は、POSレジ導入をまず最初に検討しますが、「POSレジの初期導入費用が高い」という問題にぶつかります。
さらにDX化が求められている今は、「在庫・売上管理を楽にしたい」「ECサイトや外部システムとレジを連携して一元管理したい」などIT対応や、電子マネーやQRコード決済などの新決済・法改正など新しい規制に迅速に対応する柔軟性も必要です。
そこで、0円からすぐに始められるため急速に利用者を増やしているクラウドPSレジ「スマレジ」について、1ページで分かりやすく解説します。
スマレジとは?
「スマレジ」は低コストで導入でき、アクティブ店舗は全国に39,000店舗以上(2023年8月時点)で高機能なクラウドPOSレジです。インボイス制度や、IT補助金2023にも対応しています。
大阪市中央区に本社を置く東証グロ-ス市場上場の株式会社スマレジが運営しています。
クラウドPOSレジとは、一言でいうと「iPadやiPhoneなど汎用端末にアプリをインストールしてレジとして利用するPOSシステム」とことです。
一般の方も持っているスマートフォンやタブレットをPOSレジとして利用できますので、下記のような数多くのメリットがあります。
スマレジのメリットは?
据え置き型のキャッシュレジスターやPOS専用機とは違い、「スマレジ」はiPad・iPhone・iPod touchアプリを使ったクラウドPOSレジなので、特に価格・柔軟性と拡張性に強みを発揮します。
■ 価格について
- POS用端末を安価でどこでも購入できる
- 登録すると無料で、すぐに始められる
- 法改正などでハードウェアの買い替えは必要なし
■ 柔軟性・拡張性について
- クラウドで機能のアップデートを実施
- QRや電子マネー決済など、多様な支払い方法に対応
- リアルタイムで売上分析ができる
- APIでECサイト・外部システムと連携ができる
- 小規模から大規模、飲食店からクリニックまで幅広い業態・業種に対応
- 店舗の成長に合わせ自由にカスタマイズ可能な機能拡張性
一方で、デメリットとしてはAndroid端末がない、プランによって機能制限がかかるなどがあります。iOS端末があれば利用できますので、さほど大きなデメリットではありません。
インボイス制度とは?
インボイス制度とは、新しく導入される消費税の仕入れ額控除の方式で正式には「適格請求書等保存方式」と言います。
消費税には、納入義務がある課税業者と、課税売上高が1,000万円以下で納入義務が免除されている免税業者の2通りがあります。
2023年9月までは一律に仕入れ税額控除が適用されていましたが、2023年10月1日以降は適格請求書発行事業者が発行する適格請求書のみ消費税の仕入れ税額控除が適用となります。
インボイス制度完全対応
「スマレジ」は、2023年10月1日開始のインボイス制度に完全対応しています。
例えば、お客様に経費を申請するための領収書が必要と求められたら、すぐに適格請求書を発行しなければなりません。これまでのレシートと違い適格請求書には、発行事業者の登録番号や取引内容、税率ごとに区分した消費税額等6項目をレシート表記しなければならず、非常に手間がかかります。
「スマレジ」導入後は、インボイス対応のレシートをすぐに発行できるので、お客様は消費税の仕入れ額控除を受けることができるようになります。
ココがポイント
インボイス制度は、請求書・レシート発行などで必要な作業が増え、しばらくの間は混乱が予想されます。いち早くインボイス対応レジ・システムを導入し、業務効率化と顧客に混乱と不安を与えないユーザビリティの向上で、他社・他店との差別化も図れます。
サポート体制について
「スマレジ」では、スムーズにクラウドPOSレジ導入と運用が進むように、充実したサポート体制が整っています。
電話で問題を解決したいときは「365日対応のコールセンター」、メールですぐに確認したいときは「最短当日対応のメールサポート」、サポートスタッフのレベルについては、「スマレジ検定に合格した専門知識を有した自社スタッフが対応」、取り急ぎネットで調べたいときは「ヘルプサイト」と、ステージに応じて相談することができます。
料金・機能について
5つあるプランの料金と機能を一覧で確認します。一般的な利用には「スタンダード」「プレミアム」「プレミアムプラス」で、「プレミアムプラス」が1番人気です。
さらに上位には飲食店に特化した「フードビジネス」、小売り・アパレル向けの「リテールビジネス」があります。使える機能に違いがありますので事前にチェックしましょう。
項目/プラン | スタンダード | プレミアム | プレミアム プラス |
フード ビジネス |
リテール ビジネス |
---|---|---|---|---|---|
月額料金 | 0円 1店舗のみ |
5,500円 1店舗につき |
8,800円 1店舗につき |
12,100円 1店舗につき |
15,400円 1店舗につき |
レジ機能 | |||||
スマレジアプリ マーケット |
|||||
引換券印刷 | - | ||||
商品点数10万点 | - | ||||
複数店舗管理 | - | ||||
PL(損益)管理 | - | ||||
ユーザー権限 設定 |
- | ||||
ログイン 操作ログ管理 |
- | ||||
スマレジ API利用 |
- | ||||
外部システム 連携 |
- | ||||
顧客管理10万件 | - | - | |||
電話サポート | - | - | |||
セルフレジ | - | - | |||
自動釣銭機連携 | - | - | |||
オーダー エントリー |
- | - | - | - | |
キッチン伝票 出力 |
- | - | - | - | |
小売店向 在庫管理 |
- | - | - | - | |
パスポート カメラ読取 |
- | - | - | - | |
免税手続電子化 | - | - | - | - |
スマレジの始め方
step
1アカウント登録
公式サイトでアカウントを無料で登録します。
step
230日間無料利用
30日間はすべての機能と電話サポートが利用できます。
step
3プラン決定・契約
検証が終了後、利用するプランを決めて契約します。これでスマレジが正式スタートです。
なお30日を過ぎて有料プランを契約しない場合は、無料のスタンダードプランに自動的に移行します。
「POSレジの教科書」ダウンロード
「POSレジがよくわからない」「POSレジをなんとなく理解しているけど詳しく知りたい」「整理して学びなおしたい」「どのくらいの費用が掛かるのか不安?」という方に、無料でダウンロードできるホワイトペーパー「POSレジの教科書」を活用する方法もあります。
例えば「POSレジの教科書」では、初めての方でも分かるように従来型と最新POSレジの比較・特徴などに加えて、予算面の業態別概算の見積もりもあり、導入前に知っておきたいこと、知っておくべきことが取りまとめられています。
スマレジ公式サイトより無料で配布されていますので、ダウンロードして利用してみましょう。
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ココがポイント
決済機能の連携でしたら「STORES決済」「Square」とも可能です。
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まとめ
実店舗のDXを実現
新規に店舗へPOSレジを導入する、あるいは入れ替える場合、ハードルがとても低いクラウドPOSレジは大きな選択肢の一つです。
また、POSレジ周辺機器や各種オプションプランなど、さらに確認しておきたい情報がありますので、より詳しくは公式サイトや資料などでご確認ください。
※スマレジ®は、株式会社スマレジの登録商標です。
※iPhoneの商標は、アイホン株式会社のライセンスに基づき使用されています。
※iPod touchは、Apple Inc,の登録商標です。
記事作成者プロフィール
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ネットショップ実務士レベル2
情報セキュリティマネジメント
2級知的財産管理技能士
おすすめ情報サイト「マイベスト」レンタルサーバー・ドメイン監修
当サイトはネットショップ作成サービス/ECカートを中立の視点から比較評価し、始める・切り替える方の立場に立った情報をお届けします。
【仕事略歴】早稲田大商卒。東証一部精密機器メーカー、レコード会社を経て2000年 動画配信レンタルサービス「ストレン」起業、マイクロソフト認定パートナーとしてサーバー構築・運用・PR等に携わる。2015年、東証グロース上場企業・お客様と合意の上、上場企業へユーザー移行後に同ビジネス終了、以降はITコンサルティングとして支援に。
【趣味】プロ野球/MLBなどスポーツ、映画・音楽好き(主に洋楽)