ネットショップ関連用語集

2021年3月16日

ネットショップ関連用語集ネットショップを始めようかと情報を集める、具体的にスタートする、あるいは順調に進んでいるので広げていくにあたり、様々な専門用語や新しい用語など接する機会が増えます。どのような意味がその言葉にあるか、言葉の理解が早いと運用がスムーズに進みますのでとても重要です。さらに情報を収集するとき、新しい言葉に出会ったとき、その都度確認することは難しいので事前にインプットしておく必要もあります。
ネットショップや関連用語を解説しますのでご活用ください。

ネットショップ関連用語集

ネットショップとは

自社制作や他社より仕入れた商品をインターネット上にある、自らが運営し販売するホームページ・WEBサイトのこと。ECサイトもほぼ同義で利用されています。

ショッピングモールとは

様々な商品を扱うネットショップや規模の異なる商店を束ねて、多様な商品を販売するホームページ群・WEBサイトのこと。同義で電子商店街ECモールなども利用されます。楽天市場やAmazon.com、Yahoo!ショッピングなどが代表例。

eコマースとは

インターネット上の決済など電子情報のやり取りを通じて、商品・サービスの販売や売却・契約などを行うこと。電子商取引も同義で利用されています。

ライブコマースとは

SNSなどのプラットフォームから生で配信し、一般ユーザーが商品を購入する販売形態。リアルタイムのコミュニケーションを活用してインフルエンサーが配信することから販売額も増加傾向にあり、人気が高まっています。

電子決済とは

従来の現金(現物の硬貨や紙幣)ではなく、流通する通貨と同等の価値を持つデータの送受信により、商品などの決済を実施すること。

越境ECとは

インターネットを通じて、ネットショップで商品やサービスを販売するなど海外との電子商取引を行うこと。

フルフィルメントとは

ネット通販において、受注から配送完了までの一連の業務全般のことをいいます。受注・問い合わせ・梱包発送・在庫管理・代金回収・返金処理など多岐に渡りますので、一括して請け負うサービスも増加しています。

WMSとは

Warehouse Management Systemの略称で、ネット通販において在庫・入庫・出庫など倉庫管理をデジタル化し物流品質を向上させるシステムのこと。

ネットショップ作成サービスとは

ネットショップに必要なホームページやデザインテンプレート、決済手段や在庫・顧客管理などが一体となり、比較的簡単にネットショップを始めることができる無償・有償のサービス。広義には、ホームページやテンプレートが付属しないショッピングカートも、ネットショップ作成サービスに含まれることもあります。

ショッピングカートとは

ネットショップ作成サービスのうち、ホームページが付属せず自社サイトなどにカートを設置し支払い・注文処理などを自動的に行うシステムのこと。近年ではマーケティング機能・顧客分析も同時に行える高度化が進展しています。

ドロップシッピングとは

販売業者は在庫を持つ必要がなく販売に専念する業態。注文があった場合は、基本的には製造元やドロップシッピング運営業者より、直接顧客に配送されます。

アップセルとは

ネットショップにアクセスした顧客などに対して、アップグレードや定期購入の提案を行うこと。平均単価を上げる売り上げ・利益を向上させるための手法の一つ。

クロスセルとは

ある商品を購入している顧客に、関連商品やセットなどを提案し売り上げ・利益を向上させるための手法の一つ。

コンバージョン(CV)とは

サイトやネットショップで最終的に得られた成果のことで、見積もり・資料請求・会員登録や購入などが当たります。成果を得られた数(コンバージョン)を訪問者全体で割った数値をコンバージョンレート(CVR)といい、ネット通販では分析評価する際の重要な指標となります。

CTRとは

インターネット広告がクリックされた比率(クリックスルーレート)のこと。広告の分析に利用され、CTRが低い場合はデザインや文章の見直しで広告効果を高めることが集客向上に役立ちます。

マーケティングオートメーション(MA)とは

顧客や潜在顧客に対して、コミュニケーション・情報提供を自動化するシステムのこと。データを活用したマーケティングの効率化や、省力化による人的リソースの有効活用につながるメリットがあります。

ささげとは

ECショップ運用時に代表的な活動の頭文字を取った略称。ビジュアルで商品の魅力を伝える「撮影」、ユーザーに的確な商品を届けるための「採寸」、文章で正確な情報と感動を伝える「原稿」とネットショップを発展させるために基本的な業務です。

ランディングページ(LP)とは

WEB広告をクリックしたときに最初にアクセスするページのことで、着陸するという意味のランディングページ、略してLPという用語をよく利用します。売り上げに直結することから、購入フォーム一体型LPやLP専門の制作業者などもあって、重要性が高まっています。

A/Bテストとは

広告や記事・ボタンや色彩などA案とB案をサイト閲覧者に提示して、実際にどちらの案が効果が高いのかを検証するテスト手法の一つ。このA/Bテストを通して採用した案で展開し、さらに次の検証を進めることでネットショップのブラッシュアップを行います。

コンテンツマーケティングとは

潜在顧客に対して魅力あるコンテンツを提供することで、集客を図りネットショップでの回遊率を高め最終的には売り上げに結び付けるマーケティング手法の一つ。
コンテンツは、記事・文章、背景にあるストーリー・商品写真・バックヤードや人物紹介など、様々な角度から作成する必要があります。

デジタルトランスインフォーメーションとは

DX(Digital transformation)とも呼ばれ、一般にはITが人の生活を向上させること、企業用語としてはテクノロジーを活用して事業を根本から変革すること、という意味で使うことが多い。

GDPRとは

EU一般データ保護規則(General Data Protection Regulation)のことで、2018年5月25日に施行されました。企業による個人データの取得について利用を規制するもので、個人データの保護を目的としています。適用範囲はEU加盟28国他、のみならず同地域に商品・サービスを販売する企業の本社も適用される可能性があります。